2014年社会情報学会大会発表資料+補足説明。 FacebookのシェアやTwitterのリツイート等でのニュース接触が政治的態度や政治的知識にどのような効果があるか分析した。Read less
名称や領域、代表者名、報告書・論文のタイトルなどから、SRDQに収録されている社会調査を検索することができます。
都知事選を機に世論調査についての俗説がまた流れているので、被害者が増えないようにここで議論をまとめておきたい。 世論調査の数字に手が入れられている? 俗説の流布元は、次の記事である。 「大手マスコミの世論調査が信用できないこれだけの理由(週プレNEWS)」(リンク先は阿修羅掲示板にコピーされたもの。) 同記事は配信元の週刊プレイボーイのウェブサイト、配信先のヤフー等からはすでに削除されている。元記事はリンク先の最後にあるように紙の雑誌に掲載されている。 この記事で元毎日新聞記者であった鳥越俊太郎氏は次のように述べている。 「僕が新聞記者時代は世論調査といえば、面接方式だった。どんな山の中だろうと雪の中だろうと、行って面接して集計していた。例えば総選挙では各選挙区を回って集められた調査結果は、東京にある新聞社の選対本部に送られる。ところが、その数字に政治部などが取材した情報を“加味”
大学生意識調査プロジェクト FUTURE2013 大学生の「ゆとり教育」に関する意識調査 NEWS RELEASE 大学生に、自身が受けてきた「ゆとり教育」制度は良かったか聞いたところ、「良かった(計)」 「良くなかった(計)」と回答した人はそれぞれ約5割で(図表A)、良かった理由の上位は「勉強以 外の経験や自分のしたいことができたから」「休みが増え、自分の時間ができたから」「勉強量が少な く、楽に勉強できたから」となり(図表B)、良くなかった理由の上位は「学習時間が減ったことで一 般常識や学力が低下したから」「『ゆとり』といわれ、他の世代にバカにされるから」という結果とな りました(図表C)。これらのことから、現在の大学生にとって「ゆとり教育」の評価は意見が二分し ていることがわかります。 11 2013年12月9日 公益社団法人東京広告協会 「ゆとり世代」に大規模調査! 『“ゆとり”
毎日新聞世論調査で聞いた重視する政策と、ほぼ同時期にツイートされた政策テーマを比較した。世論調査では6%だった原発がツイート数ではトップに。このズレが意味するものは… 毎日新聞と立命館大(西田亮介特別招聘(しょうへい)准教授)は30日、参院選へ向けたネット選挙共同研究の一環として、電話による全国世論調査とツイッター利用者の投稿(ツイート)内容を比較した。参院選で重視する政策を世論調査で聞いたところ、回答者の32%が「年金・医療・介護・子育て」を選び、「景気対策」が25%。ツイッター上では「原発」「震災・復興」への関心が高く、世論調査結果と「ネット世論」のズレが浮かび上がった。【石戸諭】 共同研究では参院選で議論されそうな政策テーマを中心に50のキーワードを設定し、28、29両日、「NTTコム オンライン」社の分析ソフト「バズファインダー」でツイッター上のつぶやき数を集計した(1000未満切
政党名とともに話題にされた政策テーマをグラフに落とし込んだ。「原発」や「震災・復興」というツイートが集中したテーマが政党との関連が弱いことが明らかに。 参院選で議論されそうな政策テーマについて、ツイッターの利用者はどんなつぶやきをしているのか。毎日新聞と立命館大が参院選の公示を前にスタートさせたネット選挙の共同研究では、「原発」と「震災・復興」への関心が高い一方、これらのキーワードが特定の政党に関連づけてつぶやかれることは少なく、ネット上の関心と政党側の発信がかみあっていないことがうかがわれた。 ツイッター利用者のつぶやき集計には「NTTコム オンライン」社の分析ソフト「バズファインダー」を使用。政策テーマなど50のキーワードを設定し、6月21〜26日の6日間のつぶやき数や、同時につぶやかれた関連語を調べた。 「原発」についてつぶやいたツイート数は26万9000件で、「震災・復興」「憲法・
都議選についての個人的な注目点は、現在の安倍自民党の世論調査に見られる数値上の「好調さ」がどの程度選挙結果に反映されるかである。2012年衆院選では、自民党は議席数では大勝を収めたものの、得票数などのデータは大敗を喫した2009年に比較しても悪化していた。有権者のうち比例区で自民党に投票した割合(絶対得票率)は17%以下であった。その後、株価の上昇等に代表される景気の気の部分の向上もあり、安倍内閣と自民党の支持率は高く推移している。 しかし、世論調査結果と選挙結果は単純にリンクするものではない。また内閣支持率は、政党支持が流動化している現在では乱高下しやすい状況にある(『「政治主導」の教訓』所収の拙稿参照)。世論調査だけでなく、実際の選挙結果でも、安倍自民党の支持が着実に浸透しているのかどうか、2012年衆院選で示された有権者からの不人気ぶりが、本当に変化したのかどうかが知りたいポイントで
