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チジキノギャクテン 2019年2月20日発売 定価:2,750円(税込み) ISBN 978-4-334-96226-5 ノンフィクション、学芸 判型:四六判ソフト 地磁気の逆転地球最大の謎に挑んだ科学者たち、そして何が起きるのかアランナ・ミッチェル/著 熊谷玲美/訳 地球は巨大な磁石だ。コンパスの「N極」は北を、「S極」は南を指し示す。だが近年の研究により、地球ではこれまで何度も磁極の逆転(N極とS極の入れ替わり)が起こっていたこと、そして、前回の逆転から78万年経過したいま、近い将来に次の逆転が起こることかもしれないことが明らかになっている。 地球も磁場は、人間い正しい方角を教えてくれるだけでなく、宇宙から降り注ぐ有害な宇宙線から生命や文明を守ってもいる。何百年も続くと言われる磁極の逆転プロセスでは、地球の磁場が弱まり、宇宙線被爆によって甚大な被害が出るという。生体や遺伝子への影響のみ
4件の罪で起訴されていた元日産会長、カルロス・ゴーン氏(65)が日本を密出国したのは昨年末のことだった。この逃亡劇は、日本国内は元より世界中でニュースとして報じられ、衝撃を与えているが、私は冷ややかだ。 ゴーン氏の犯罪内容を知悉した私は自著『金融ダークサイド』(講談社)でその悪質性を詳細に分析しており、そのことが実証されたに過ぎないと考えているからだ。犯罪者が罪から逃亡するために犯罪を重ねるのも、暗黒街の日常だ。 むしろ興味深かったのは「ゴーン事件」を試薬として、浮かび上がったいくつかの問題だった。黒い国際金融の実務者だった私が、ゴーン氏の暗い未来を交えながら明らかにしたい。 浮かび上がる「ドス黒い欲望」 2019年12月30日、日産トップの立場を余すことなく利用して私腹を肥やしたゴーン氏がレバノンに密出国した。ゴーン氏は、以下の4件の罪で東京地検特捜部によって起訴されている。 ・2010
MMTについて否定的見解を述べると、たくさん批判を受けたのだが、その言い分を見ていると、なぜかみ合わないのか、だいたい論点がわかってきた。 MMT論者はとにかくメカニズムのことだけを語っている。 通貨の存在そのもの国家の負債であり、「自国通貨を発行できる国の財政は破綻しない」という理屈だ。...
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