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ブックマーク / gaikichi.hatenablog.com (9)

  • 2012-12-14

    例によって遅きに失した話を書いておく。 twitterやらでは自民党の改憲案がやたら論議になってる。ひょっとすると今の日当に歴史上の大きな岐路に立っているのかも知れない、今より血の気が多かった20代当時の自分なら大いに興奮してそうだが、どうもぴんと来ない。 我が世代(1970年前後生まれ)は、かつて1980年代当時、冷戦下で米ソ核戦争の脅威だの、ノストラダムスの大予言だの、環境汚染による人類滅亡だのをさんざん吹き込まれたものだった。 が、1990年前後には、冷戦体制は崩壊、永遠に死なないかに見えた昭和天皇も亡くなり、永遠に政権の座にいるかに見えた自民党も一度下野して日新党らの連立内閣になった。 が、それだけの変化がありつつ、べつに自分の生活はたいして変わらないことがわかった。 オウム真理教は強引に世の中を変えようと考えたようだが、クーデターにさえならんショボいテロ事件で終わった。

    2012-12-14
    mujin
    mujin 2012/12/14
    「つまり自分が若い頃は残業代ゼロでも何十時間も働いて社長になったから、今のアルバイト従業員にも全員同じことをやらせるという発想。しかも困るのは、当人がいっさい悪意ゼロってこと。だから反省もできない。」
  • 与太話(オタ話) - 電氣アジール日録

    八つぁん「よお、最近『中二病でも恋がしたい!』ってぇアニメやってるよなあ」 熊さん「おうよ」 八「少し前の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』といい、『僕は友達が少ない』といい、"ヒロインがオタクとか中二病"ってのは、いったい何なんだい?」 熊「おいおい、オタ向けの漫画やアニメじゃ、ヒロインが宇宙人とか女神様とか吸血鬼とかロボットに乗って戦う少女兵士とか、そういう"非日常的なキャラ"なのはめずらしくねえ。オタクや中二病もそういう属性のひとつになった、って話じゃねえのか」 ご隠居「それだが、2010年に浅羽通明が個人誌『流行神』に書いてた所によるとだな、要約すっと、アニメとかに出てくる、いわゆる"戦闘美少女"って類型、つまり、なぜか10代の女の子がロボットに乗ったり魔法や超能力を使って戦ったり、サイボーグやアンドロイドみたいな人外の者でなんか暗ぁーい宿命を背負ってたり、銃や戦車や戦闘機やらに

    与太話(オタ話) - 電氣アジール日録
    mujin
    mujin 2012/10/28
    これは同感、見てて恥ずかしいんだよな…。「オタ男の趣味と同じジャンルそのまますぎると、ただの都合いい自分の趣味の擁護みたい」「ヒロインの方を"世間的には恥ずかしいみっともない立場"にしてるのが、ズルい」
  • 2012-05-30

    いつものように今さらなタイミングでの話。 「年収3000万円ある芸人の母親が生活保護を受けていた件」が随分と引っ張ってる模様。 芸人同様フリーランスで零細のわたしも到底自分の親を扶養する力などない。まあでも、一瞬とはいえ年収3000万円も得たら少しは親に仕送りしてやれよ、とは思う。が、この芸人氏自体のことはよく知らん。 ただ、自分の親族の実例をひとつ証言したい。 個人のプライバシーがあるゆえ詳細は伏せねばならんが、九州在住の親類に一人、さんざん親族に生活費をたかってる女性がいる。 彼女は若い頃に一度結婚して離婚後はすっぱり元の亭主や子供と縁を切り、ずっと一人で店をやっていたのだが……まあ商売が下手なのか、慢性的に金には困っている。傍観者としては自業自得に見えなくもない。しかし地元に住んでいる親類としては、彼女を見捨てて、その結果、困窮の末に死なれてしまっても寝覚めが悪い。 そんなわけで、わ

    2012-05-30
    mujin
    mujin 2012/06/11
    松永和紀『メディア・バイアス』に、味噌汁を食べる習慣は戦後に味噌の工業化が始まって以降に本格化したと書いてあった。ここに一部抜粋が。http://bit.ly/KJQ8pA
  • 2012-04-13

    先日、なぜかホモレイプされそうになる夢をみた、うげぇ。 不快な気分で目が醒めてから改めて気づいたことがある。わたしは10数年前に付き合わされたネットワークビジネス団体のことをいまだにしつこく嫌悪しているわけだが、レイプと宗教団体や悪徳商法の勧誘には、似たような要素があるな、と。 レイプと勧誘に共通するイヤな点、それは無理やり「関係を強制すること」だ。 これが相手から一方的に殴る蹴るなどの暴力を受けたとか、一方的に金銭を恐喝されたり搾取されたという場合なら、自分は純粋な被害者だと主張できる。 だが、相手から強引に性行為を迫られたとか、商品の購入や団体への入会を迫られた場合は、先方には「合意の上だった」という言い訳の余地がある。 レイプと勧誘が、普通の暴力や搾取と異なるのは、相手からの一方的被害ではなく、相手との間に、共有したくないものを無理やり共有させられる行為であるという点なのだ。 レイプ

    2012-04-13
    mujin
    mujin 2012/04/14
    共犯関係の強制。事前事後に「あのとき同意しただろう?」と。日本にはインフォームド・コンセントが根づかない。国益(national benefits)は、国民(nation)の利益でなければならない。国民の定義を問うべき。
  • 2011-12-23

