前川國男設計の傾斜屋根住宅棟(2012年3月) 阿佐ヶ谷住宅(あさがやじゅうたく)は、東京都杉並区成田東に所在した日本住宅公団が整備したテラスハウス(連棟式長屋)と団地型中層住宅からなる分譲住宅。全350戸からなり「奇跡の団地」と呼ばれたが、建替えのため2013年(平成25年)解体された。本項では跡地に建設されたプラウドシティ阿佐ヶ谷についても記載する。 概要[編集] 東京メトロ丸ノ内線南阿佐ケ谷駅から徒歩5分の敷地は[1]、善福寺川沿いの水田を埋め立てたもので総面積4.8ha。北側に河岸段丘の斜面緑地を背負い、開発時、建蔽率40%の空地地区に指定されていた[2]。 公団設計課の津端修一がチーフとなり団地設計を行い[3]、後に東洋大学教授となる前田尚美が前川・テラスハウスの公団側担当者[3]、大高正人が前川事務所側担当者を務めた[2]。ランドスケープデザインは、津幡が描いたイメージをもとに
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