タグ

ブックマーク / econ101.jp (210)

  • タイラー・コーエン 「経済学者 vs. 徴兵制」(2004年10月13日)/「ウォルター・オイの貢献を駆け足で振り返る」(2013年12月26日)

    訳注;アメリカで徴兵制が廃止されたのは、リチャード・ニクソンが大統領を務めていた1973年。ニクソンは、大統領選挙期間中から徴兵制の廃止(志願制への移行)を訴えており、徴兵制の廃止の是非を検討する調査委員会(President’s Commission on an All-Volunteer Force)を大統領就任直後に設置している。この委員会は、15名のメンバーから構成されていたが(その中には、ミルトン・フリードマンやアラン・グリーンスパンらも含まれていた)、当初のうちは徴兵制を廃止すべきかどうかを巡ってメンバーの間で意見はバラバラに割れていた。しかし、最終的に報告書が取り纏められる頃には、15名のメンバー全員が徴兵制の廃止に賛成の立場をとるようになっていたが(ちなみに、その報告書はこちら(pdf))、そのようにメンバー全員の意見を一致させる上で大きな役割を果たしたのが、この委員会のエ

    タイラー・コーエン 「経済学者 vs. 徴兵制」(2004年10月13日)/「ウォルター・オイの貢献を駆け足で振り返る」(2013年12月26日)
  • ポール・クルーグマン「ユーロ圏プロパガンダがこんなところまで」

    Paul Krugman, “The Long Reach of Euro Zone Propaganda,” Krugman & Co., May 16, 2014. [“Eurozone Fiscal Myths,” May 9, 2014; “Already in the Lowflation Trap,” May 10, 2014] ユーロ圏プロパガンダがこんなところまで by ポール・クルーグマン OBI/The New York Times Syndicate 先日,マシュー・イグレシアスが Vox でこれまでのユーロ圏の状況について書いている.全体として,とてもすぐれた記事だ.イグレシアスは,そこでこんなことを解説してる――「必要とあればどんなことでもやる」金融介入と政治的なコミットメントが組み合わさって,金融の状況が安定化されているものの,ユーロ圏の経済と失業率は悲惨なこと

    ポール・クルーグマン「ユーロ圏プロパガンダがこんなところまで」
    ko_chan
    ko_chan 2014/05/18
    “インフレを制御するには痛みが伴うこともあるかもしれない.でも,インフレの制御方法ならわかってる.デフレや低インフレからの脱却はほんとにほんとにむずかしい.だからこそ,避けるべきだ”
  • ポール・クルーグマン「漁場再生:政府介入が役に立ちましてよ」 — 経済学101  #相対性理論の誤用

    Paul Krugman, “When Government Intervention Works,” Krugman & Co., May 15, 2014. [“Economies of Scales,” May 8, 2014; “Abusing Relativity,” May 10, 2014] 政府介入がうまく機能する場合 by ポール・クルーグマン Max Whittaker/The New York Times Syndicate 今月,Vox の編集者ブラッド・プルーマが,重要だけどほとんど知られてないお話をしてくれてる.このお話では,はじめに物事がひどいことになる:「かつて1980年代から90年代にかけて,アメリカの漁師たちは深刻な問題にはまっていた.魚群が急激に減少していたんだ.ニューイングランド最高の底魚ストックの一部は――カレイとかタラとかハドックも含めて――壊滅

    ポール・クルーグマン「漁場再生:政府介入が役に立ちましてよ」 — 経済学101  #相対性理論の誤用
    ko_chan
    ko_chan 2014/05/18
    福島近海で「皮肉にも」資源が回復したって話もさして話題にならなかったしなぁ。ただこれまで頑として間違いを認めなかった水産庁が態度変えつつあるようにも見えるから、どうなるかね。
  • マーク・ソーマ 「連歌ノミクス」(2014年5月14日)

    ●Mark Thoma, “Renganomics”(Economist’s View, May 14, 2014) さて、話は打って変わって・・・ 拝啓 マーク・ソーマ殿(お望みであれば、メールを貴殿のブログで公開していただいても構いません) 貴殿だけでなく、Economist’s Viewブログの読者の皆様にも興味を持っていただけるのではないかと考えまして、余計なお節介かもしれませんが、何とも奇抜な論文を紹介させていただきます。この論文では、経済学教育の場に「連歌」による競い合いを取り入れてみてはどうかと提案されています。言い換えると、「連歌ノミクス」(“renganomics”)――「言葉が織りなす自生的秩序」の実験――のススメがテーマとなっています。 ●Stephen T. Ziliak et al., “The Spontaneous Order of Words: Econ

