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ブックマーク / www.kobe-np.co.jp (61)

  • 能登半島地震、ボランティアの数少なく 自粛や「SNSでたたかれる」萎縮する人も 1カ月で2739人、阪神・淡路は62万人

    神戸新聞ホーム 社会

    能登半島地震、ボランティアの数少なく 自粛や「SNSでたたかれる」萎縮する人も 1カ月で2739人、阪神・淡路は62万人
  • 世界遺産「第1号」同士が姉妹城へ 姫路城とポーランド・バベル城 「平和の城」戦禍免れた歴史に共通点

    初の世界文化遺産に登録され、今月に30周年を迎えた国宝姫路城(兵庫県姫路市町)は、1978年に世界第1号の一つに選ばれたポーランド「クラクフ歴史地区」の代表的な構成資産である「バベル城」と姉妹城提携を結ぶ。二つの城はいずれも第2次世界大戦の戦禍を免れており、観光に加え、平和交流も進める。(井上 駿) バベル城は同国の旧首都クラクフにあり、旧王宮や、歴代国王の戴冠式が行われた大聖堂などを備える。中世の建造で、14世紀ごろから繰り返された大規模な増改築により、ゴシック、ルネサンス、バロックなどさまざまな様式の建造物が現存。内部は博物館として公開されている。 クラクフはホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を描いた映画「シンドラーのリスト」の舞台として知られるなど、戦争の影が濃い都市だが、激戦地となった同国の中では奇跡的に戦禍を被らなかった。姫路城も、姫路市街地が焼け野原になった1945年7月の

    世界遺産「第1号」同士が姉妹城へ 姫路城とポーランド・バベル城 「平和の城」戦禍免れた歴史に共通点
  • 採石場で強制労働、日本人捕虜1600人が犠牲 知られざる「モンゴル抑留」 跡地に資料館が開設

    終戦時に旧ソ連の捕虜となった日の軍人、軍属などの一部はシベリアを経由してモンゴルに送られ、2年間、首都ウランバートルの建設などに従事させられた。だが約1600人が亡くなったとされる強制労働の事実を知る人は、日でもモンゴルでも数少ない。「歴史の空白」に衝撃を受けたモンゴル人男性が私費を投じてゆかりの地に資料館を開設し、無料公開している。現地を訪ねた。 (論説顧問・三上喜美男) 資料館の名称はひらがなで「さくら」。遊牧民のテント式住居ゲル内に、当時の写真、強制労働で使われた建設資材、書籍など数十点を展示している。首都郊外の丘陵地に昨年8月、オープンした。 開設したのはウルジートグトフさん(46)。国立公文書館に通って建設作業などの写真を集め、使用されたれんが、工具なども収集した。展示品には日語とモンゴル語で説明文を付している。 「さくら」の場所は広さ約1ヘクタールの旧採石場の一角で、日

    採石場で強制労働、日本人捕虜1600人が犠牲 知られざる「モンゴル抑留」 跡地に資料館が開設
  • 全国のお城ファン集まれ! 9月中旬「エキスポ」、姫路で初開催 世界遺産登録30年記念

    まちに城がある全国の自治体や観光協会が集まり、観光情報などを発信するイベント「特別版お城EXPO(エキスポ)in姫路」が9月16~18日、兵庫県姫路市神屋町のアクリエひめじで開かれる。12月に世界遺産登録30年を迎える国宝・姫路城(同市町)の魅力をパネルなどで紹介。専門家の講演や、姫路ふるさと大使の桂米團治(よねだんじ)さんの落語を楽しめる「厳選プログラム」も催される。(田中宏樹) イベントは、城郭文化の振興やお城ファンの交流のため、2016年から横浜市で開催。姫路城の節目を記念し、初めて姫路で開く。今回は市町や観光協会、企業など約50団体がブースを出展する。 優美な姿から「白鷺城」とも呼ばれる姫路城の特徴をはじめ、昭和や平成の大修理で使った道具などを紹介。自治体や観光団体などが出展するブースでは「御城印」やグッズなどが販売され、全国の城を巡ったような気分を味わえる。 「厳選プログラム」

    全国のお城ファン集まれ! 9月中旬「エキスポ」、姫路で初開催 世界遺産登録30年記念
  • 身近なお寺へ、境内に手作りバスケコート 15世紀建立の古刹・瑞雲寺「フリースロー大会」も 丹波

