前東京都知事で日本維新の会の石原共同代表は4日、猪瀬直樹都知事が医療法人徳洲会側から5000万円を受け取った問題で、「(猪瀬氏には)潤沢な政治資金、選挙資金があったはず。その体制を彼に引き継いだ。なんで徳田(毅衆院議員)君に会いに行ったのかわからない」と述べた。
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は21日、社民党の福島瑞穂党首を「バカみたいな社会党の生き残りの女」と酷評。野中広務元官房長官にも「売国奴だ」と矛先を向けるなど、自らと主張が異なるハト派をこき下ろした。川崎市内での維新の参院選立候補予定者の集会で語った。 石原氏は福島氏を「『憲法を変えると戦争を始める』とキャッキャと言う。まだ生きているのが不思議なくらいの化石みたいな人だ」。今月上旬に訪中し、日中国交正常化の際に尖閣諸島の領有権の「棚上げ」で両国が合意したと発言した野中氏について「このごろ気が狂ってね。わざわざ北京まで行っておうかがいをたて、何を考えているのか」とまくし立てた。 一時は連携を探った亀井静香元国民新党代表についても「なかなかの男だったんだけど、このごろちょっとおかしくなった」と批判した。 関連記事維新・石原氏、松井氏の発言<要旨> 橋下氏発言めぐり5/15「軍と売春、つき
■石原慎太郎・日本維新の会代表 (原発事故を)「想定外」と言うが、この日本のような世界最大の火山脈の上に乗っているんだから、地震が起こるのは当たり前。何でもっと高いところに原発を作らなかったのか。海から水を引いて冷やせるところがいいんだと。極端なことを言うと、東京湾の千葉県の沿岸に原発はできるんですよ。あそこは地盤がしっかりしていて海も近い。だけど、高いところにつくらなきゃダメだ。 そういうことも考えずに、役人は、同じような役所みたいな東電と組んで、ずさんな計画をやったから、ああいうざまになる。役人は新しいこと、複雑なことを考えない。みんな縦割り行政で他の役所と相談することをせずに、自分の役所のことを「我が社、我が社」と言って、この国を壟断(ろうだん)している。(横浜市内での街頭演説で) 関連記事役人には任せられない 維新・石原氏〈党首第一声〉(12/4)石原氏「誤解招いたなら遺憾」
日本記者クラブ主催の党首討論に参加した「日本維新の会」代表の石原慎太郎前東京都知事。衆院選公約で「既設の原発は2030年代までにフェードアウト(消失)」するとしていることを記者から問われ、「それは違う。公約は書き直させた」と答えると、失笑をかいました。 自党が掲げた公約にもかかわらず、「フェードアウトってどういうことですか」と記者に問いただす石原代表。原発ゼロは「願望」などと批判して「公約は直させました」と強調。「直っていないから直してください」といわれて、「わかりました」と答えると記者席からどよめきが起こりました。 石原氏も同席して、橋下徹代表代行・大阪市長と、衆院選公約「骨太2013―2016」と「政策実例」を発表したのは党首討論の前日のことです。その公約を簡単に投げ捨てるとはあまりにも有権者を愚ろうする態度です。 橋下代表代行も公約発表の席で、「マニフェストってどこまで重要視しなきゃ
石原慎太郎氏の三男・宏高氏が新興宗教「幸福の科学」に入信していたことが、週刊文春の取材により明らかになった。複数の教団関係者が証言した。 宏高氏が入信したのは、翌年に総選挙を控えた2008年のことである。 「あれは08年の秋口のことです。都内の五反田駅に近い幸福の科学・東京南部支部で石原宏高さんが信者になる儀式を受けました。支部の2階にある礼拝室に20から30人の会員が集まるなか、宏高氏は“三帰誓願”をしたのです」(教団元幹部) 三帰誓願とは、教団の教義で、「仏・法・僧」の三宝への帰依を誓うことをいう。 その日、まさに儀式に立ち会ったという別の教団関係者はこう証言する。 「宏高さんがご本尊の前に立つと、導師から『あなたは主に帰依しますか。法に帰依しますか。サンガ(=僧団)に帰依しますか。この三宝に帰依することを誓いますか』との問いかけが行われました。宏高さんがいずれにも『はい、帰依します』