    マーク・ソーマ 「連歌ノミクス」(2014年5月14日)
  • アレックス・タバロック 「アルパカの経済学 ~アルパカに学ぶバブルのメカニズム~」(2004年11月30日)/タイラー・コーエン 「反循環的な資産 ~景気が悪化するのに伴って需要が高まる資産とは?~」(2008年10月4日)

    アレックス・タバロック 「アルパカの経済学 ~アルパカに学ぶバブルのメカニズム~」(2004年11月30日)/タイラー・コーエン 「反循環的な資産 ~景気が悪化するのに伴って需要が高まる資産とは?~」(2008年10月4日) ●Alex Tabarrok, “Alpaca Economics”(Marginal Revolution, November 30, 2004) 「アメリカ経済にハルマゲドン(最後の時)が迫っている!」っていう物騒な話題・・・は勘弁してほしいよね? 少なくとも、私は勘弁だ。それよりも、次のことが気になって仕方がない。 アルパカも、エミューやダチョウ、リャマと同じ運命を辿ってしまうのだろうか? アルパカのバブル(アルパカブーム)もいつかは弾けてしまうのだろうか? アルパカのバブルが弾けたら、どうなってしまうのだろうか? ニューヨーク・タイムズ紙のフロントページ(!)

    アレックス・タバロック 「アルパカの経済学 ~アルパカに学ぶバブルのメカニズム~」(2004年11月30日)/タイラー・コーエン 「反循環的な資産 ~景気が悪化するのに伴って需要が高まる資産とは?~」(2008年10月4日)
  • ポール・クルーグマン「ほんとだよ:支出が少なすぎると経済は打撃を受けるのよ」

    Paul Krugman, “It’s True: An Economy Can Be Damaged by Too Little Spending,” Krugman & Co., May 9, 2014. [“Macroeconomics and Class Warfare,” The Conscience of a Liberal, April 28, 2014.] ほんとだよ:支出が少なすぎると経済は打撃を受けるのよ by ポール・クルーグマン Sam Dean/The New York Times Syndicate 20009年,オバマ大統領が経済の後押しに支出プランを提案して,ぼくなんかがもっと大きなプランにしてくれと訴えていた頃,右派からもどうかしてる中道派からも,よくこんな声を耳にした.「これは策略だ,財政刺激にみせかけてリベラルどもの優先事項を忍び込ませようと試みてるん

    ポール・クルーグマン「ほんとだよ:支出が少なすぎると経済は打撃を受けるのよ」
  • スコット・サムナー「60年代との共通点はどこ?」

    Scott Sumner “Let’s play 1960s-era Fed” (TheMoneyIllusion, April 2, 2014) ジャネット・イエレンとマーティン・フェルドシュタインの考え方を比較する良記事をマーカス・ニューンズが書いている。私たちが1960年代の過ちを繰り返しつつあることをフェルドシュタインは心配しているようだ。 過去の経験は、インフレが非常に急速に上昇しうることを示している。1.1%という現在の消費者物価指数は、1960年代前半の平均インフレ率である1.2%と似たようなものだ。その後60年代末にはインフレは5.5%まで急速に上昇し、さらにその後の9年間で9%に達した。 私たちが1960年代のFedの過ちを繰り返しそうにあるのかどうか考えてみる前に、そうした過ちとは実際に何であったのかを正確に復習しておこう。以下は1966年11月のデータだ。 失業率=3

    スコット・サムナー「60年代との共通点はどこ?」
  • ノア・スミス「ピケティ本の感想:ロボットとグローバル化」

    Noah Smith “R vs. g“(Noahpinion, April 14, 2014) (訳者補足:関連エントリがあります。) ●ピケティに対するクルーグマンのコメント ●ピケティと同様のアイデアであるピケティの共著論文の紹介 ●ピケティに対するデロングのコメントのhimaginary氏による紹介 ●クルーグマンの書評英語) 新著の中でトマ・ピケティは、資の収益率であるR(安全利子率の”r”とは違うよ)が経済成長率であるgよりも大きく、そしてこの事実は上昇を続ける資分配率と下落するいっぽうの労働分配率のおかげで未来永劫続くと予想されうると言っている。大きな問題は、近い将来においてRが当にgよりも大きくなるかどうかだ。 僕にはこれが「ロボット VS グローバル化 [1]訳注;RobotのRとGlobalizationのgを掛けている。 」という主張の更なる焼き直しに見

