河北新報 東北のニュース／Ｊ１仙台ＡＣＬ戦 厳寒期 芝生青々、関係者奮闘実るＪ１仙台ＡＣＬ戦 厳寒期 芝生青々、関係者奮闘実る リーグのホーム開幕より早いＡＣＬに合わせ芝の管理に奮闘した笠井さん（左）と高橋さん サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）、Ｊ１仙台－ブリラム（タイ）が２６日、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で行われ、県内のプロサッカーシーズンが幕を開けた。仙台では異例となる２月の試合開催。管理するスタジアム関係者が厳寒期に緑の芝をよみがえらせようと、懸命な取り組みを続けてきたピッチで、両チームが熱戦を展開した。 スタジアムを管理する市公園緑地協会と日本体育施設の職員が、凍り付いたピッチを溶かす作業に着手したのは今月１５日。特に手が掛かったのは日の当たらない南側の３分の１の部分だ。土中に敷設されたヒーターを稼働させた上で芝にはジェットヒーターをあて、凍ったピッチを溶かした。 想定外だったのは先週末の大寒波。試合前々日の２４日から芝を覆っ
