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論考/斎藤哲也と論考/広田照幸に関するkgotolibraryのブックマーク (5)

  • 学校選択制は、「ダメな学校」を構造的に作り出す ~「教育の質の選択」という神話:日経ビジネスオンライン

    【特命助手サイトーの前説】 広田先生も冒頭で語っていますが、教育再生会議が1月25日に最終報告を発表しました。安倍前首相の肝いりで設置された組織でしたが、まさかの辞任後、福田内閣になってから、明らかにその存在感は失われていきました。 おそらく第三次報告に書き込まれていた教育バウチャーも、現実的には大規模な実施には至らないように思います。ただ、その一方で、学校選択制を義務教育段階から採用する自治体は増加しています。 内閣府の2006年の調査によれば、小学生~高校生の保護者の67.9%が学校選択制に賛成意見を示しているそうです。たしかに保護者や子どもの側からしてみれば、学校を選べることは、メリットこそあれ、不利益はないように思えます。 でも、それは「保護者と子どもが学校をちゃんと選べる」ということを前提とすれば、の話です。実際は、さまざまな家庭があって、その家庭ごとに学校を選ぶための情報収集の

    学校選択制は、「ダメな学校」を構造的に作り出す ~「教育の質の選択」という神話:日経ビジネスオンライン
  • 「凶悪犯罪は低年齢化」していない〜子どもに対してせっかちな大人たち (広田教授の「教育も、教育改革もけしからん」):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    【特命助手サイトーの前説】 これからしばらくの間、「子ども」をテーマにした話をお届けしていこうと思います。子どもの話というと、身近にいる子どもをサンプルにして、一般論を展開しがちです。実際、僕が尋ねても「(子どもたちが)おかしくなっている」と答える人もいれば、「昔と大して変わってない」と言う人もいます。 こうした床屋談義は、それはそれで面白いのですが、もう少し客観的なデータで見ると、どうなのか。教育改革論が下敷きにしている「青少年の規範が低下している」「少年犯罪が凶悪化している」といった現状認識は正しいのか。広田先生は、早くからこうした言説に疑いの目を向け、安易な<青少年の凶悪化>論に警鐘を鳴らし続けてきました。 誤った現状認識のもとでは、ソリューションもまた誤ってしまいます。果たして子どもは当に変わったのか? 実は子どもを見る大人の視線が変わっただけではないのか。今回も、皆様からのさま

    「凶悪犯罪は低年齢化」していない〜子どもに対してせっかちな大人たち (広田教授の「教育も、教育改革もけしからん」):NBonline(日経ビジネス オンライン)
  • 時代遅れの改正教育基本法 【前編】:日経ビジネスオンライン

    【特命助手サイトーの前説】 前回もたくさんのコメントをいただき、ありがとうございました。前後編合わせると、200件近くを頂戴しています。賛否いずれにせよ建設的な意見が多く、助手としてうれしいかぎりです。教員をとりまく現状については、今後もさまざまなテーマの中で、広田先生にお話しいただく予定です。教育再生会議や中央教育審議会の動向にも目を配りながら、準備を進めていますので、長い目でこの連載を見守っていただければと思います。 さて今回は、昨年末に成立した改正教育法に焦点を当てています。というのも、マスコミの報道では、教育法改正の中身は説明するものの、「教育法が変わって、学校現場はどう変わるのか」という肝心な点についてのアナウンスは少ないように思えるからです。 第1回目の「前説」でご紹介しましたように、広田先生は教育法改正反対論者です。どうも教育法の反対派は「軍国主義の復活だ

    時代遅れの改正教育基本法 【前編】:日経ビジネスオンライン
  • ケチな改革が教育をダメにする 【後編】:日経ビジネスオンライン

    【特命助手サイトーの前説】 前回の記事には予想以上の反響をいただきありがとうございました。広田先生ともどもビックリしています。先生は、これまでネットでの発言は控えていたので、読者の皆様からの反応の速さにも驚かれたようです。 頂戴したコメントは、もちろんすべて拝読しております。現役の先生方の声がとても多かったのが印象的でした。また、反対意見や疑問を戴いたコメントもとても勉強になります。印刷したコメントに蛍光ペンを引きながら、「ここはもっと掘り下げて説明したほうがいいな」「この反論は面白い。広田先生はどう考えるかな」などと助手は考えております。統計資料では得られない「生の声」に触れられたことは、大きな収穫でした。 一つひとつのコメントにお答えすることはできませんが、皆様からいただいたテーマ、論点、疑問点は、連載を通じて、さらに考えを深めていく所存です。 1点だけ事実関係の補足をしておきます。「

    ケチな改革が教育をダメにする 【後編】:日経ビジネスオンライン
  • ケチな改革が教育をダメにする【前編】:日経ビジネスオンライン

    【特命助手サイトーの前説】 日の家庭の教育力低下という常識を覆した『日人のしつけは衰退したか』にいたく感銘を受け、広田先生に初めてお目にかかったのは2005年10月。すでにこの時期、教育法改正がホットな話題として挙がっていました。 広田先生は、当時も現在も教育法改正反対論者ですが、その理屈が面白い。 世の多くの反対論者が口走りがちな「日を軍国主義にするつもりか」という論調に対して、先生は「そんなふうにはなりませんよ」と冷静に語っていました。そして、基法改正が想定している国家像や愛国心は「時代遅れ」なのだ、と一刀両断。 「この人はタダの抵抗勢力じゃないぞ」と思って、あれこれインタビューすると、「教育に期待しすぎてはいけない」とか「13歳のハローワークは早過ぎる」とか、常識の逆を行くプラグマティックな「教育論」が次々と繰り出され、教育報道の空騒ぎぶりに辟易していた僕は、溜飲の下

    ケチな改革が教育をダメにする【前編】:日経ビジネスオンライン
    kgotolibrary
    kgotolibrary 2007/06/29
    筑摩書房のウェブサイトでの苅谷剛彦氏の連載と併せて読みたい
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