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2020年1月8日のブックマーク (9件)

  • 米イラン緊迫化、海上自衛隊の護衛艦「中東派遣」は正しい選択だ

    <護衛艦の派遣は安全保障に関わる問題でより大きな役割を果たしていこうとする安倍政権の一貫した取り組みの一部。イラン革命防衛隊のスレイマニ司令官暗殺の影響と、日も無縁ではない> 日は2月初旬から、アラビア海の一部を含む中東海域の公海に自衛隊の護衛艦を派遣すると発表した。武力行使につながる可能性がある独自行動の一環として、日近海を越えて「海軍」を派遣するのはおそらく戦後初だろう。中東地域の緊張が高まっている事態を受けた決定だが、安倍首相はこのときのために少しずつ準備を進めてきた。 アメリカは1月3日、バグダッド国際空港にドローン攻撃を仕掛け、イラン革命防衛隊のカセム・スレイマニ司令官を殺害した(誌1月14日号の32ページに関連記事)。この暗殺でアメリカとイランの対立は新たな局面に突入する。 これまではイランの代理勢力がイラクとシリアでアメリカ側の人員を襲い、アメリカが報復するというパタ

    米イラン緊迫化、海上自衛隊の護衛艦「中東派遣」は正しい選択だ
  • 「現代最強の経済学者」スティグリッツの挑戦状

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    「現代最強の経済学者」スティグリッツの挑戦状
  • 焦点:米シェール革命が塗り替える世界の「石油勢力図」

    2月9日、シェール革命によって石油輸出を急拡大する米国は、世界の石油勢力図を根的に塗り替えつつあるようだ。写真は米オクラホマで2016年、原油貯蔵タンクにつながるパイプライン(2018年 ロイター/Nick Oxford)

    焦点:米シェール革命が塗り替える世界の「石油勢力図」
  • 中国に拘束された香港の書店主、いま台湾へ

    2015年に香港で起きた「銅鑼灣書店」関係者失踪事件から4年が過ぎた。拘束先の中国から香港へ戻り、中国の指示に背いて告発の記者会見を開いた元店長の林栄基は、台北に居を定め、書店の再建を目指し準備に奔走していた。 表情が明るいですねと私が言うと、当たり前だ、という感じで、にっこりと笑った。 「香港に戻った後も、ずっと気分が苦しかった。台湾に来てから、尾行にも気を付けなくてよくなった。書店がやっと再開できそうだ。ずっと物件を探していて、やっといいところを見つけたんだ。まずそこに行こう」 連れていかれた新しい書店の予定場所は、台北市の繁華街にあたる南京西路沿いの雑居ビルの10階にある。エレベーターから出て、一番奥の左側にある100平方メートルぐらいの部屋だ。カギを開けて入ると、部屋には何もなく、床に何もの線と文字が書き込んであった。棚の配置との種類を、徹底的に考えているのだという。 林栄基

    中国に拘束された香港の書店主、いま台湾へ
  • 見過ごされていたイスラム原理主義者によるテロ攻撃の兆候

    サウジ軍将校に射殺された米兵の遺体(12月8日、デラウェア州) MARK MAKELA/GETTY IMAGES <米軍基地で銃撃を行ったサウジ空軍将校、パリ警察部内で暴れたイスラム教徒の警察職員──原理主義者によってジハードが行われる前には共通するシグナルがあった> 2019年12月、21歳のサウジアラビア空軍将校が飛行訓練を受けていたフロリダにある米軍基地で銃撃を行い、3人が死亡するという事件が発生した。将校は警察によって射殺され、FBIはテロ事件と断定した。 この事件は、10月にフランスのパリ警察部内で発生した警察職員による襲撃事件(4人死亡)を想起させる。両事件には、容疑者が共にイスラム教徒であり、治安を守る立場にありながら、軍と警察という自らが属する組織の施設内で仲間を殺害したという共通点がある。 もう一点重要なのは、両容疑者には犯行に先立ち、さまざまな「兆候」が見られたこと

    見過ごされていたイスラム原理主義者によるテロ攻撃の兆候
  • 平和を望むなら戦争に備える心構えを 今の日本に必要な「17条憲法」の教えと和の文化の再構築 | JBpress (ジェイビープレス)

