例によって遅きに失した話を書いておく。 twitterやらでは自民党の改憲案がやたら論議になってる。ひょっとすると今の日本は本当に歴史上の大きな岐路に立っているのかも知れない、今より血の気が多かった20代当時の自分なら大いに興奮してそうだが、どうもぴんと来ない。 我が世代(1970年前後生まれ)は、かつて1980年代当時、冷戦下で米ソ核戦争の脅威だの、ノストラダムスの大予言だの、環境汚染による人類滅亡だのをさんざん吹き込まれたものだった。 が、1990年前後には、冷戦体制は崩壊、永遠に死なないかに見えた昭和天皇も亡くなり、永遠に政権の座にいるかに見えた自民党も一度下野して日本新党らの連立内閣になった。 が、それだけの変化がありつつ、べつに自分の生活はたいして変わらないことがわかった。 オウム真理教は強引に世の中を変えようと考えたようだが、クーデターにさえならんショボいテロ事件で終わった。
![2012-12-14](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)