今日、速水健朗著「都市と消費とディズニーの夢――ショッピングモーライゼーションの時代」(2012年)を読み終えたばかりなのだけど、この本は内容がひどすぎます。怒り心頭です。よって、これからこの本を徹底的に批判しようと思います。今回のブログ記事は、間違いなく長文になるだろうけど、僕の怒りは収まりません。早速、この本への反論を書きます。問答無用です(キリッ)。 では、速水健朗著「都市と消費とディズニーの夢――ショッピングモーライゼーションの時代」(2012年)より(下記)。 ■ 第一章「競争原理と都市」 日本では、ショッピングモールの建築様式は、三層ガレリア式と呼ばれる、真ん中が吹き抜けになり、その回廊沿いにショップが軒を連ねる三階建てのものが圧倒的な多数を占めています。しかし、アジアで見られるショッピングモール中でこの様式はスタンダードではありません。 アジア随一のショッピングモール天国であ