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ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (18)

  • ハゲへの理不尽な扱い - 新小児科医のつぶやき

    ハゲてしまう事はその殆んどが人の責任ではありません。どっちかと言うと遺伝的な問題の方が多いと思っています。ちなみに私は父方がハゲる傾向があり、母方はハゲない傾向があります。これも実は複雑で、曽祖父母の代まで遡るとミックスが色々あってなんとも言えない気はしています。今のところ、白髪は目立ってきていますが、ラッキーな事にハゲるまで至っていません。ちょっと薄くなってる気もしないでもないですが、なんとか頑張っているの感じでしょうか。 私の事はともかく、男性への最大の侮蔑の言葉としてハゲは厳然と存在します。たとえば2/2付朝日新聞ですが、 「ハゲ」と言われ平手打ち 神奈川の教諭、生徒16人に 神奈川県小田原市教育委員会は2日、市立中学の50代の男性教諭が生徒から「死ね」「ハゲ」などと暴言を吐かれたことをきっかけに2年生の男子生徒16人を平手打ちする体罰があったと発表した。教諭は生徒や保護者に謝罪、

    ハゲへの理不尽な扱い - 新小児科医のつぶやき
  • 日野原先生、提案は日本語で是非お願いします - 新小児科医のつぶやき

    8/27付朝日新聞デジタル「緩和」「末期」 暗い響きを見直すより、 がんの患者さんで、がんが進行し、心身ともに痛みを感じている人たちが入院する「緩和ケア施設(PCU)」(英語でpalliative care unit)がいま、日には244施設(4836床)あると言われます。PCUのある病院に入院すれば、身体的な痛みやその他の症状はモルヒネで取り去ることができ、精神面では、不安を軽減する薬を処方したり、音楽療法などで心を静めたり、といった対策が取られます。 とはいえ、このような「緩和ケア」を受けている患者さんで、たとえ痛みが和らいだとしても、やはり死が近づく足音を心に感じて、思い悩みながら生活しているケースがあります。「自分は『緩和ケア』を受けている」ということが常に気になり、「死が近いのではないか」と心の中でおびえる患者さんが、決して少なくないのです。 そんな問題がある中、2007年に米

    日野原先生、提案は日本語で是非お願いします - 新小児科医のつぶやき
  • 子供の自殺統計 - 新小児科医のつぶやき

    イジメ自殺について書こうと思ったのですが、これは下手に論を立てると炎上必至のアドバイスが某所にあり、これはやめます。プロットは立てていたのですが、確かに何を書いても誰かが猛反発しそうですし、それを招かないようにフンワリ書いたら毒にもクスリにもならないものになるのは確実です。そこでと言うわけではありませんが、下調べのつもりだった子供の自殺統計だけまとめておく事にします。 ■人口動態統計 人口動態統計の死因の定義ですがいばらき統計情報ネットーワークより、 死因の統計は死亡診断書に基づき作成するが,死亡診断書に2つ以上の死因が記載されている場合は,統計表章のため1つの死因を選択しなければならない。死因の選択にあたっては,医師の死亡診断書への記載に従って,原死因(直接に死亡を引き起こした一連の事象の起因となった疾病もしくは損傷であり,死亡診断書が正しく記載されている場合には,?欄の最下欄に記載され

    子供の自殺統計 - 新小児科医のつぶやき
  • 奥歯に物が挟まったような記事 - 新小児科医のつぶやき

    まず11/26付読売新聞・九州発より、 「無理な授乳指示で脳障害」国立病院機構提訴へ 長女(9か月)に重い脳障害が起きたのは、出産直後に病院側の指示で母乳育児などを無理に続けさせられたためだとして、神奈川県の両親らが九州医療センター(福岡市)を運営する独立行政法人・国立病院機構(東京都)を相手取り、約2億3000万円の損害賠償を求める訴訟を26日、福岡地裁に起こす。同病院を巡っては5月、出産後の経過措置に問題があり、別の女児が植物状態になったとして同様の訴訟が起こされている。 訴状によると、里帰りしていた母親(40)は2月14日、同病院で女児を出産した。出産時に異常はなかった。その後、病院側は直接授乳を指示。しかし母乳が十分出ず、長女もほとんど吸わなかった。約12時間後、心肺が停止していることが判明。呼吸は戻ったものの、低酸素性脳症により意識不明の寝たきり状態になっている。 同病院は、出産