2012年11月5日、筆者は産経新聞より読書面にエッセイの寄稿を求められました。文字数は14行×55字=770文字、締め切りは12年11月26日、掲載日は12月2日ということでした。担当者は、私の著作を読んでおり、また「『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』へのゲスト参加等々、拝見、拝聴し、刺激を頂いて」いる旨を明言していました。私は念のため、「どんな本を選んでもよいという確約をいただきたい。たとえば、おおげさではなく『共産党宣言』 で載せることは可能ですか?」と確認をし、快諾を頂戴しました。そして11月25日の夜に執筆した文書を産経新聞に送信しました。すると、26日夜にメールが着信し、一方的に紙面掲載を拒否されました(前日に入稿しており、さらに770文字という短い分量なのですから、内容が別の意味でそぐわないなら修正の交渉をするという方策があったはずですが)。 私は、最後のメー
東京都知事選に立候補することを模索していた外食大手「ワタミ」の渡辺美樹会長(53)は12日、出馬を断念したと発表した。 自身のホームページ(HP)で明らかにした。 渡辺氏は2011年の前回都知事選にも出馬。石原慎太郎・前知事(80)に敗れたものの、約101万票を獲得して3位だった。HPによると、前回選挙では直前に東日本大震災が発生したため、都政の課題について候補者間で議論が深まらなかったとして、「もう一度挑戦するべきだという思いを持ち続けてきた」と再起を期していたという。 ただ、今回は石原氏が突然辞職したことは「想定外」で、自らのスケジュール調整も付かず、「今、都知事選に出ることは、たくさんの方との約束を『投げ出し』『無責任』に当たると考えた」と断念の理由を記した。
福島第一原発のすぐ北に位置する南相馬市。いまだ2万3000人以上が避難生活を送っている同市だが、桜井勝延市長は日本外国特派員協会で行った会見で「政治も日本のマスコミも、事故が収束したかのような報道の中で、“福島”を収束させようと思っているかのように感じる」と語った。 福島第一原発がある福島県双葉郡のすぐ北に位置する南相馬市。震災と津波、原発事故で大きな被害を受け、震災発生直後の2011年3月26日、桜井勝延市長がYouTubeへの動画投稿を通じて、生活物資が足りない窮状を世界に訴えたことが反響を呼んだ。 震災から1年半、日本では税金や領土問題など、震災以外のニュースが大きく報じられるようになり、相対的に被災地の状況が伝えられなくなっている。こうした中、桜井市長は日本外国特派員協会で行った記者会見で、いまだに多くの住民が避難している現状を訴え、復興に向けての課題を述べた。その内容を詳しくお伝
東京都知事の石原慎太郎が10月31日、正式に辞職した。「東京から日本を変える」と就任して13年余り。都政に残したものは何か。そして、近く結成されるという「石原新党」は勝算があるのだろうか。もはや、さしたる未練もないのか。石原都政の最終日はあっさりと終わりを告げた。「みなさんと一緒にやってきたことはすべて正しかったと思う」。31日、都議会で知事辞職への同意を得た石原は、都幹部を一堂に集めた庁議
東京都の石原慎太郎知事が辞職表明の記者会見で発したメッセージに対し、若者や中年の世代の間で、共感と反発という対照的な反応が広がりつつある。「奮起を促された」「知事こそ途中で投げ出したではないか」。「石原節」を突きつけられた年下世代の思いは複雑だ。 ◆母校の後輩◆ 石原知事は25日の記者会見で、80歳での国政転身について問われ、「まさしく80歳。何で俺がこんなこと、やらないといけないのか」とぼやいてみせた後、「若い人、しっかりしろよ」と言葉に力を込めた。 知事の言葉に「違和感を感じた」と話すのは、母校の一橋大(国立市)の社会学部4年生(24)。メーカーの内定を得たものの、就職活動中には雇用情勢の厳しさを肌身で感じただけに、「働きたくても働けない若者がいる。若者が活躍できる場を作るために、知事はどれほど取り組んだのか」と批判する。 経済学部の3年生(21)は、「正直悔しい。若者がしっかりしてい
「知事でいた方が影響力を行使しやすいのではないか」と国政進出を疑問視したのは玄葉外相。過去の外交に関する言動を念頭に、「国家の責任者、トップに置き換えた場合、不適切な部分がある」と語った。田中文部科学相は、電撃的な辞職表明をキレやすい老人をテーマにした本を引き合いに出して、「格好悪い『暴走老人』のようだ」と皮肉った。