    先日、今さらネット世論での麻生太郎人気について述べたが、あえて今さらついでに「オタクは右傾化したのか」について考えてみたい。 ハッキリ言って「オタクと右翼・左翼」という話は、それで一冊が書けるだけの(しょーもない)論題になるが、俺のような泡沫の書き手にそんな原稿を依頼する酔狂な編集者もいないか。 1980年代当時から「右翼とか左翼とかいう語句は将来死後になる」とさんざん言われてきたが、今のネット世論では一向に死語にならない。どーしてもそういう分類をしたがる人がいなくならないわけだ。 結論から言ってしまえば「オタクに右翼も左翼もない。自分の趣味をスノッブに権威づけするため、時代状況によって都合良く、左翼っぽいことを言うオタクと右翼っぽいことを言うオタクがいただけ」というのがわたしの持論だ。 何の文化ジャンルでも、ジャンル自体に右も左もない。たとえば文学者にも、三島由紀夫みたいな右派と大江健

    2011-12-23
    mujin
    mujin 2011/12/24
    「はっきり言ってしまおう。差別は楽しい、だって優越感が得られるもの。元がコンプレックスのある日陰者ならなおのことだ。」
  • 2011-08-31

    毎度毎度のことだが、今回も世間の話題に遅れて後出しジャンケンをしてみる。 年8月中やたらに盛り上がった、反フジテレビ(反韓流)デモの背景についてだ。 一部でも指摘されている通り、韓流番組が増えた最大の理由は、低コストでそこそこの視聴率が取れるというテレビ局のコストパフォーマンス志向だろうと思う。 しかし、確かに深夜枠やCS、BSなどの専門チャンネルで韓流番組が増えるのは気にならないが、昼間やプライムタイムも韓流ばかりになれば「ちょっと多すぎないか」という気もする。バランスを考えれば、韓国だけでなく、台湾やシンガポールやインドネシアやベトナムやタイやインドやイランの番組が流れても良いだろう。 また、一方では、韓国テレビ・芸能コンテンツ輸出はソフトパワー外交戦略の一環で、こうした分野から自国のイメージアップをはかり、ひいては他の工業分野での韓国製品の輸出拡大や、韓国への好意的な世論づくりの

    2011-08-31
    mujin
    mujin 2011/09/01
    生活保守、右翼、暴力団、在日コリアン、被差別部落のくだりは全面的に同意。また、芸能界にこれらの関係者が出入りしているのも歴史的経緯がある。
  • 2011-08-05

    先日、以下のような記事をみつけた。 高岡に賞賛を送るネトウヨはモテない!? メンズサイゾー的モテウヨへの道 http://www.menscyzo.com/2011/07/post_2843.html ひでぇな。記事の筆者が所謂「ネトウヨ」を好きであるか嫌いであるかは別問題として、こーいう記事こそ、冷静な客観性がなければ説得力が生まれない。 そこで、自分なりに「ウヨでもモテる可能性」を考えてみた。 断っておくが、わたし自身はモテたことなどないし、メンズ雑誌のナンパ記事などろくに読んだこともない。以下に述べるのは、モテるためのテクニックなどという問題以前の「常識」レベルの話だ。 無職でもモテる奴はモテる可能性 まず記事中、いきなり「ネトウヨ=無職」が前提になっているが、実際には「とりあえず学校や職場にはおとなしく順応しているが、ネット内でだけは過激に中国韓国や民主党や日教組を罵る学生や社会人

    2011-08-05
    mujin
    mujin 2011/08/05
    これはどうかなあ。場を支配する空気を断ちきってでも言うべきことを言わなければならない場面はあると思いますよ。
  • 2010-12-31

    年は、書籍原稿のほか、表に出ない仕事(ほかの執筆者の原稿の加筆修正、企画会社の内部で使われる資料用原稿など)も全部含めると、原稿料収入だけで生活するようになって以来、もっとも大量に仕事した(勤め人をしていた当時の末期には職場のお荷物になっていたことを考えると、栄誉に思うよりない)。 ……が、その分だけ個々の原稿仕事では質がおろそかになった面も否定できない。 これを白状するのは自分に仕事を依頼してくれた人間の顔に泥を塗ることになるので心苦しいが、事実であるから仕方ない。 現在の自分の首から下の立場をいえば、(日の経済は下り坂気味とはいえ)現代の豊かな消費文化があったうえで、東京でフリーランスのライター仕事をしているから生活できている身分であって、中卒で炭坑労働でもするのが当然だった時代などであれば、とっくに使い物にならずに死んでいる(いや、現代でも一部の派遣労働者の職場などは、自分のよう

    2010-12-31
    mujin
    mujin 2010/12/31
  • 2010-11-05

    ※結論から言うと、この日のエントリを書いた後11月15日頃に至って、一切表示されなくなっていたaxcx.comの検索結果表示が、いきなり復活していた。いったい何だったのか。 今回はきわめて極私的な話で、ほとんどの人間にはまったくどうでもよいことだが、一個人的な事実現象の証言として記す。 じつは、1か月ぐらい前から、過去にわたしが何度も何度も何度も何度もしつこく引用したネットワークビジネス団体「リバティコープ」に関する体験記が、検索エンジンGoogleの検索結果に一切表示されなくなった。 べつにサイト自体は健在で、他の検索エンジン、たとえばインフォシークや、ライコスの検索結果には出る。 要するに、現時点では確証はないが、いわゆる「Google八分」(自分に都合悪い情報がGoogle検索結果に表示されないよう圧力をかける行為)としか思えない状態である。 とはいえ、私の体験記というのは1998年

    2010-11-05
    mujin
    mujin 2010/11/06
    すでに存在しない会社について書かれた過去エントリのURLが検索結果から外されている件。
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