「婦人公論」10月22日号(中央公論新社) 今号の「婦人公論」(中央公論新社)の特集は、「大人になった娘が苦しむ 母の呪縛を逃れたい」です。タイトルの横に小さく「いまどきの大問題」と 添えられています。確かに、近ごろ「毒母」という言葉をネットなどでよく見かけるようになりました。「愛情を押し付ける、束縛する、依存してくるといった母親の行動が自分を抑圧してきたことに大人になってから気づいたものの、なかなかその支配関係を断ち切れず、生きにくさを感じることがある」のだそうです。いつの時代も親子の確執や悩みはありますが、“中年娘が抱く老年母への憎しみ”を切り取って焦点を当てて いる点は、なるほど“いまどき”です。こういうものに流行り廃りがあるのかわかりませんが、ニュースとしての価値はあるでしょう。 しかし、いったいこれは誰に向けての特集なんだろう、とふと思いました。「婦人公論」は、よく「40代からの
私は家族との関係に大きな溝があり、 この度の結婚も、 母や妹に知らせるような関係ではないことは、 皆さんはすでにご存知のことと思います。 結婚したことで、 この家族問題の火に、 再び油を注ぐ女性週刊誌。 その週刊誌のインタビューに 私への逆恨みをぶちまけ、 私たち夫婦を拗らせようと、 私の足を引っ張る愚かな母には、 もう本当にうんざりし、 私だけではなく、 夫に対しても あることないこと誇張して暴言を吐く。 その浅ましい様子に、 私はこの度、 人間としてのモラルを保ちながら、 ある程度この場で 発言させていただくことに致しました。 『リベラル ライフ』の著書に 書いたことは全貌の一部であり、 すべて書く必要もありませんし、 母や妹も生きづらくなるのではないかという 私の考えから、 内容には制限がありました。 私はあんなこともこんなこともされましたと、 その被害ぶりを書くのも、 もちろん私の
『人の心を操る技術』(桜井直也著 彩図社)は、プロの催眠療法士が実際に使っている心理誘導術を解説した書籍。 「無意識に働きかける技術」「心を読む技術」「行動やしぐさで操る技術」「言葉で操る技術」「操られない技術」と、「心理誘導術」について5章に分けわかりやすく解説しているのですが、そのなかで興味をひかれたのが上に挙げた部分でした。本書で扱われていた「テレビの価格交渉を有利に進めるための9つのステップ」を紹介します。1.「交渉前の準備」(163ページより) まずは価格調査を行って、ターゲット価格を決めておく。これは基本中の基本ですね。 2.「交渉を有利に進めるための原則」(164ページより) ここで著者は、「交渉は、交渉が成立しなくても困らない側が有利に進めることができます」と強調します。だからこそ「価格交渉をするときも、こちらから「安くしてください」と求めてはいけません」とも。「交渉が成立
【ケータイ版】はこちら Perfumeはサブリミナルの塊 セミナーなどで、暗示に反応する原理とか、サブリミナルの影響とかを解説する機会が増えてきたせいか、今まで気がつかなかったところにも、意図的にしろ、そうでないにしろ、多くの心理誘導があることに気がつき、ハッとすることが多くなりました。 もうすでに、どなたかが指摘していらっしゃるかもしれませんが、Perfume が大ブレイクした背景にも、実は巧みな心理誘導があるのではないかと思います。 彼女たち3人のキャラクターやテクノサウンドももちろんブレイクの要因でしょうが、一番の要因は、あの独特なダンスにあると思います。 チョコレイト・ディスコの振り付けを観てそう思ったのですが、これなんかは、サブリミナルの塊ですね。単調なリズムとライティングでトランスに入る要素は十分ですし、これだけサブリミナルを散りばめられたら、暗示の効果はかなりあるのではない
Perfumeはサブリミナルの塊 セミナーなどで、暗示に反応する原理とか、サブリミナルの影響とかを解説する機会が増えてきたせいか、今まで気がつかなかったところにも、意図的にしろ、そうでないにしろ、多くの心理誘導があることに気がつき、ハッとすることが多くなりました。 もうすでに、どなたかが指摘していらっしゃるかもしれませんが、Perfume が大ブレイクした背景にも、実は巧みな心理誘導があるのではないかと思います。 彼女たち3人のキャラクターやテクノサウンドももちろんブレイクの要因でしょうが、一番の要因は、あの独特なダンスにあると思います。 「チョコレイト・ディスコ」の振り付けを観てそう思ったのですが、これなんかは、サブリミナルの塊ですね。単調なリズムとライティングでトランスに入る要素は十分ですし、これだけサブリミナルを散りばめられたら、暗示の効果はかなりあるのではない かと思います。 「バ
