タグ

2017年10月10日のブックマーク (7件)

  • アベノミクス・政治にできること、できないこと - 経済を良くするって、どうすれば

    また、「経済を良くします!」という絶叫を聞かされる時節となった。これにうんざりして「どうすれば、できると言うんだ」という筆者のつぶやきがコラムのタイトルのゆえんだ。経済は作物のようなもので、伸ばそうと引っ張り上げたり、鍛えようと踏みつけたりしても、枯らすだけである。政治にできることは限られている。それを知らぬから、威勢の良いことが言える。 ……… 8月の経済指標が金曜に公表になり、雇用は好調、消費は一服という結果だった。労働力調査では、男性の就業者数が前月比+10万人となり、昨年12月のピーク超えを果たした。雇用者数では-3万人だったものの、前月に次ぐ高水準である。この背景には、輸出を伸ばす製造業の求人増がある。下図で分かるように、昨年の後半から水準を上げ、医療・福祉を抜き、先頭に立って雇用を牽引するようになっている。 他方、消費は、家計調査の消費水準指数が前月比で横バイ、同(除く住居等

    アベノミクス・政治にできること、できないこと - 経済を良くするって、どうすれば
    ko_chan
    ko_chan 2017/10/10
    世間知に上行かれてるよな。
  • 希望の党の経済政策・安東泰志氏の論考を読んで - 経済を良くするって、どうすれば

    小池新党の政策を知りたいと思い、ダイヤモンドO.L.(10/4)で、安東さんの論考を読ませていただいた。そこで感じたのは、日の財政当局のトリックに引っかかっているのではないかという心配だ。このトリックには、民主党政権も、消費増時の安倍政権もだまされている。筆者は、日には、安定的で無理のないマクロ経済運営をしてもらいたいと願っており、この観点から指摘するものである。 アベノミクスの特徴は大規模な金融緩和であるが、大規模な財政出動もしていると、よく誤解される。事実は、補正後の歳出総額は、民主党政権以来、100兆円程度と横バイである。看板の「機動的な財政政策」は、歳出の膨張を意味していないのに、勘違いされやすい表現になっている。トリックは、当初予算を小さめにし、補正を積んで、いかにも膨らませたように見せ、実際には前年並みに抑制するテクニックである。 結局、アベノミクスの実態は、金融緩和+緊縮

    希望の党の経済政策・安東泰志氏の論考を読んで - 経済を良くするって、どうすれば
  • 10/7の日経 - 経済を良くするって、どうすれば

    マスコミ的には、「希望の党の首班候補は誰か?」というのが面白くて、出て来ないと批判もしたくなるのだろうが、自民党が参議院の単独過半数を持っている以上、そんなのは意味がない。仮に、希望の党が衆議院で過半数を制したとしても、自民党と連立しない限り、1も法案が通らずに野垂れ死にだ。連立の最大の武器は、首班を譲ることなのだから、希望の党が首班候補を持たないのは、むしろ合理的とさえ言える。 シナリオとして考えるべきは、自公が過半数割れした場合、希望の党は、比較第1党の自民党から首班を出させ、代わりに目玉の政策を呑ませるというものだろう。したがって、消費増税凍結と原発ゼロの実現は想定しておかなければならない。それどころか、「誰がなるかより政策だ」と言って逆手に取り、「首班は捨てても、凍結とゼロだけは、必ず認めさせるから支持して」と国民に訴えられたら、自公には大変な脅威になるだろう。 (今日までの日経

    10/7の日経 - 経済を良くするって、どうすれば
    ko_chan
    ko_chan 2017/10/10
    “連立の最大の武器は、首班を譲ることなのだから、希望の党が首班候補を持たないのは、むしろ合理的とさえ言える”>もう裏で握ってるかもね。
  • 財政再建の仕組みと消費増税の怖さ - 経済を良くするって、どうすれば

    の財政当局は、当初予算の前年度比を社会保障の+5000億円のみに抑制している。ここまでは報道もされるが、その意味は、どこまで知られているのか。他方、税収は約55.5兆円だから、1%成長なら5500億円増える。つまり、1%成長なら財政収支が悪化しない仕組みにしてあるということだ。実際は、2017年度の成長率の見通しはもっと高く、名目で2.5%だし、税収は成長率以上に伸びるのが普通だから、そうなると財政収支は改善される。 こうした説明を公式にしてくれたら、国民は安心すると思うんだがね。裏返せば、5000億円を超える福祉や教育の充実は、財政収支を現状より悪化させるから、増税とセットということも腑に落ちる。そして、1%以上の成長を果たしたら、努力を喜び、果実を財政再建と福祉・教育にどう配分するか議論したら良い。世の閉塞感は、際限の見えない財政再建、最低限の対応だけの福祉・教育という、展望と希望

