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2010年7月11日のブックマーク (2件)

  • SYNODOS Blog : 『参院と連立』の政治に備えよ 吉田徹

    2010/06/2400:05 『参院と連立』の政治に備えよ 吉田徹 いうまでもなく、鳩山内閣退陣の直接的な理由は、「政治とカネ」問題、迷走した米軍基地移設問題にあった。しかし近年の日政治のトレンドから敷衍してみるならば、参議院と連立政治が民主党政権にとっての大きな足かせとなっていたことが理解できる。そして、少なくともいまの民主党政権の姿勢が変わらないかぎり、それは今後とも大きな問題となりつづけるだろう。 まず、よくいわれるようには、参議院は決して「衆議院のカーボンコピー」などではない。 同意がなければ政策変更が不可能になる機関やアクターのことを、政治学では「拒否権プレイヤー」などと称する。そして先進デモクラシー国のなかで日の参院は、きわめて有力な「拒否権プレイヤー」なのである。 たしかに日国憲法は衆院の優越を定めているが、参院の議決をオーバーライドするには、3分の2以上の多数決

  • SYNODOS Blog : 日銀総裁と経済パフォーマンス 片岡剛士 

    2010/07/1100:05 日銀総裁と経済パフォーマンス 片岡剛士  08年9月のリーマン・ショックから2年余りが経過した現在、日経済は緩やかながら回復の道を歩んでいる。政府の月例経済報告(平成22年6月18日)では、「景気は、着実に持ち直してきており、自律的回復の基盤が整いつつあるが、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある」と述べられている。 デフレからの脱却にもっとも大きな影響を及ぼすのは、中央銀行(日銀行)の金融政策である。 では、デフレに陥った時期の金融政策と実体経済の動向はどのようなものであったのか。政策変更に敏感に反応する株価の動きと、政策効果が遅れて影響する実体経済の状況を示す失業率、そして物価動向を検討しつつ考えてみたい。 ◇デフレ下の日銀総裁の経済パフォーマンス◇ 91年以降のバブル崩壊の影響で先送りされた、金融機関の不良債権問題が金融危機として