大雪に見舞われた首都圏では22日、鉄道の遅れや飛行機の欠航が相次ぎ、高速道路のトンネルでは立ち往生も発生。雪が降るたびに大混乱する交通網の脆弱(ぜいじゃく)さが改めて浮き彫りになった。 首都高速中央環状線の山手トンネル外回りの立ち往生は、同4号新宿線に入る西新宿ジャンクションのトンネル出口付近で発生。走行不能になったトレーラーはスタッドレスタイヤを装着し、チェーンも付けていたが、8%の急勾配を登り切れなかった。 「首都高はカーブが多いという印象が強い」(首都高速道路担当者)が、多くの路線はトンネルや高架になっており、出入り口付近などに勾配があることは見落とされがちだ。同社は今後、早期の通行止めや融雪剤などの散布方法を検証するとしている。 また、鉄道網では、主要駅で午後以降、帰宅を急ぐ利用者らで混雑。東急電鉄は午後4時ごろから渋谷駅などで入場を規制する事態になった。国土交通省や気象庁が早期の
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