政府が国会に提示した日銀正副総裁3人の国会同意人事案は12日、衆参両院の同意を得て承認されることが事実上、確定した。民主党は同日の「次の内閣」で、黒田東彦アジア開発銀行総裁を日銀総裁に起用する案に同意する方針を決定。また、副総裁候補の中曽宏日銀理事については賛成、もう一人の副総裁候補の岩田規久男学習院大教授には反対することを決めた。岩田氏には他の野党が賛成し、いずれも与党少数の参院でも過半数の同意が得られる見通しだ。
政府が国会に提示した日銀正副総裁3人の国会同意人事案は12日、衆参両院の同意を得て承認されることが事実上、確定した。民主党は同日の「次の内閣」で、黒田東彦アジア開発銀行総裁を日銀総裁に起用する案に同意する方針を決定。また、副総裁候補の中曽宏日銀理事については賛成、もう一人の副総裁候補の岩田規久男学習院大教授には反対することを決めた。岩田氏には他の野党が賛成し、いずれも与党少数の参院でも過半数の同意が得られる見通しだ。
大阪市立桜宮高校のバスケットボール部の主将だった2年生が顧問教師の体罰後に自殺したことで、評論家やジャーナリストらの多くが体罰の全面禁止を主張している。大阪市の橋下徹市長も「あらゆる体罰禁止」を打ち出している。国も各自治体も体罰の実態調査に乗り出している。 生徒の自殺は痛ましい。顧問教師は、連日殴ったり、数十発殴ったり、唇を切ったり、「殴られてもええんやな」と発言していたという。これは明らかに教育の範囲を超えている。生徒はおびえ、教師と生徒の信頼関係は崩れていたとしか思えない。だから自殺してしまったのだろう。 こうした事件が起きると、「それでも体罰は必要だ」と言うには勇気がいる。だが、私は、一定の条件下で体罰は必要だと言いたい。それはどのような条件か。 まず、対象を故意行為に限るべきだということ。故意行為とはわざと行うことである。サボる、ズルをする、卑怯(ひきょう)な行為をする。責任
「生活保護制度は人間をダメにする制度ではありません」−−。生活保護への風当たりが強まる中、元受給者が自身の経験をありのままにつづった「生活保護とあたし」(あけび書房)が昨年12月に出版された。著者の和久井みちるさんは「私たちを怠け者と思う人にこそ読んでもらえれば」と力を込める。【遠藤拓】 ◇偏見なくしたい 和久井さんは首都圏在住の50代女性。夫のドメスティックバイオレンス(DV)から逃れ、うつ状態で思うように働けないまま貯金が底をついたため、07年から3年半にわたって生活保護を受給した。今はフルタイムの職を得て生活保護から脱却している。 貧困問題の市民運動で発言していたことをきっかけに1年前、生活保護の実態を紹介してみないかと出版社側が打診。和久井さんは「受給のさなかにある人たちは『自分の話なんて聞いてもらえない』と思い、声を上げづらい。私の立場ならば書ける」と執筆に踏み切った。
【大岩ゆり】東京電力福島第一原発事故の被曝(ひばく)による住民の健康影響について、世界保健機関(WHO)が報告書をまとめた。がんなどの発生について、全体的には「(統計学的に)有意に増える可能性は低いとみられる」と結論づけた。ただし、福島県の一部地域の乳児では、事故後15年間で甲状腺がんや白血病が増える可能性があると予測した。報告書は近く公表される。 福島第一原発事故による健康影響評価は初めて。100ミリシーベルト以下の低線量被曝の影響には不確かな要素があるため、原爆やチェルノブイリ原発事故などの知見を参考に、大まかな傾向を分析、予測した。 WHOはまず、福島県内外の住民の事故による被曝線量を、事故当時1歳と10歳、20歳の男女で甲状腺と乳腺、大腸、骨髄について、生涯分と事故後15年間分を推計した。その線量から甲状腺がんと乳がん、大腸がんなどの固形がん、白血病になるリスクを生涯と事故後1
20歳代の女性に「専業主婦願望」が広がっている。それも有名大学、大学院を出た高学歴の女性たちなのだ。しかも、子育てや家事に専念したいからではなく、「働きたくない」「寝ていたい」「日中テレビを見ていたい」という理由。一言で言えば「楽したい」というわけだ。 ■「仕事したくないから専業主婦になりたい」 慶應大学を2008年3月に卒業した女性(当時23)は大手証券会社に就職したが、付き合って数か月になる男性(同24)にプロポーズされて、専業主婦になることを選んだ。 この女性の知り合いは、 「仕事したくないから専業主婦になりたい、とプロポーズされる前から言っていました。結局、証券会社は入社して1か月で辞めちゃったのですが、いざ決断するには悩んだようです。結婚後はすぐに子どもができ、今は子育てをしていて幸せそうです」 と語る。 一方、結婚相手の男性が一流商社に勤めていて安定した収入が見込め
4種類の血液型別“結婚ドラマ”が、フジテレビ系で来月23〜26日に4夜連続で放送されることが18日、分かった。しかも各回の主演女優はいずれも自身の血液型のヒロインを演じる。A型が加藤ローサ(23)、B型が釈由美子(30)、O型が香椎由宇(21)、AB型が水川あさみ(25)。血液型と結婚という2大ブームの中、異色ラブコメが注目を集めそうだ。 血液型と結婚。誰しも関心が高い2大テーマの“合体”ドラマが誕生! このドラマは「血液型別オンナが結婚する方法♪」(後11・0)。A型・B型・O型・AB型の順に4夜連続で送る。 各ヒロインの性格や行動などを血液型の特徴を強調する形で設定。例えばA型→安定志向、B型→好奇心旺盛、O型→おおらか、AB型→マイペース…など。ヒロインの名前は「春川幸恵」で4夜共通だが、性格や職業はまるで違ってくる。 そして恋や仕事に悪戦苦闘しながら、結婚にこぎ着けるまでの
大学生らに奨学金を貸与する日本学生支援機構は5日、信用情報機関への延滞者の通報を2010年4月から始めると発表した。新規に貸与を受ける学生だけでなく、継続して貸与を受ける在学生なども制度の対象となり、年間5万件程度の情報が登録される見込み。 支援機構は11月、銀行などが会員の全国銀行個人信用情報センターに加盟。センターの情報は消費者金融や信販会社も利用しており、通報された延滞者はローンを組んだり、クレジットカードを作ったりしづらくなる。 通報するのは滞納から3−6カ月後。金融機関からの借用状況を点検できるようになり、ほかでも滞納していれば督促や強制執行の申し立てを行う。所在不明の場合は住所確認に利用する。 【関連ニュース】 ・ 改善なければ大学名公表=支援機構の奨学金延滞で ・ 奨学金募集期間延長=留学生に月15万貸与 ・ 奨学金滞納者を通報へ=信用情報機関に
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