犯罪被害・刑罰・裁判員制度・いじめ・過労死などの問題について、法哲学(主に哲学)の視点から、考えたことを書いて参ります。 p.202 大学や企業のハラスメント相談窓口には加害者が先回りして駆け込むことが多く、貴重な人的資源が無駄にされている。ハラスメント被害者は罪悪感を覚えているので、相談窓口に行くことをためらうが、加害者はこういった機関をためらうことなく悪用する。 *************************************************** (具体例) 某大学教授: 私、実はね、研究室の女子学生からセクハラの言いがかりを受けて、そちらに訴えられそうになっているので、予め真実をお話しておこうと思いましてね。 セクハラ相談窓口: はい。 教授: 私も誤解を招くような状況を作ってしまった落ち度はあるんですけれど、何の下心もない親切心が、こんな恩を仇で返されるような結果
うちの家を、まったくの他人が支配してたことがあったという逸話を読んで思ったこと。 リンク先では、「母の友人」としてやってきた正体のよく分からない人が、家族のそれぞれに怪しい働きかけを行うことで、一家が離散寸前まで追い詰められる。 マインドコントロールというと、なんだか怪しげな、複雑怪奇な技法を想像しがちなのだけれど、リンク先の物語で行われていることはたぶん、「君、なんだか評判悪いみたいだね。でも僕は君の味方だから」という文言を、家族の全員に、何度も繰り返していただけなのだろうと思う。 心理的な隔離の効果 上司に当たる人が、組織から誰かをつかまえて、「君、なんだか評判悪いみたいだね。でも僕は君の味方だから」といい含め、組織に戻すと、呼び出されたその人は、他の人を信じられなくなる。他ののメンバーに自分の評判を確認すれば、もちろん「そんなことはない」という返事が返ってくるのだろうけれど、それが嘘
一流ボーカリストも必ず行う簡単なボイトレ、あなたはどうしてやらないの? 知的で説得力のある響きを手に入れるビジネスボイストレーニング『リップロール編』 「リップロール」というボイトレ。 たった3 年前ですが、私がクラシック業界でこのボイトレ方法をお伝えすると、その場がざわめきました。特に40代以上ベテランの方々には拒絶反応に近いものがありました。 それは・・・ 「何これ?」 「子供の遊び?」 「馬鹿にしているのか?」 「アハハハ・・・(呆れ笑い)」 というものでした。 しかしこの頃、少しずつですが、30代前くらいの方から「それ、聞いたことあります」と言われます。最近に至っては、「あなた(永井)のブログで知りました」とおっしゃっていただけるようになり、やっと広まってきたのかな、という思いです。 私は、今まで様々なボイトレをお伝えしたきましたが、やはり一番最強だと思うのはこの「リップロール」に
うーん。まとまった内容が書けるかどうか分からないけど書こう。日本語へんかも。 なんでこの記事を書こうと思ったのは、統計力学で広く流布しているトンチンカンな説明に物を申したくなったからだ。この思いは止まらない。 ファインマンの「物理法則はいかにして発見されたか (岩波現代文庫―学術)」からの引用。詳しくは、 「物理法則はいかにして発見されたか」の感想文 - hiroki_fの日記 の5.過去と未来の区別 箱の中に白と青の分子をそれぞれ5個いれたのであれば、1年くらい経てば白と青が分離することもありえるでしょうが、1000万の分子がそれぞれ入っていれば、分離するのは不可能です。 何か秩序だった状態から出発し、分子運動のような不規則な作用がある。 そうすれば、現象は一方向きに進むわけであります。 これは、すっごくトンチンカンな説明。こういう説明は統計力学の教科書に多く見られる。この説明をマトモに
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