運行を終了する「災害廃棄物輸送専用列車」からがれきの入ったコンテナがトラックに積み替えられる(13日、東京都品川区で)=沼田光太郎撮影 東日本大震災で発生したがれきを岩手、宮城の両県から東京都などに運び続けてきたJR貨物の専用列車が13日午前、運行を終えた。 2012年9月の第1便以降、運んだがれきは計約10万6000トンに上った。 専用列車は20両編成で週5、6日運行し、一度に最大400トンを運んだ。震災から間もなく3年で、がれきが減ってきたため、今後は一般の貨物列車で運ぶことになった。 この日、専用列車は岩手県釜石市のがれき約350トンを東京都品川区の東京貨物ターミナル駅に運び込み、最後の仕事を終えた。JR貨物の小栗信輔環境事業部長は「今後も災害時には復興に協力していきたい」と話した。
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