    財政再建の仕組みと消費増税の怖さ - 経済を良くするって、どうすれば
  • 10/10の日経 - 経済を良くするって、どうすれば

    今日は新聞休刊日だったが、滝田洋一編集委員の「小池劇場、内部留保課税のカチカチ山」(電子版10/10)は時宜を得た良いものだったね。これは、消費増税の代替財源として考えるから、バカらしくなる。法人事業税の外形標準の資割を拡充する話だと矮小化して解釈すれば、大して驚きもない。二重課税の問題も、外国子会社の配当は95%が益金不算入なのだから、この保有株式を対象にすることで避ける方途もある。もっとも、実現しても、数千億円規模の税収にしかならないだろうが。 内部留保課税の意味付けとしては、投資促進は、期待したらいけないと思う。やはり、法人税率が引き下げられる中で、資産課税の適正化の観点から、利子・配当課税の強化とともに考えるべきものだ。投資を促進したかったら、緊縮財政をせずに、消費を増やすしかない。国内の売上げが増えないのに、企業に投資をせよと言う方が無理筋だ。法人減税や投資減税でアメを与えても

    10/10の日経 - 経済を良くするって、どうすれば
    ko_chan
    ko_chan 2017/10/10
    “”国内の売上げが増えないのに、企業に投資をせよと言う方が無理筋だ“” そして外需頼みになってゆく。
  • 岡田恵和『ひよっこ』20週目「さて、問題です」 - 青春ゾンビ

    あるど、澄子 おめえにいいこどはある 起ぎるよ そのいいこどっていうのは・・・5分後に始まります さながら預言者のような豊子(藤野涼子)がいる。思わせぶりな台詞の数々に、「なんだ、なんだ?優子に続いて結婚か?」と、澄子(松穂香)のみならず視聴者もソワソワです。翌日の放送にて、豊子のニヤケ面のそのわけが「喜ぶ澄子の姿を想像していたからだった」とわかった時の幸福感ときたら!豊子&澄子、フォーエバーである。 豊子がクイズ番組を勝ち抜き、賞金30万円とハワイ旅行を獲得する。「がんばろうね」「がんばりましょう」と声に出して踏ん張ってきた『ひよっこ』の乙女たち。 きっとあるよいいこと、必ずあるみんなにある、私には分かる という愛子(和久井映見)の無根拠ながら真っ直ぐな励ましも素晴らしかったのだけども、彼女達の”がんばり”が、ついにはっきりとした形で報われた。 がんばってたらいいことあるね たくさん傷

    岡田恵和『ひよっこ』20週目「さて、問題です」 - 青春ゾンビ
  • 名ゼリフと名場面で振り返る『ひよっこ』最終回の奇跡 | 文春オンライン

    失踪していた“おとうちゃん”との一連のエピソードに区切りがついてから、みね子の物語にはほとんど幕が閉じかかっていて、終盤の1ヵ月半ほどは、スピンオフ、はたまた長いエピローグのようなものだった。岡田惠和もその事に自覚的で、みね子の人生を題材に漫画を描いている啓輔と祐二の2人の口を借りて、自嘲的につぶやく。 どうも、ここんとこ、ちょっこす中だるみっちゅうか ちょっこ、地味っちゅうか 盛り上がりに欠けっとも そろそろ、新しい恋をした方がいいがんないかとか 豊潤な“余り時間”で描かれた愛すべき脇役たち 挙句、ヒロインみね子に「地味ですみません」とまで言わせてしまう始末。しかし、そこがよかった。ダラっとした感じが視聴の集中力を削いだのは確かなのだけども、その豊潤な“余り時間”でもって、主人公のみならず、脇のキャラクターの生い立ちや仕草を書き込むことが許された。どう考えても物語の筋から外れたそれらの情

    名ゼリフと名場面で振り返る『ひよっこ』最終回の奇跡 | 文春オンライン