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  • NATROM先生に座布団1枚 - 新小児科医のつぶやき

    平穏な関西にいると実感に乏しいのですが、鼻出血や下痢が内部被曝の影響によるものだと風評が飛んでいるようです。「そんな事はない」との冷静な反論も出ていますが、相手は理論ではなく不安心理でそう思い込んでいますから、議論もまたかみ合っていないように感じます。なんと言っても「絶対そうでないと断言できるか」の反論は議論の積み重ねを許しません。 「大変なこっちゃ」と横目で見ていたのですが、NATROM様が放射線被ばくで集患をとエントリーをあげておられるのを見て笑ってしまいました。NATROM様は不安心理を逆手に取って、手間のかかる否定より進んで肯定してしまえば、集患に有用としています。ま、普通の鼻出血やら下痢なら、どのみち治療可能ですから、放射線の影響を認めれば患者は満足します。 NATROM様がブラックなのは、ついでに怪しげなインチキ療法を自費診療でセットにすればより有用としています。そりゃ、どこの

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  • 脳科学者 - 新小児科医のつぶやき

    マジレスするのも如何な物かと思わないでもありませんが、mixiでバリバリの現役産婦人科女性医師の総スカン(「総」と言っても2人なんですが、どちらも著名な論客で、1人で20人前ぐらいの迫力があります)を喰らった脳科学者の意見と言うか説を紹介しておきます。ソース元は、 女は男の浮気が分かる、逆に男は気づかないってホント!? これが掲載されているサイトはCOBS ONLINEと言うところで、他の記事を読めば「なるほど、この手の記事が掲載される」と理解できないでもありませんが、書いているのが 北海道大学理学部卒。京都大学理学研究科博士課程、日学術振興会特別研究員、米国エール大学医学部研究員、京都大学霊長類研究助手、北海道大学医学研究科教授などを経て、人間性脳科学研究所(HNI)に就任。著書に『わがままな脳』(筑摩書房)、『「学力」と「社会力」を伸ばす脳教育』(講談社)など。『ほんまでっか!?TV

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  • 「自然みたいな分娩」分類の再考察と野良妊婦問題 - 新小児科医のつぶやき

    ■「自然みたいな分娩」分類の再考察 まず土曜日に提案した分類を再掲します。 大分類 小分類 定義 自然みたいな分娩分類 医療拒否分娩 完全派 分娩時のトラブルも自己責任で負う 原始分娩 不完全派 土壇場での医療介入を期待する 助産所分娩 無連携派 いかなる事態でも産科医療機関を頼らない 自然派分娩 消極連携派 土壇場で産科医療機関に投げる 積極連携派 状況に応じて適切に連携する 自然風分娩 産科管理分娩 * 一部の産科医療機関は消極連携派とする 医療管理分娩 致命的な異論・反論はなかったのですが、傾聴に値する補足意見はあり、積極的に取り入れていこうと思います。主に意見が出たのは、 助産師分娩の「無連携派」の表現、定義 産科医療機関での「自然みたいな分娩」指向の色分けまず「無連携派」は指摘されて見れば適切な表現ではなかったと思います。「自然みたいな分娩」の分類の基は、結局のところ産科医療、

    「自然みたいな分娩」分類の再考察と野良妊婦問題 - 新小児科医のつぶやき
  • 24時間テレビの暴走を考える - 新小児科医のつぶやき

    まずは昨日と同じ助産院は安全?様の無介助分娩をテレビで?!から、 日テレで8月恒例、24時間テレビが今年もあるそうですが、8人を自宅出産された方が扱われるそうです。 それも、“毎回助産師を呼ばない”無介助分娩だそうです。 若干放送時間がずれることもあるそうですが、8月29日日曜日の朝8時くらいが予定時間だそうです。 内容は感動を押し売りして、子供から小遣い銭を巻き上げる集める24時間テレビですから「賛美」であるぐらいは推測できますが、うろうろドクター様が自宅分娩出演者のブログ(mixiらしい)を探し出してくれました。(『自宅出産』を賛美し医療不信を煽る、24時間テレビを許すな!) 今年の24時間テレビで我が家の 8人目8回目の自宅出産 の映像が放送されます もちろん家族のみでの出産です (毎回の事ですが助産婦さんなどはいません) 是非見てください 8月29日日曜日 日テレちゃん 朝8:00

