参照:♪武田徹オンライン日記4m33s ♪ ★http://www.asahi.com/politics/update/0409/TKY200704080141.html 東京猫さんのエントリー『私も東京を考える』を読んでいたら、もう一度、僕の過去ログを読んでみたくなりました。成る程、事実派か権利派かで、取りあえず、整理出来るところがあります。ローティ=東浩紀、ロールズ=北田暁大と言う具合にですね、この『東京かから考える』(NHKブックス)は東京猫さんが、適切な引用とコメントをしています。とても助かりました。僕自身の引用部分と重ねで再読したわけです。肝心の僕自身、浅学なので、ローティとロールズについて語ることが出来ませんが、補助線で補強されたといった感じです。 この本で僕はリチャード・ローティの『リベラル・ユートピアという希望』を購入したのに、いまだにツン読状態です。読まなくっちゃあ…。
東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス) 作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/01/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: 130回この商品を含むブログ (253件) を見るこんな本を読んでおりました。 最近頭が完全にマンガの事ばかり考えているので、この本を読んでもすぐマンガのイメージと結びついて考えてしまいます。しかしここで僕の頭に具体的に何のマンガのイメージが浮かんだかという事を言う前に、本書の主張をかいつまんで説明したほうが良いですね。 この本は批評家の東浩紀さんと社会学者の北田暁大さんが東京の都市について対談する本です。 内容は、多様性を残した「個性ある街」をノスタルジー的な価値観で残したいと考える北田さんと、多様性を保障するにはどんな人でも住めるような均質化した街が必要で、今後そうなっていくだろ
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(29)は16日、パドレスとの開幕戦が行われるソウルの高尺スカイドームで記者会見に臨み「韓国でプレーするのを楽しみにしていた。新しいチームで、素晴らしい選手たちとプレーできるのを楽しみにしている」と意気込んだ。
この記事の目次 外観 装丁や文体(?)に関して 全体要約 本書の全体について 「メタリアルフィクションの誕生」との比較 本書のもとになった連載記事との比較。特に、削除されてしまった柄谷行人に関する議論について 大塚英志 本書と大塚英志の関係 コミュニケーション 本書と宮台真司の関係 自然主義的読解と環境分析的読解あるいはポップ文学とメタリアルフィクション 本書と仲俣暁生の関係、並びに阿部和重を環境分析的読解する試み メタ物語的な詐術とセカイ系と青春小説 「オタク」の生を肯定するか否か、あるいはポストモダンの実存文学としてのメタリアル青春小説?? 自分の考えとの接合 個人的なメモに近いが、自分の理論と本書の関係 「限界小説書評」「小説の環境」 本書に関係する、若手の評論の紹介 外観 本書の内容について入る前に、いくつか。 講談社現代新書はリニューアルに伴って明らかに装丁が悪くなったが、本書の
東浩紀+北田暁大共著の「東京から考える」を読んだ。この本は読者のプライベートな部分に訴えるようにできている。「年齢も同じで出身大学も同じ」二人が、それぞれ体験して来た東京およびその周辺の土地の記憶を辿りつつ様々な事を語るのだけど、年齢・性別と地域をほぼ共通させているがゆえに二人の個人的感覚の差や条件の細かな差が顕在化する。そこから社会への視点の差をあぶり出していくという手法が一貫されている。結果、読者も、自分は個人的にこうだった/だからこう思う、という感覚を惹起させながらこの対談を読み進めることになる。こういった有り様が、この本の5部において東氏がしつこく強調しているメッセージを過剰に機能させる。あえて強い言い方をすれば、1-4部までの長い前振りが、一種の罠として機能している。 例えば、東氏は子供が生まれ、育児と新しい仕事の環境を作ることを視野にいれて引っ越し先を探しつつこの本を作ったと、
ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書) 作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/16メディア: 新書購入: 34人 クリック: 461回この商品を含むブログ (462件) を見る ざっと読んだ感想です。僕はファウストなんかも読んでますし、よく東浩紀のことも話題にしてきました。なんかはてなの言及数とかみるにそこまで話題になってない気がするのが悲しいところです。大塚英志が反論でもすればおもしろいのかなぁ。議論にならないと話題になりませんからね。 ただ、僕がこの東浩紀の論調に寄りすぎてるせいか、あんまり疑問反論などが浮かびません。革新的なことも述べてないけど*1、そう間違ってもないんじゃないかと。 この動物的ポストモダン2は理論と作品論の二本立ての章立てになっているのですが、作品論のほうが分かりやすいしおもしろいのでついそちらばかり注目し
◆「ハーバーマスを読む ―カント論を中心に― 」 この講座では、「差異に敏感な普遍主義」を掲げるユルゲン・ハーバーマスのいくつかの議論を、カント論に焦点を当てながら紹介する。具体的には、2003年(原著は1996年)に上梓された『他者の受容』に収められている国民国家の未来や人権、そして民主制についての議論を取り上げる。もとより限られた時間では、ハーバーマスの長年の研究活動のすべてを解説することはできないが、この著作のテーマである「他者を受容し、差異とともに生きる論理はいかにして可能か」という問いは、ハーバーマスにとっての根本問題であるので、それについて学ぶことは、ハーバーマスの諸議論の輪郭を大きくつかみ出すことにもつながろう。それゆえ、この講座では、細部に拘泥することなく、大胆に読み飛ばしながら、まずはぼんやりとでも良いので輪郭線を見つけて頂けるように各回を進めていくことにしたい。
東浩紀、ウン年ぶりの新刊。 サブタイトルには「格差・郊外・ナショナリズム」とあるし、そもそものテーマは「東京」 それほど自分にとっては興味を引く話題でもなかったのだが、東浩紀だから買った。 とはいえ、それでもやはり面白い本ではあった。 例えば、成城トラカレのchikiさんも言っているけれど、この本を読むと自分の街について語りたくなる。また、結論や事実を提示するというよりは、今後の議論を喚起させるような内容。この本をベースにして、色々とディスカッションをするのもまた、面白いかもしれない。 若者論というのは、かつて誰もが若者であったことがあるゆえに、議論を喚起しやすいということを聞いたことがある。同様に、都市論というのもそういう力があるのか、ということに気付いた。 内容 東京で生まれ育った、東と北田が自分の育った、あるいはよく行く街から、自らの思想の原点を探る。 企画内容からして、自分語り的に
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