なんかこう一部で「一次史料」という言葉をめぐって論争が起きてるようなので自分なりの感想を。この一次史料という言葉に二つの意味があるのでわかりにくいですが、歴史学ローカルの一次史料というのは、「まだ他の人が使っていない生資料」という意味でいうことがある。すでに活字化されているものではなくて、自分で発掘してきた手書きの文書が一次史料、みたいな使い方をする。(……)SYNODOS JOURNAL - 歴史学と経済学の交わるところ 「歴史研究と社会科学の接点」1 安田洋祐×與那覇潤 少なくとも近現代史でそんな「一次史料」って言い方をしている人はいないと思います與那覇先生! いや真面目に,たとえば「誰かがもう研究に使ったことがある文書館史料」というのはたくさんあると思うわけですが,それは普通「一次史料」って言うよなぁ。(ちなみに「文書館」は歴史学プロパーの人たちは「もんじょかん」と読みます。ドイツ史