トップページ > 中央調査報 > 「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)2012」にみる「不安社会」日本と「大人になること」の難しさ ■ 「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)2012」にみる「不安社会」日本と「大人になること」の難しさ 石田 浩(東京大学社会科学研究所・教授) 有田 伸(東京大学社会科学研究所・教授) 田辺 俊介(早稲田大学文学学術院・准教授) 大島 真夫(東京理科大学理工学部教養・専任講師) 東京大学社会科学研究所が継続して実施している「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)」の第6ウエーブ(2012調査)の基礎的な集計と分析をまとめたものである。2つの大きなテーマについて集計・分析を行った。第1は、日本の格差社会の現状とひとびとの格差や希望に関する意識の6年間の変遷について明らかにした。第2のテーマは
エロマンガに登場する「登場人物の身体パーツ出現率」を分析したところ、「序盤では顔を出していた男性が、中盤以降は性器と交代する」という法則が明らかになったそうです。な、なんだってー! これは「ニコニコ学会」ブース内のポスターセッションコーナーで発表されたもの。グラフを見ると、序盤から終盤へ進むにつれて性器の出現頻度は高まり、それと反比例するように男性の顔の出現頻度は下がっていきます。面白いのは、女性の場合最後まで顔の出現頻度は高いままということ。発表者の牧田翠さんはこの興味深いデータについて、「性器があれば男性キャラの顔など必要ないということでしょうか」「表情などの人間らしさよりも『性器である』ことが求められる寂しさが男性にはあるのでは」と分析しています。 「ここに病院を建てよう」ばっかりじゃねーか! 牧田さんはほかにも、物語前後で男女の関係がどう変化したか、男視点か、女視点かという「視点」
社会学研究者やその近接分野の研究者から、いわゆる「マルチレベル分析」についてよく似た質問をよく受けるようになったので、簡単な見解を示しておくことにする。 心理学や社会学でマルチレベル分析と呼ばれている分析方法は、基本的には変量/混合効果モデルを使った分析のことを指している。この分析モデルの使い道には、以下のようなものがある。 変量効果の推定 観察値がクラスターごとにまとまっているときの誤差の調整 分散成分の推定を通じた要因の探索 1(変量=個体効果の推定)は社会科学ではほとんど用いられない。その理由はすでに別のところ(説明と選抜:統計学における2つの「関心」)に書いた。反復テストや信頼性の検定など、測定に関するさまざまな研究の蓄積はもちろんがあるが、個体効果の推定それ自体を最終的な目的とすることは社会科学ではあまりないだろう。 2(誤差の補正)については説明を省くが、OLS回帰分析における
日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)は、社会に存在する膨大な量のデータを解析し、可視化して伝える「データジャーナリズム」に力を入れ、ワークショップを複数回開催してきました。2012年の9月から10月にかけては、東日本大震災ビッグデータワークショップ運営委員会(グーグル株式会社、 Twitter Japan 株式会社)が「東日本大震災ビッグデータワークショップ - Project 311 -」を開催し、JCEJの運営メンバーも参加しました。ワークショップで同じチームだった共同通信社の飯塚麻代さんによるレポートをご紹介します。 「データジャーナリズム」。最近、気になる言葉だ。報道機関に勤めて数年、メールとFAXと会社が用意したCMSだけで、全ての業務をこなしてきた。IE以外のブラウザがあることも知らなかった。でも、面白そうだから何かしてみたい。そんな軽い気持ちで「3.11東日本大震災ビッ
■残念な世論調査攻撃 一部のフリージャーナリスト、あるいは週刊誌やスポーツ紙の記事執筆者は世論調査を毛嫌いしている。それなりに適切な世論調査を行うためには、それなりの資金力が必要であり、現代において世論調査報道は大手メディアの独占物であるかのようになっている。こうした大メディアへの対抗心、悪く表現して嫉妬が、近年の世論調査叩きのベースにあるのは間違いないだろう。もちろん、それを読んで喜ぶ読者が向こう側にいてのことである。 もっとも、こうした業界内ルサンチマン的な批判は、結局自らの調査不足、無知などをさらけ出すだけに終わることが多い。たとえば2012年の衆院選期間中に大量にRTされた週刊ポストの「鳥越俊太郎氏 若者ら除外する世論調査結果の信憑性に疑問」という記事では鳥越俊太郎氏が「選挙に関する世論調査の結果を発表する前に選挙の担当者が数字を"調整"するのをしばしば見てきた」と述べているが
2012/12/109:0 データで政治を可視化する(1/2) 菅原琢×荻上チキ 「ダメ出し」ではなく「ポジ出し」を! 非難やあら探し、足の引っ張り合いはもういい。ポジティブで前向きな改善策を話し合おう――。気鋭の評論家と政治学者による対談。印象論で語られがちな政治の見方を変える方法とは? 日本の難題をかたづけよう 経済、政治、教育、社会保障、エネルギー (光文社新書) ■政治学の中の計量分析 荻上 SYNODOS編で今年7月に刊行した『日本の難題をかたづけよう』では、菅原さんに第二章「データで政治を可視化する」をご執筆いただきました。菅原さんがデータにこだわり続ける理由とは、一体何でしょうか。 菅原 現代の政治学では分析手法として計量分析は非常に重視されています。たとえばマクロ経済学では、国が公開したような公的なデータに従って研究をする人が多いと思いますが、政治学の場合は基本的にそういっ
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