    英国をはじめヨーロッパ各地の移民問題に端を発した混乱、あるいはトルコから中東に至る地域での世界最大の国を持たないクルド民族の動向を巡って最近ゴタゴタが続いている。 また、米中の覇権争いはますますエスカレートしており、世界全体がキナ臭い状況である。 そして、我が国にとっての重大な関心事である東アジア情勢を見ると、中国共産党はチベット・ウイグル・南モンゴル人への残虐な弾圧政策・香港での強硬な制圧に加え、台湾にも干渉の度を上げている。 さらに、無謀な拡張主義によって、南シナ海だけでなく、我が国固有の領土である尖閣諸島近海・領海への度重なる侵犯を常態化させている。いわゆる『キャベツ戦略』を進めている。 竹島や北方領土の不法占領を続ける韓国ロシア、ますます悪化の度を増している日韓問題の軋轢に至っては収拾する見通しが全くない。 一方、日国内の状況を見ると、近年我が国の民族文化史上でこれまであまり経

    平和を望むなら戦争に備える心構えを 今の日本に必要な「17条憲法」の教えと和の文化の再構築 | JBpress (ジェイビープレス)
    judgeer
    judgeer 2020/01/08
  • イラン革命防衛隊司令官の死が示す「ゲームのルールチェンジ」

    謹賀新年、年もよろしくお願い申し上げる。今年は正月早々、中東で大事件が起きた。来なら「2020年に何が起きないか」でも書くところだが、今回は、米軍無人機が1月3日、バグダッド国際空港近くでイラン革命防衛隊コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官らを殺害した事件を取り上げたい。 邦有力紙の初動は鈍かった。「米軍、イラン革命防衛隊幹部を空爆で殺害」なる見出しに緊迫感はなく、「コッズ」部隊なる語もプロではない。正確には「クドゥス(アラビア語でエルサレム)」だろう。それはともかく、事件第一報に接して感じた衝撃と懸念を筆者は忘れない。一つ間違えば、大戦争にもなりかねないからだ。外務省中東屋としてソレイマニ殺害の重大さはよく分かる。 米国の反トランプ派は「この暗殺で米イラン関係が戦争状態になった」とドナルド・トランプ米大統領の判断を批判するが、果たしてそうだろうか。両者が相互に誤算したことだけは間

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  • 従順なマカオでさえ逃れられない北京のくびき、香港の憂鬱:日経ビジネス電子版

    中国は、返還20周年を迎えたマカオを、香港が模範とすべき“優等生”と評価する。マカオはカジノで世界有数の富裕都市となったが、住民はその恩恵を実感できず、政治的な締め付けも厳しい。こうしたマカオの現状は、中国が望む一国二制度の真の姿を香港や台湾に示している。 アジアの主要な金融センターである香港の、珠江の河口を挟んだその対岸にマカオ(澳門)がある。中国共産党はこの都市を、香港の危機を終わらせるモデルとなる存在と考えている。 マカオはかつてポルトガルの植民地で、約20年前の1999年12月に中国に返還された。中国政府のある高官は2019年12月3日、マカオは「中央政府の精神」を理解しているとたたえた。裏返せば、香港はその精神を理解していないというわけだ。香港では、民主派による抗議デモが何カ月も続いている。デモはしばしば暴徒化しがちだ。 経済はカジノと土に依存 香港とマカオは、表面的には共通す

    従順なマカオでさえ逃れられない北京のくびき、香港の憂鬱:日経ビジネス電子版
  • イラン司令官殺害で衝撃の幕開け…この世界は一体どこへ向かうのか(篠田 英朗) @gendai_biz

    ソレイマニ司令官殺害で幕を開けた2020年 2020年は、アメリカが遂行したイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官の殺害作戦で幕を開けた。 現地時間の1月3日にイラクのバグダッド空港で行われた標的攻撃では、イラクのイスラム教シーア派(Shiite)武装勢力の連合体「人民動員隊」に属する親イランで知られるシーア派民兵組織「カタイブ・ヒズボラ」(神の党旅団)の指導者のアブ・マフディ・ムハンディス氏も同時に殺害された。 年末から1月1日にかけて、イラク首都バグダッドでは、アメリカ大使館が「カタイブ・ヒズボラ」の旗を掲げた抗議デモの暴徒によって襲われていた。12月29日にアメリカ軍が「カタイブ・ヒズボラ」のイラクとシリアの拠点5カ所を報復空爆したことへの抗議デモであった。 アメリカの攻撃は、12月27日にイラク北部キルクークに近いイラク軍基地が攻撃された際、米軍関係者が犠牲となったことへの対

    イラン司令官殺害で衝撃の幕開け…この世界は一体どこへ向かうのか(篠田 英朗) @gendai_biz