J2山形の本拠地誘致 県議会で新スタジアム構想を議論 サッカーJ2山形の本拠地誘致を視野に入れた山形市の新スタジアム構想が5日の県議会予算委員会で取り上げられ、スタジアムの施設基準などを定めたJリーグのクラブライセンス制度と関連付けた質疑があった。Jリーグが同制度を厳格化した場合、山形市が構想の前提に挙げるJリーグの秋春制移行にかかわらず、J2山形のスタジアム問題が浮上しかねないとの見方が県議会で出始めており、県も情報収集を進める意向を示した。 J2山形の現在の本拠地である天童市のNDソフトスタジアム山形(県総合運動公園陸上競技場)は、クラブライセンス制度の屋根などに関する基準を満たしていない。 吉村和武氏(県政クラブ)はこの点に触れ、「(基準達成のための対策を)いつまでにやらなければならないのかが(新スタジアムの)議論の入り口になるべきだ」とただした。 広瀬渉企画振興部長は「(屋根
山形市の新サッカースタジアム建設構想を巡り、県は5日の県議会予算特別委員会で、JR山形駅西口の県有地について、面積の狭さや形状から建設地として適切でないとの見解を示した。一部に「駅前にモンテディオ山形の本拠地ができれば、観客増や経済効果が見込める」との声があったが、明確に否定した形だ。 サッカーJ1の公式試合で使えるスタジアムは、最低1万5000人が入場可能でなければならない。同委の質疑で広瀬渉企画振興部長は「1万5000席だと、スタジアムの形状は不整形になる。観客の誘導や駐車場の確保など課題も数多くある」と指摘し、「専門的見地からの精査を経ていないが、西口での建設は難しい」と述べた。 この県有地は、建設が予定される新県民文化施設の候補地。委員からは、文化施設を駅東側の県立中央病院跡地にする可能性を尋ねる質問も出た。 吉村知事は「駅西地区は文化ゾーンという位置付けの中、霞城セントラルなどと
山形市議会の予算委員会が28日開かれ、サッカーJ2・モンテディオ山形の公式戦が冬季も開催できる新スタジアムの建設構想に関する質疑が行われた。市側は構想の背景について、秋春制へシーズンが移行した場合、本拠地がNDソフトスタジアム山形(天童市)のままだと、ホームゲームが県外開催になる可能性が浮上したことを挙げた。 滝井潤副市長は、秋春制に関するJリーグでの検討状況として、「(山形は冬季に)雪のない仙台、新潟でグラウンドを借りてホームゲームを戦うことも、Jリーグは考えているとの情報が入ってきた」と言及。「モンテディオが他チームのグラウンドでホームゲームを戦わなければならないのは惨めで、経済効果も何もない」と述べた。 構想の前提となる秋春制移行については、「Jリーグでの検討結果は5月ごろに出るだろう」との見通しを示した。構想発表に伴い、凍結する方針を示したドーム型競技場の基本設計費(4100万円)
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