    山あいの古刹(こさつ)に白線で手描きされたバスケットボールのコート-。兵庫県丹波市青垣町東芦田にある曹洞宗瑞雲寺が、境内にバスケットボールができるスペースなどを設け、地域の子どもらに開放している。法要や参拝だけでなく、遊びや憩いの場にもなる「身近なお寺」を目指す。スポーツやダンス、音楽ライブなども受け入れ、交流の輪を広げていきたいという。(秋山亮太) 同寺は1441年、小室城の芦田八郎金猶が、一族や主筋にあたる細川満元を弔うために建立したとされる。安土城や姫路城などで知られ、寺院では珍しいという「穴太積み」の石垣が見られる寺でもある。 境内を子どもが遊びに来られる場所にする取り組みは、4、5年ほど前から続けている。「『寺子屋』と呼ばれ、学び、遊ぶ所だった環境を大切にしたい」という渡辺俊明(しゅんみょう)住職(73)、崇俊(そうしゅん)副住職(36)の考えで、車庫だった小屋に卓球台を置くこと

    身近なお寺へ、境内に手作りバスケコート 15世紀建立の古刹・瑞雲寺「フリースロー大会」も 丹波
  • 高砂の「竜山石」、米国で高い評価 現地の庭園工事に提供 専門家「建築分野で可能性秘めた素材」

    兵庫県高砂市特産の高級石材「竜山石」が、米国で高い評価を受けている。サンフランシスコ市のゴールデンゲートパークにある日庭園の改修工事に採用され、5月末から高砂市の職人による設置作業が行われた。現地の専門家は「建築分野で可能性を秘めた素材として、米国でも関心が集まっている」と話す。(笠原次郎) 米国で竜山石が使われているのは、高砂市出身の建築家八木健吾さん(37)=加古川市=の貢献が大きい。古来、古墳の石棺や姫路城の石垣などに使われてきたが、その価値が広く知られていないことに奮起。高砂商工会議所の補助金を受け、2022年秋にPRのために竜山石を米国に船便で送り、サンフランシスコ市に渡った。 八木さんを米国に招いたのは、全米で日庭園を手がけるオレゴン州の造園家栗栖宝一(くりすほういち)さん(84)。知人を介して八木さんと知り合い、竜山石の風合いを気に入った。同パークのリニューアル工事に竜山

    高砂の「竜山石」、米国で高い評価 現地の庭園工事に提供 専門家「建築分野で可能性秘めた素材」
  • ゲイカップルが神社で結婚式 多くが断る中、尼崎の神社が受け入れ 宮司「多様な神様がいる」

    兵庫県尼崎市にある尼崎えびす神社で来月、ゲイカップルの神前結婚式が開かれる。古くから男女結婚を前提としてきた神道。複数の神社関係者によると、同性同士の挙式については古事記の神話など「信仰上の理由」を背景に断るケースが大半を占めているが、「伝統は変容するもの」と受け入れる神社も出てきている。 LGBTQなど性的マイノリティーへの対応を巡っては、2022年6月、神社庁を母体とする政治団体・神道政治連盟(神政連)が差別的な内容の文書を自民党員に配っていたことが問題化。神道としても向き合い方が問われている。 神社関係者によると、同性の神前結婚式を受け入れる神社はごく少数に限られているという。 神社庁に取材を申し込むと、期日までに回答はなかった。県内外の約10神社に可否を聞くと、大半が「受け入れていない」と答えた。 一方で「今後どうするかは、神社界全体の問題」とする神職もおり、東京都の明治神宮

    ゲイカップルが神社で結婚式 多くが断る中、尼崎の神社が受け入れ 宮司「多様な神様がいる」
  • マンホールのふた“そのまま”せんべいに 手焼きの老舗が考案、明石駅前で限定販売

    手焼きせんべいの老舗、富士の山菓舗(兵庫県明石市町1)が、同市のマンホールのふたをデザインした「明石まんほぉる煎(せんべい)」を作った。明石駅前のあかし案内所で土産品として限定販売されている。考案した同店6代目の原田岳秋さん(34)は「明石にこんな面白いせんべいがあるんやと、クスッと笑ってべてもらいたい」と話している。(松寿美子) 同店は1856(安政3)年に創業。「富士せんべい」の名で親しまれる。まんほぉる煎を作ったのは、原田さんが子午線や市立天文科学館が描かれた下水道のマンホールのふたを市内で見たことがきっかけ。「ふたもせんべいも丸い。焼かなあかん」と思い立ち、市に相談。「興味を持ってもらえてうれしい」と快諾されたという。 せんべいは、創業当時のレシピを再現した卵せんべいで、ほんのり甘みのある生地にすりごまをたっぷり練り込んで焼き上げられている。「細かな線も焼き付けられ、いい

