清水と言えば、何と言ってもこの人、小野伸二選手です。彼のすごさは、基本技術の高さにあると思います。サッカーとは、「蹴って止める」の繰り返しであると言われますが、その止める技術である「トラップ精度」はJリーグナンバーワンの「89」。Jリーグの選手の平均が約70.5なので、彼がいかに素晴らしいか分かります。 また、世界のトップクラスの選手と比べてみると、その凄さがよく分かります。マンチェスターUのルーニー選手、レアルマドリードのエジル選手、インテルのスナイデル選手らは「88」なので、小野選手の方が上回ります。 ただ「ボールを止める」。それだけで観客から歓声が上がる、そんな選手他にいないでしょう。今季は、怪我がちの小野選手に対して、ゴトビ監督は「(小野)伸二にリスクがかからないように」と大事に起用しています。もうちょっと観たいなと思う人はゲームで試してみたらどうでしょう。 J.LEAGUE LI