    ノア・スミス「ピケティ本の感想:ロボットとグローバル化」
  • ポール・クルーグマン「スウェーデン国立銀行のおかげでスウェーデンは罠にはまった」

    Paul Krugman, “Riksbank Officials Lead Sweden Into a Trap,” Krugman & Co., May 2, 2014. [“How Do You Say ‘Nobody Could Have Predicted’ In Swedish?” April 18, 2014; “Further Notes on Sweden,” April 20, 2014.] スウェーデン国立銀行のおかげでスウェーデンは罠にはまった by ポール・クルーグマン HENG/The New York Times Syndicate メールで,スウェーデン発のニュースを教えてもらった.スウェーデンと言えば,デフレを甘く見るのをやめて,仕事に着手した国だったよね. そのニュースにはびっくりだ:近年の金融危機を最初にかなりうまく切り抜け,しかもユーロ加盟国としての

    ポール・クルーグマン「スウェーデン国立銀行のおかげでスウェーデンは罠にはまった」
  • タイラー・コーエン 「シカに見るナショナリズムと現状維持バイアス」(2014年4月26日)/「哺乳動物が最適な経路を見出すまでにはどのくらいの時間がかかる?」(2013年8月24日)

    タイラー・コーエン 「シカに見るナショナリズムと現状維持バイアス」(2014年4月26日)/「哺乳動物が最適な経路を見出すまでにはどのくらいの時間がかかる?」(2013年8月24日) ●Tyler Cowen, “Deer nationalism and status quo bias”(Marginal Revolution, April 26, 2014) 冷戦時代に東西を分け隔てていた鉄のカーテンが取り払われてから既に25年が経過している。しかし、誰もその事実をシカには伝えていないようだ。 チェコ共和国と旧西ドイツの国境付近に生息するアカシカ(red deer)の足取りを追跡したところ、冷戦が終結してから四半世紀が経過した今現在においてもなお、シカたちは両国を分かつ国境線を踏み越えずにいることが判明した。 計300頭のアカシカの足取りを調査した研究者たちが語るところによると、シカたち

    タイラー・コーエン 「シカに見るナショナリズムと現状維持バイアス」(2014年4月26日)/「哺乳動物が最適な経路を見出すまでにはどのくらいの時間がかかる?」(2013年8月24日)
  • スコット・サムナー「少ない人数でより多く」

    Scott Sumner “Doing more with less“(TheMoneyIllusion, April 15th, 2014) アベノミクスの効果についてたくさんの議論がなされてきた。この問題に関しては私は一種の穏健派であって、アベノミクスは役に立ったけれども画期的な効果はもたらさないだろうとしている。ただこのところ日についてやや少しより楽観的にさせるような一部のデータに遭遇した。 データによれば、世界第三位の経済規模を誇る日の人口は0.17%、217,000人減少し、10月1日時点で127,298,000人となったという。この数値は長期滞在の外国人も含んだものだ。 65歳以上の人口は110万人増加して3190万人となり、全人口の25.1%を占めるという。 (中略) その一方、日の主要労働人口である15歳~64歳の人数は、急速な高齢化社会によって32年ぶりに10月1日

    スコット・サムナー「少ない人数でより多く」
  • タイラー・コーエン 「住民の多くが放射性廃棄物貯蔵施設の受け入れに同意するのはどんな時?」(2013年6月20日)

    訳注;“being asked”を理由として貯蔵施設の受け入れに同意するということは、市民としての義務を果たそうとの使命感に突き動かされた反応と見なすことができる。言い換えると、「内発的な動機付け」(intrinsic motivation)を原因とした反応と見なすことができるだろう。その一方で、“being paid”を理由として貯蔵施設の受け入れに同意するということは、人の外側から与えられた誘因(金銭的なインセンティブ)=外的なインセンティブ(external incentive)に突き動かされた反応と見なすことができる。このような言い換えが妥当だとすると、複数の理由の打ち消し合い=「外的なインセンティブ」による「内発的な動機付け」のクラウディング・アウト(弱体化)、と読み替えることができるだろう。「外的なインセンティブ」と「内発的な動機付け」との複雑な相互作用については、ブルーノ・