    24時間テレビの暴走を考える - 新小児科医のつぶやき
    ko_chan
    ko_chan 2010/09/27
    この国じゃ医者が付いてて死なせたら違法だと言われてしまうというのに。
  • 日本学術会議のホメオパシー否定 - 新小児科医のつぶやき

    学術会議会長 金澤一郎氏による平成22年8月24日付「ホメオパシー」についての会長談話です。長くもないのでリンク先を確認してもらえれば嬉しいのですが、終わりの部分を引用します。 今のうちに医療・歯科医療・獣医療現場からこれを排除する努力が行われなければ「自然に近い安全で有効な治療」という誤解が広がり、欧米と同様の深刻な事態に陥ることが懸念されます。そしてすべての関係者はホメオパシーのような非科学を排除して正しい科学を広める役割を果たさなくてはなりません。 最後にもう一度申しますが、ホメオパシーの治療効果は科学的に明確に否定されています。それを「効果がある」と称して治療に使用することは厳に慎むべき行為です。このことを多くの方にぜひご理解いただきたいと思います。 この日学術会議と言うのが結構凄い団体で、wikipediaで十分ですから引用しておきますと、 科学者の内外に対する代表機関であ

    日本学術会議のホメオパシー否定 - 新小児科医のつぶやき
  • 口蹄疫と消毒薬 - 新小児科医のつぶやき

    口蹄疫のお話は出来れば回避したいと思っていました。あまりにも知識が無いのと、中途半端に書いて無用な風評被害を起したくないと考えていたからです。幸か不幸か理由はわかりませんが、なぜかマスコミも口蹄疫には非常に関心が薄いようです。後は粛々と感染の拡大をい止める作業が進み、感染が終息してくれるのが一番理想的な展開と今でも思っています。 風評被害がどれぐらいになっているかはわからないのですが、どうやら肝心要の対策が全然「粛々」と進んでいないようです。そうであるなら敢えてこの件に触れておく方がメリットがあると思い直しエントリーをあげます。 口蹄疫とはになるのですが、非常に大雑把な説明だけしておきます。偶蹄目と言いますから具体的には牛や豚に広がる感染症で、症状としては人間の手足口病に少し似ているとされます。ただし似ているのは症状の見た目だけで、実質は天と地ほども違います。口蹄疫に罹患しただけで牛や豚

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  • 救急車有料化私案 - 新小児科医のつぶやき

    救急需要の増大により救急車の有料化論議は断続的に行なわれています。これは救急車へのトリアージも含めて同じ壁が立ち塞がります。救急搬送問題で常に課題になるのは、 不要な救急の抑制 そのため不要な救急要請に対し、ある基準を設け、その基準に達しないものを有料化するなり、トリアージするなりの議論が続いています。ただしこれは大問題を含んでおり、「不要」と判断しても実は重症であったときの責任問題がネックとなって動けなくなります。救急隊がトリアージをやって結果的にミスであったら巨額の賠償金と訴訟、さらには社会的バッシングがセットでプレゼントされます。 つまり救急隊が搬送現場でトリアージをやり判断が結果的でもミスであれば、救急隊員にとって割に合わない重大責任が発生する事になります。 有料化論議でよく論点に挙がるのは、搬送先病院での判断ですが、これも医師がうっかり「軽症、有料」として、後日重症である事が判明

    救急車有料化私案 - 新小児科医のつぶやき
    ko_chan
    ko_chan 2010/04/06
    一律有料しかないと思うけど。所得に応じた調整は保険料でやるしかないのでは。
  • この程度のヒト - 新小児科医のつぶやき

    【日曜経済講座】論説委員・岩崎慶市 開業医と勤務医の診療報酬配分の批評はもう良いでしょう。所詮は財政制度等審議会 財政制度分科会のメンバーであり、メンバーとして賛成した意見に提灯記事を書いているだけの代物ですから、何を言っても馬の耳に念仏、蛙の面にションベンです。個人的には新聞を始めとするマスコミの最大の使命は権力の監視のはずですが、御用委員会に嬉しそうに名を連ねているだけでその資質の程度がよく理解できます。 今日はわざと変化球で「【日曜経済講座】論説委員・岩崎慶市 不況下に記念貨幣を考える」を読んでみます。理由は単に問題記事の下に並んでいたからです。まずは前半部です。 ■伝統生かし活性化を ≪秋に天皇ご在位20年も≫ 最近、記念貨幣が続々と発行されているのをご存じだろうか。昨年度から地方自治法施行60周年を記念したカラフルで美しいコインがいくつも登場しているし、11月には天皇陛下ご在位2