平成7年(1995年)4月14日、衆議院本会議場でのこと。石原慎太郎代議士は、国会議員在職25年表彰の国会演説で、議員辞職を表明した。私は、その演説を本会議場で聞いていたが、これといった感慨は、ほとんどなかった。石原氏とは同じ党にいたが、もともとモノの考え方が違っていたので、ほとんど接触したことはなかったし、辞職表明演説そのものにも、これといった内容が無かったからである。今日、石原都知事の辞意表明に接したが、その時と同じ印象を覚えた。 石原氏は「都知事を辞めて、国政に復帰する」といったが、国政の場で石原氏がやるべきことは、残念ながら殆どないであろう。随分前から、“石原新党”が取り沙汰されていた。一部には期待する向きもあったが、私は、ほとんど関心が無かった。確かに、国政は混迷の極みにある。その根本原因は、自公民・談合の消費税の増税である。また、原発をどうするか、経済の再生をどう図るかというこ
関連トピックス橋下徹石原慎太郎都知事 東京都の石原慎太郎知事(80)は、新党を結成し、近く都知事を辞任する意向を固めた。25日午後、都庁での会見で表明する見通し。自ら党首に就任し、次期衆院選への立候補を検討する。都知事選は、知事の退職の申し出から50日以内に行われる。 石原知事は、自身が応援団長を務めるたちあがれ日本を母体とし、保守勢力を再結集する新党構想を進めてきた。また、第三極の結集をめざし、日本維新の会の橋下徹・大阪市長との連携も模索してきた。 知事周辺は25日、辞任の時期について「議会との関係があるので、12月議会後になる」との見通しを示した。石原知事の任期は2015年4月までだった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事橋下氏、石原新党結成なら連携
関連トピックスオリンピック五輪招致の支出の流れ 【藤森かもめ、山田明宏】2020年夏季五輪の招致を目指す東京都が、前回16年五輪招致で支出した費用の経理書類をめぐり、保存期間内の8事業計約18億円分の文書を保存していなかったことがわかった。朝日新聞の情報公開請求に、都は「紛失した」と説明している。 文書がなくなった事業では、都議会で「金額が業者の言いなりではないか」との指摘があった。だが、具体的な内訳を示す経理書類がないと事業内容の検証ができない。今回の紛失は、20年五輪の招致機運にも影響が出そうだ。 06〜09年度の都の招致活動費に関するすべての文書の開示請求に対し、都は(1)事業の支出名目や支払総額、契約時期を示す「契約台帳」(2)事業の詳細を記した「仕様書」や「内訳書」などの経理書類一式を開示した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込み
東京都の石原慎太郎知事は19日の定例会見で、橋下徹・大阪市長の出自をめぐる週刊朝日の連載記事について、「出自や親族の職業をあげつらい、それがDNAとして受け継がれて危険だというのは、中傷誹謗(ひぼう)の域を出ない卑劣な作業だ」と厳しく批判した。 石原知事は会見冒頭、「友人だから腹に据えかねて申し上げる」と前置きして批判を展開。「橋下さんにも子供がおり、その子供にまで影響する。文筆を借りて、他人の家族までおとしめるという物書きは許せない」と語った。 記事を執筆したノンフィクション作家の佐野眞一氏については「同和や被差別部落の問題について強い偏見を持っている」と指摘。「私も被害者の一人。父親の本籍地に出かけ、石原一族は同和、部落ではないか、と誘導尋問をしていたと報告があり、あきれた」と語った。 また、佐野氏の作品には作家の深田祐介氏や山根一眞氏らの作品からの盗用があるとして事例を列挙。「卑しい
3年ぶりの自民党総裁選が終わったね。安倍晋三さん、石破茂さん、町村信孝さん、石原伸晃さん、林芳正さんの5人が立候補して乱戦なんて騒がれたけど、とてもすばらしかった。民主党の代表選とは段違いだ。しかし、勝負の結果は早くからかなり読めていたよ。 石破さんの地方票が非常に強くて、1回目の投票でぶっちぎりで1位になる。だが、誰も1回目で過半数は取れなくて、国会議員だけで行われる決選投票で2位の候補が逆転するだろうということは誰もが思っていた。問題はそれが安倍さんなのか、石原さんなのか-。そこはなかなか分かりにくいところだったけどね。報恩忘れた谷垣氏 だから最終盤の2位争いは熾烈(しれつ)だったでしょ。最後はね、石原さんの方は地方票が取れなかった。「選挙の原点を教えられた思いだ」と、僕は若い諸君に言っているんだけど、やはり安倍さんと石破さんは地方の遊説にものすごい力をかけた。石原さんは党の幹事長だか
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