すべての経済学と経営学はPerfumeから学べる。 これは、先日、元日本銀行審議委員の中原伸之氏からも、私のパネルディスカッションでの議論に賛同を頂いたから、個人的な主張ではない。彼にPerfume理論への賛辞を頂いたことで、今後、さらにこの理論は発展していく。 昨日のライブでのコメントに関連して、一点、その例を示そう。 *** コンサルタントや評論家は、企業の経営者が永遠のチャレンジをすることを嫌う。メディアは、それを盛り上げるが、冷静に考えれば、成功した企業の多くは、たまたま一つのビジネスモデルで成功しただけで、あるいは、一つの勝ちパターンを生み出しただけで、成長の持続力がある程度あるとしても、必ず、賞味期限がある。ビジネスモデルの有効性は、環境が変化すれば失われるし、しかも、新しいものにチャレンジして成功する理由はない。 これは、多くの起業家、経営者が陥る典型的な自信過剰の誤謬である