    マンホールのふた“そのまま”せんべいに 手焼きの老舗が考案、明石駅前で限定販売
  • 神戸海星女子学院大、24年度以降の募集停止 公式HPで発表 18歳人口の減少など理由に「苦渋の決断」

    神戸海星女子学院大学(神戸市灘区)は17日、閉学を前提に2024年度以降の学生募集を停止すると公式ホームページで発表した。18歳人口の減少などにより、継続した定員充足が極めて困難と判断し「苦渋の決断に至りました」と記した。 ホームページによると、在学生が卒業するまでは現在の教育環境を継続し、進路・就職支援を行うという。学校法人海星女子学院が持つ幼稚園、小中高校は健全に運営しており、今後も変わらず教育に力を尽くすとした。 同法人が12日に理事会を開いて決定。入学定員確保に苦慮してきた理由として、女子の実学、共学、大規模校志向など社会情勢の変化を挙げた。在校生や保護者、高校などの関係者には14日付で文書を発送しており、在学生や保護者には後日、説明会を開くという。 神戸海星女子学院大は現代人間学部に英語観光学科、心理こども学科の2学科がある。同法人は1951年に設立し、小中高校を設置。55年に短

    神戸海星女子学院大、24年度以降の募集停止 公式HPで発表 18歳人口の減少など理由に「苦渋の決断」
  • 神戸空港と三宮直結、新地下鉄構想 国際便の就航を見据え、市が需要やルート調査へ

    神戸市が神戸空港と都心・三宮を結ぶ地下鉄新線の整備を検討していることが同市への取材で分かった。国際化が決まった同空港は、2030年前後の国際定期便の就航で国内外の利用客増が見込まれるほか、周辺の臨海部への企業進出によって開発が加速することも想定。都市部に近く便利な国際空港としてアクセス強化が必須とみて、23年に需要調査に乗り出す。 ■年間旅客数、過去最高の2倍以上 市は、神戸空港に国際定期便が就航した際の年間旅客数を約700万人(国際線約190万人、国内線約510万人)と予測。国内線のみで過去最高だった19年(329万人)の2倍以上になると見込む。 このため、空港に乗り入れるポートライナーの乗客が1日当たり約5千人増えると試算。今でも混み合う通勤通学のラッシュ時間帯を中心に混雑の解消が必要となる。さらに空港周辺の土地活用が進めば、鉄道需要が大きく高まるとみる。 空港島には84・8ヘクタール

    神戸空港と三宮直結、新地下鉄構想 国際便の就航を見据え、市が需要やルート調査へ
  • 震災「遺物」に触れ、防災に思いはせて 缶詰、水のいらないシャンプー…避難所の千点以上活用 ひとぼう

    人と防災未来センター主任研究員の(左から)正井佐知さん、林田怜菜さん、高原耕平さん。段ボール箱には、避難所で使われた生活用品などが入っている=神戸市中央区脇浜海岸通1、同センター 缶詰、水のいらないシャンプー、小型ヒーター。阪神・淡路大震災の避難所で使われていた物を直接手に取り、当時に思いをはせる体験型講座に「人と防災未来センター」(神戸市中央区)が取り組んでいる。名付けて「さわる、そっからかんがえる」。22日に同センターなどで始まる「第7回防災推進国民大会」(ぼうさいこくたい)でも開催する。(井川朋宏) 講座は研究員らがグループをつくり、今年3月に始まった。1995年の震災で2千人以上の避難者を受け入れた鷹取中学校(神戸市須磨区)の保存品千点以上を譲り受けて活用。中身は缶詰やインスタント品、水のいらないシャンプー、海藻せっけん、小さな箱形の電気ヒーターなどさまざまだ。 参加者は、それら

    震災「遺物」に触れ、防災に思いはせて 缶詰、水のいらないシャンプー…避難所の千点以上活用 ひとぼう
  • 明石でなぜ「きしめん」? 玉子焼に負けない隠れソウルフード 始まりはスパゲティ専門店

