施設の子どもがぶつかる学習における「4つの壁」 虐待や育児放棄、貧困などにより親元を離れ、児童福祉施設に来ている子どもたちは、学習面で「4重の壁」にぶつかります。 前回は「4重の壁」のうち、「家庭」と「一時保護所」について説明しました。今回は、「転校」と「児童養護施設」について知ってほしいと思います。 そこには「本人の努力が足りない」「意思がない」という言葉では片付けられない、もっと根深い構造上の問題があります。社会保障、公教育、児童福祉、医療など、あらゆる面で子どもたちが置かれている現状を知ることで、子どもたちが学習面で希望を感じられる環境づくりに必要なことが見えてくるはずです。 前編はこちらからご覧ください。
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