新潟県中越沖地震のように、日本では、地震や噴火、雪崩などの自然災害が、いつどこで起きるか分からない。茨城県つくば市の防災科学技術研究所は先月25日から3日間、高校生らを対象に、同研究所で防災を考える体験学習会を開いた。 「なかなか火が大きくならない」「うまく炊けてるかな」。高校生が初日の夕方に挑戦したのは、災害時に空き缶2個と牛乳パックでご飯を炊く「サバイバル・メシタキ」、略して「サバメシ」。 上ぶたを外し、空気穴を開けた空き缶の中で細かく切った牛乳パックを燃やして、コンロ代わりにする。その上に米と水を入れた缶をのせ、25分火にかければできあがり。 おかゆになった生徒もいたが、みんなまずまずの出来栄えで、夕食時においしく平らげた。埼玉県立和光国際高校1年の仲真美さん(15)は「少し焦げたけど、おいしかった。地震がきても、何とかやっていける自信がついた」と頼もしい。 「サバメシ」を発案した内
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