    兵庫県の明石の庶民の「ソウルフード」の代表格と言えば玉子焼(明石焼)だが、隠れた逸品が「きしめん」だ。明石駅前にある創業55年の専門店「都きしめん」には毎日午前11時になると、人が吸い込まれるように入っていく。きしめんと言えば、愛知県のご当地グルメではなかったか。一体なぜ、明石できしめんなのか。(松寿美子) 明石駅構内の商業施設「ピオレ明石」東館にある都きしめん店。透き通った黄金色のだしに沈む、薄く平らな麺。箸でつまみ上げて口に運べば、ツルツルッと軽やかなのどごし。店内は年配の夫婦や小さな子ども連れの家族らでにぎわっている。 地元の人たちにその魅力を聞いた。 70代の団体職員男性は「だしにトッピングの花がつおの味が合わさって漂う香りが何とも言えない。明石で勤務していた20代、ほぼ毎日べた。と出会ったのもその頃」。青年期の甘酸っぱい思い出とともに熱っぽく語る。 幼少期から親しんでいた

    明石でなぜ「きしめん」? 玉子焼に負けない隠れソウルフード 始まりはスパゲティ専門店
  • 全国のおもしろマンホール展示 人気アニメや恐竜のデザインも

    (右上)池上さん夫婦が静岡市で撮影したアニメ「ちびまる子ちゃん」のデザインマンホールふた(左上)尼崎市の尼崎城(右下)全国80%の恐竜化石が見つかっている福井県勝山市で(左下)鳥取県境港市のねずみ男 (右上)大阪府豊中市で発見されたワニの化石のキャラクター「マチカネワニ」(左上)鳥取県北栄町にある名探偵コナン(右下)高知県で撮影したアンパンマン(左下)丹波市の丹波竜 全国各地のユニークなデザインのマンホールふたを紹介する企画展が、川西市郷土館(兵庫県川西市下財町)で開かれている。地元の名産や歴史、アニメのキャラクターなどを多彩に施したふたの現物、写真のほか、マンホールふたの製造方法を解説したパネルが展示されている。29日まで。(久保田麻依子) 全国のデザインマンホールふたを撮影する大阪府豊中市の池上修さん・和子さん夫の協力を得て、同館が2018年から企画展を開催。池上さん夫は約20年か

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  • 人工呼吸器、暗に断念迫られ コロナで死亡の高齢男性

    「助かっても一生、人工呼吸器につながれるかもしれません」と暗に呼吸器の断念を迫られたこともあったという女性=30日午後、兵庫県内 リハビリのため大阪府内の病院に入院中だった80代の父親を、新型コロナウイルス感染により今月16日に亡くした兵庫県阪神地域の50代女性が30日、神戸新聞社の取材に応じた。重症者病床が逼迫(ひっぱく)する中、女性は人工呼吸器を父親に使うかどうか、病院側から7回も問われた。「年齢もお高い」と暗に断念を迫られたことも。「私が『要らない』と言えば、父は死ぬ。元気だった父がコロナになり、人工呼吸器を使うことはそんなに悪いのか」と声を震わせた。(霍見真一郎) 欧米では、人工呼吸器をどの患者に優先的に使うかという議論が起きたが、日ではこうした「順序付け」を行政は否定していた。 女性の父は大阪府在住。認知症のを7年ほど介護していたが、今年3月にが施設に入ってからは1人暮らし

    人工呼吸器、暗に断念迫られ コロナで死亡の高齢男性
    jakuon
    jakuon 2021/01/01
    この女性が怒るのはまあわからんでもないけど、それにマスコミが安直に乗っかってしまうのは如何なものか。
  • 姫路城下の町家、買い取って保存を 地域の住民が試み

    世界文化遺産・国宝姫路城の城下町に古くから残る町家を残そうと、地域の住民が買い取って保存しようとする試みを始めた。城周辺は遺産に指定された際、景観保護のため設定された緩衝地帯(バッファゾーン)だが近年、所有者の高齢化などから取り壊される町家が相次ぐ。日文化の象徴として価値を見直し、売買を通じて受け継ぐシステムづくりを目指し、出資者らを募っている。(井原尚基) 保存活動が始まった町家は、兵庫県姫路市堺町の旧但馬街道沿いにある「尾上市平(おのえいちべえ)家住宅」。江戸初期に創業した金物商の旧家で、約490平方メートルの敷地に約200平方メートルの建物がある。指定文化財ではないが、市史は主屋について「19世紀初期の上層商家の平面機構の一端を知る遺構として注目される」と評価する。 住人だった男性が亡くなった後、建設業者が買い取った。解体してマンションを建設する計画があり、保存のためには数千万円で