    この程度のヒト - 新小児科医のつぶやき
    ko_chan
    ko_chan 2009/06/17
    ここの先生の学術的に抑制のきいた姿勢は素直に尊敬だが、政府紙幣の件はインフレ・デフレの場合にそれぞれ貨幣需要(=消費・投資したいor貯め込みたい)がどうなるかってところから切り込めばいいかな。
  • 新型インフルエンザワクチンへの開業医の悩み - 新小児科医のつぶやき

    悩んだところでどうしようもなく、開業医のボヤキみたいなものですが、6/5付け読売新聞より、 新型インフルのワクチン、年内に2000万人分製造 接種、11月ごろ可能 厚生労働省は4日、年内に2000万人分の新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)用ワクチンを製造する方針を固めた。 米国から入手したウイルス株を、近くワクチンメーカーに配布する。メーカー側は7月上旬にも製造を開始し、11月ごろからワクチンの接種が可能になる見通しだ。 国内のワクチンメーカーは4社・団体しかなく、製造量に限りがある。新型用ワクチンを製造するには、毎冬流行する季節性インフルエンザ用ワクチンの製造設備を切り替える必要があり、厚労省が新型用と季節性用のワクチン製造割合を検討していた。 毎年1500万人程度が感染する季節性インフルエンザ用ワクチンは、「今月中に3000万〜4000万人分を確保できる見通し」(厚労省幹部)とされ

    新型インフルエンザワクチンへの開業医の悩み - 新小児科医のつぶやき
  • 「たらい回し」から少し考える - 新小児科医のつぶやき

    「たらい回し」問題を考えてみます。東京での出来事はさすがにショッキングであったらしく、様々な対策が唱えられています。その中で個人的に目に付くのは、 断るな! つまりいかなる状況であっても断りさえしなければ「たらい回し」は解消できるとの主張です。誠にもっともな主張で確かに断らなければ「たらい回し」は発生しません。断るなの主張の延長線上に、 満床であっても受け入れて当然 これもわりと幅を利かせている意見です。民主党の山田正彦衆院議員は影の厚労相であるそうですが、 「ベッドが空いてない、医師がいないなどの理由で安易に受け入れを断らないでほしい。緊急対応策をぜひ考えてほしい」と訴えた。 個人的に私は「押し込み理論」と呼んでいます。押し込み理論は満員電車であれば適用される理論と考えます。ぎゅうぎゅう詰め状態であっても、力づくでも押し込めば電車は目的地に向って走ってくれます。これは電車に期待する役割が

    「たらい回し」から少し考える - 新小児科医のつぶやき
    ko_chan
    ko_chan 2008/11/10
    データ=物事を決める判断材料。対策立てるにはデータ必要>どこにどう影響出るかを考えるため。官僚のつくる報告は結論に合わせてデータ後付け=嘘はないので反論困難。基礎データ隠蔽>検証不可能
  • 誰のための提案 - 新小児科医のつぶやき

    75歳以上の所得のデータぐらい簡単に見つかるかと思ったらかなり苦戦しました。とりあえず最新データで75歳以上の高齢者は1276万人いる事は確認できました。その上での所得分布ですが、公式のものとなると第2回社会保障審議会・後期高齢者医療の在り方に関する特別部会「高齢者の生活に関する資料について」が一番信頼がおけそうです。ここには75歳以上の所得分布が表として出ています。出ているのは良いのですが、なんとデータが平成12年でチト古いところがあります。この資料の元データは国民生活基礎調査の概況なんですが、これの平成18年版の年次別の所得の状況を見てみると、高齢者世帯の1世帯当たりの平均所得金額が、 平成12年:319万5000円 → 平成17年:301万9000円 こうあるため、平成12年データでも参考になると判断します。資料によると75歳以上の個人所得は 所得 比率(%) 推定実人数(万人) 所

