地獄のドバイ―高級リゾート地で見た悪夢 作者: 峯山政宏出版社/メーカー: 彩図社発売日: 2008/04/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 120回この商品を含むブログ (13件) を見る久しぶりに『本の雑誌』(2009年12月)を読んでいたらエンタメ・ノンフって言うのですか、高野秀行の「派遣国家ドバイのカフカ的派遣切り」のレビューには不謹慎にも大笑いしてしまった。勿論、峯山政宏の『地獄のドバイ』を読みたくなりましたよ。 ドバイの派遣労働者は派遣切りに合うと刑務所に入れられると言うのです。そんなバカな!と思うけれど、著者の峯山さん本人が体験したことなのです。 拘置所は地獄のような場所だった。狭い監獄には囚人(としか言いようがない)が三百人以上。ここには風呂がないので、一年以上体を洗っていない者もごろごろいるし、便所は便がむき出しで山盛りで卒倒するような悪臭が充満し、食事は文字
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