    姫路城下の町家、買い取って保存を 地域の住民が試み
  • 旧姫路モノレール「土木遺産」に 歴史的価値に評価|姫路|神戸新聞NEXT

    1966年の姫路大博覧会に合わせて開業し、姫路駅(兵庫県姫路市)と手柄山を結んだ旧姫路市営モノレールの車両や駅舎が、土木学会の「選奨土木遺産」に選ばれた。赤字経営から8年で現役を終えたものの、「日初の市営モノレール」として歴史的価値が評価された。 選奨土木遺産は文化歴史的価値がある土木施設を後世に残すことを目的に、2000年に全国で認定が始まった。同県内ではこれまでに、阪神・淡路大震災で被災した阪神高速道路の構造物群(神戸市)や、JR山陰線の旧余部鉄橋(同県香美町)などが選ばれている。 博覧会計画当時の姫路市は慢性的な渋滞が課題となっており、市は会場輸送を目的にモノレールの導入を決めた。営業路線は1・6キロのみだったが、南は飾磨、北は姫路競馬場付近までの延伸計画や、姫路駅から名古山を経て書写に至る新路線の構想もあった。 しかし、博覧会後は利用客が激減。今の値段に換算すれば千円ほどという

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  • 神戸新聞NEXT|総合|「お城の動物園」移転検討へ 姫路市が候補地選定、29年度に開業方向

    世界文化遺産・国宝姫路城の天守閣に隣接し、存廃の議論が続いていた姫路市立動物園(兵庫県姫路市町)について、有識者でつくる専門部会が18日までに、「移転が適当」とする報告書案をまとめた。市はこの方針に沿って候補地の選定を進め、2029年度にも新施設を開業する方向で検討を始める。「お城の動物園」として長く親しまれてきたが、国の特別史跡内にあるため施設改修などで制約が多く、飼育環境の悪化が課題となっていた。(小川 晶) 市によると、報告書案では22年度に移転先を選び、24年度に整備計画を策定するスケジュールも示されている。 同園は約70年前の1951年に開業し、天守閣の南東側約3ヘクタールの敷地で102種(2019年4月時点)を飼育する。姫路城を望むという好立地もあり、2014~18年度には平均で年間約48万人が入園。同規模の動物園に比べて高い集客力を誇る。 一方、一帯は文化財保護法に基づき、

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  • 神戸新聞NEXT|総合|朝来の竹田城跡、10日から閉山 5月6日まで

    緊急事態宣言を受け、兵庫県朝来市は国史跡・竹田城跡(同市和田山町竹田)を10日~5月6日、閉山する。城跡につながる登山道4の門扉を閉める。10日からとした理由について市観光交流課は「周知する時間が必要」と説明。同城跡では4月から観光客が激減していた。(竜門和諒)

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  • 神戸新聞NEXT|姫路|姫路城や姫路駅周辺の喫煙所7カ所廃止 23日から

  • 神戸新聞NEXT|総合|廃止された鉄道路線の“遺構” 大震災の復旧に貢献

    阪神・淡路大震災で神戸・阪神間の鉄道は甚大な被害を受けましたが、その復旧に廃止された路線の“遺構”が貢献したエピソードを紹介します。 阪急電鉄神戸線の王子公園駅(神戸市灘区)の東側。線路が川をまたいでいますが、その東岸に複線分の橋台が残っています(画像)。現在は保線基地として使われているのでしょうか、線から分岐した2の線路が敷かれていますが、これが1920(大正9)年に開通した阪急神戸線の“遺構”です。 当時の神戸側の終点は三宮ではなく、王子公園の西側に位置する上筒井でした。上筒井で神戸市電に接続していました。36(昭和11)年に高架での三宮乗り入れが実現し、上筒井までの路線は支線としてひっそりと残りましたが、40(昭和15)年に廃止となりました。 この“遺構”が注目を集めたのが、震災で寸断された阪急神戸線の西宮北口駅以西を部分開通させるための復旧作業でした。当時の神戸新聞の記事による

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