近田春夫の考えるヒット600は「ワンルーム・ディスコ」。 色んな意味で鳥肌が立つような評。 Perfumeの新曲を聴くのは楽しみでもあるがちょっとドキドキもする。というのもあのアーティフィシャルな歌声には早晩みんな飽きてくるだろう。その事をどう考えているのか?そろそろ作戦が必要な時期にさしかかっているんじゃないかと思うとなんかねぇ・・・。 そんな心配をよそに、はたしてイントロが始まると、待っていたのはおなじみPerfumeというか中田ヤスタカの世界だった。音色の選びやエフェクト処理には”風格”さえ感じられて、一つブランドの確立されたことから来る自信がミックスから伝わってくる。 ただ、以前に比べると作りはかなり普通のポップスよりになっていて、ダンサブルとはいえDJなんかよりTV局のプロデューサーに気に入られそうな音だというのも偽らざる第一印象である。 つまりサウンド総体としての冒険が少なくな