    タイラー・コーエン 「住民の多くが放射性廃棄物貯蔵施設の受け入れに同意するのはどんな時?」(2013年6月20日)
  • ポール・クルーグマン「緊縮の痛み,ケインジアン政策の処方」

    Paul Krugman, “The Pain of Austerity, Remedied by Keynesian Policy,” Krugman & Co., April 18, 2014. [“The Return of Expansionary Austerity,” April 7, 2014 / “Interest Rates and the Budget Outlook,” April 14, 2014.] 緊縮の痛み,ケインジアン政策の処方 by ポール・クルーグマン /The New York Times Syndicate またおいでなすった.いつもの問題児どもの全面攻勢だ.イギリスの景気回復はやっぱり緊縮策が縮小的でなかった証明なんだとか,国際通貨基金は大間違いを行ってたんだとか言い張ってる. 先日,国立経済社会研究所の経済学者ジョナサン・ポルトが,同研究所のブロ

    ポール・クルーグマン「緊縮の痛み,ケインジアン政策の処方」
  • アレックス・タバロック 「12人のムーンウォーカー」(2012年8月26日)/タイラー・コーエン 「ミッシングマン ~アームストロング船長はどこ?~」(2012年8月26日)

    アレックス・タバロック 「12人のムーンウォーカー」(2012年8月26日)/タイラー・コーエン 「ミッシングマン ~アームストロング船長はどこ?~」(2012年8月26日) ●Alex Tabarrok, “The Twelve”(Marginal Revolution, August 26, 2012) 昨日(2012年8月25日)、ニール・アームストロング(Neil Armstrong)――人類で初めて月面を歩いた男――が亡くなった。 月面を歩いた人類は、全部で12人。そのうち、アームストロング――人類で初めて月面を歩いた男――と、ピート・コンラッド(Pete Conrad)――3番目に月面を歩いた男―― 、アラン・シェパード(Alan Shepard) ――5番目に月面を歩いた男――、そして、ジェームズ・アーウィン(James Irwin)――8番目に月面を歩いた男――の4人は、も

    アレックス・タバロック 「12人のムーンウォーカー」(2012年8月26日)/タイラー・コーエン 「ミッシングマン ~アームストロング船長はどこ?~」(2012年8月26日)
  • アレックス・タバロック 「ロイヤル・パープルの謎 ~紫色が王家の色と見なされたのはなぜか?~」(2004年8月10日)

    アレックス・タバロック 「ロイヤル・パープルの謎 ~紫色が王家の色と見なされたのはなぜか?~」(2004年8月10日) ●Alex Tabarrok, “Royal Purple”(Marginal Revolution, August 10, 2004) かつて、紫色(貝紫色)はロイヤルカラー(王家の色)と見なされていた。どうしてそうなったのだろうか? その答えは、美学・・・にではなく、経済学にある。紫色は、自然界の中で珍しい色だった。古代の人々が身にまとうトガを染色するためには1.5グラムの染料が必要とされたが、それだけの染料を調達するには12,000匹の巻貝を入手せねばならなかった。ティリアン・パープル(貝紫色)の染料は、アッキガイ科の巻貝の鰓下腺(パープル腺)から得られる分泌物が原料となっていたのだ。 伝承によると、貝紫色を発見した功績は、ヘラクレス――いや、正確には、彼が連れてい

    アレックス・タバロック 「ロイヤル・パープルの謎 ~紫色が王家の色と見なされたのはなぜか?~」(2004年8月10日)
  • ポール・クルーグマン「歪曲のせいでインフレをめぐる妄想がますますひどくなる」

    Paul Krugman, “Distortions Fuel Paranoia About Inflation,” Krugman & Co., April 21, 2014. [“Oligarchy and Monetary Policy,” The Conscience of a Liberal, April 16, 2014] 歪曲のせいでインフレをめぐる妄想がますますひどくなる by ポール・クルーグマン MEDI/The New York Times Syndicate 低いインフレ目標ののぞましさについてどう語られているか――というか,どう語られていないか――ってことを,このところ考えてる. 先日書いたように,国際通貨基金の「世界経済展望」レポートはインフレ目標を2パーセント以上に上げるべきだと説得的な主張を展開してる――でも,そうはっきりと書くのは避けて,分かる人には分かる