    誰のための提案 - 新小児科医のつぶやき
    ko_chan
    ko_chan 2008/06/17
    後期高齢者医療制度関連、消費税
  • koume様の主張 - 新小児科医のつぶやき

    koume様は☆医療問題を注視しる!その4 加古川事件とJBM☆を書かれた気鋭のブロガーです。koume様は医師ではなく99.99%農業関係者で、証拠としては農家こうめのワインを読まれるとよくわかります。医療関係者ではありませんが、医療問題には深い関心を寄せられており、ある意味、医療関係者で無い分だけより鋭い観察をされます。一昨日取り上げた団藤保晴氏の医療崩壊と医師ブログ林立、勢いと隘路にも目が醒めるようなコメントをされています。 医療問題には強い関心を持っている非医療関係者です。 他の方も書かれていますが、医師たちは現在の医療システムが崩壊しても特に困りません。困るのは患者の方です。 数多くの医師ブログがあり、そこで様々な情報が発信されていますが、ほとんど医師の善意によるもので、私などはその善意にタダ乗りしていろんな問題を教えてもらっているに過ぎません。 そういう意味で、 > メディアの

    koume様の主張 - 新小児科医のつぶやき
    ko_chan
    ko_chan 2008/05/18
    医療崩壊で困るのは医師ではなく患者。医療崩壊→混合診療導入で財界も政府もウマー、医師の一部さえ容認し始めている。崩壊を止めるには、まず患者が痛み(アクセス制限&負担増)を受け入れなければならない。
  • 混合診療のお話 - 新小児科医のつぶやき

    この話は4/22の後半部分の焼き直しですし、あの時の反響は薄かったのですが、もう一回書き直す意義はあると思いますので反芻します。 まず平成17年度の財源別国民医療費ですが、 財源 推計額 構成割合 公費 国庫 8兆2992億円 25.1% 地方 3兆7618億円 11.4% 保険料 事業主 6兆7082億円 20.2% 被保険者 9兆5811億円 28.9% その他 4兆7786億円 14.4% 患者負担 4兆7572億円 14.4% 計(国民医療費) 33兆1289億円 100.0% これを前提に考えたいのですが、混合診療解禁派でも良心的な主張をする方は、この枠組みを堅持したままでの混合診療を望まれています。つまり現在の医療制度はそのままにあり、その上で癌治療などで保険医療から零れ落ちた部分だけ混合診療を認めるのが、患者の利益につながるというものです。実はその主張なら多くの医師は反対では

    混合診療のお話 - 新小児科医のつぶやき
    ko_chan
    ko_chan 2008/05/09
    混合診療解禁で、民間保険に自由診療100兆円が。財界、政府は賛成。医師のみが反対しているが、医療費削減という兵糧攻めにあって、解禁賛成へと転びかけている。国民はまた手遅れになってから騒ぐんだろう。
  • 息抜きの小ネタ - 新小児科医のつぶやき

    見えない道場舗様からTB頂いた記事が小ネタとしておもしろかったので、今日は息抜きで扱ってみます。 ネタ元は東京新聞の「こちら特報部」というコーナーだそうです。東京新聞がどれほどの新聞か存じませんが、大阪新聞よりはよほど上品な新聞だろうと言う理解で進めます。大阪新聞並だったら高尚過ぎる内容だからです。まずWeb掲載部分ですが、 医療法改正で 嘱託病院確保を助産所に義務付け 廃業助産所も 2008年3月8日 奇妙な医療法改正に助産所が振り回されている。法改正で助産所は分娩(ぶんべん)中の急変などで緊急搬送先となる嘱託病院を四月までに自助努力で確保しなければならないが「多忙」を理由に断られるケースが続出。このままでは廃業する助産所も出てくるため、厚生労働省は「(嘱託病院は)新たな義務を負うものではない」と通知を出した。だったら嘱託病院確保は無意味では。何とも不可解な法改正なのだが…。 (鈴木伸

    息抜きの小ネタ - 新小児科医のつぶやき
    ko_chan
    ko_chan 2008/03/22
    助産所活用についての東京新聞「こちら特捜部」の記事は、トンデモというより意図的なミスリードにさえ見える。騙されないためには相当の知識、もしくはデータにあたる手間ヒマが必要。それだけに悪質。
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