    ポール・クルーグマン「歪曲のせいでインフレをめぐる妄想がますますひどくなる」
  • タイラー・コーエン 「奇跡は至る所にある?」(2004年7月13日)

    ●Tyler Cowen, “Miracles are Everywhere?”(Marginal Revolution, July 13, 2004) 普通の生活を過ごしていれば、大体1カ月 [1] 訳注;35日 に1回のペースで、奇跡を体験することになる。・・・(略)・・・目が覚めている人間がはっきりと意識をもって過ごしているのは1日のうちでおよそ8時間で、その間は、1秒あたり1回のペースで何らかの出来事を見聞きしていると言われる。ということは、我々が1日のうちで遭遇する出来事の数は、およそ3万。1カ月だと、およそ100万だ。ほんのわずかの例外を除いて、我々が体験する出来事は取るに足らないものであり、奇跡と呼ぶには程遠い。奇跡というのは、100万回に1回の確率で起こる出来事だ。1ヶ月のうちに遭遇する出来事の数はおよそ100万なわけだから、平均すると、大体1カ月に1回は奇跡にめぐり合う可

    タイラー・コーエン 「奇跡は至る所にある?」(2004年7月13日)
  • タイラー・コーエン 「レオン・ワルラスに関する意外な事実」(2011年7月30日)

    ●Tyler Cowen, “Facts about Leon Walras”(Marginal Revolution, July 30, 2011) 1. パリにあるエコール・ポリテクニークを2度受験しているが、合格できず。数学の能力が合格基準に満たなかったためだ。 2. (工学分野の技術者養成機関である)パリ国立高等鉱業学校に入学。在学中は小説を書いたり、文芸批評に熱を上げた。 3. 経済学は独学で学んだ。 4. ノーベル「平和」賞を受賞するにふさわしいと自任していたものの、結局受賞するには至らず [1] … Continue reading。 以上の事実は、エベリン・アドメイト(Eveline J. Adomait)とリチャード・マランタ(Richard G. Maranta)の二人が執筆している『Cocktail Party Economics: The Big Ideas and

    タイラー・コーエン 「レオン・ワルラスに関する意外な事実」(2011年7月30日)
  • アレックス・タバロック 「あなたは2頭の雌牛を所有しています ~社会主義、共産主義、資本主義、そして・・・何主義?~」(2011年10月5日)

    アレックス・タバロック 「あなたは2頭の雌牛を所有しています ~社会主義、共産主義、資主義、そして・・・何主義?~」(2011年10月5日) ●Alex Tabarrok, “The You Have Two Cows Challenge”(Marginal Revolution, October 5, 2011) 政治哲学を学ぶ上で格好の導入となる「2頭の雌牛」のジョーク(日語版のwikipediaはこちら)については、とっくにご存知だろうと思う。こういうやつだ。 社会主義(Socialism): あなたは2頭の雌牛を所有しています。すると、政府の役人があなたの家へやってきて、2頭のうち1頭だけを持ち去っていきました。そして、その1頭をあなたの隣人に譲り渡してしまいました。 共産主義(Communism): あなたは2頭の雌牛を所有しています。その2頭を残らず引き渡すために役所を訪れ

    アレックス・タバロック 「あなたは2頭の雌牛を所有しています ~社会主義、共産主義、資本主義、そして・・・何主義?~」(2011年10月5日)
  • タイラー・コーエン 「相手の名前をド忘れした時の対処法」(2007年6月17日)

    ●Tyler Cowen, “When you forget someone’s name”(Marginal Revolution, June 17, 2007) 悲しいかな、人の名前をド忘れしてしまうことが多くなってきている。レストランの場所なんかは忘れたことないんだけどね。というわけで、グレッチェン・ルービン(Gretchen Rubin)が紹介している「相手の名前をド忘れした時のごまかし方」に耳を傾けてみることにしよう。 ごまかし方その1. 「ファーストネームでお呼びしたいんですが、そういうわけにもいかないようですので」:「いつものように(ファーストネームで)『デイヴィッド』とお呼びしたいところなんですが、この場でそう呼ぶのはふさわしくない(失礼にあたる)んじゃないかって思いも一方ではありまして・・・」 ごまかし方その2. 「お名前は勿論覚えていますが、あなたのことをもっと詳しく知

    タイラー・コーエン 「相手の名前をド忘れした時の対処法」(2007年6月17日)