毎日jp 2009年9月19日 「選択のあとに:09政権交代 料亭街、宴の後 銀座・赤坂、灯消え」(魚拓) 政権交代は東京の花柳界の経営にも影を落としている。バブル崩壊後の景気低迷で客が減り続けていた高級料亭は、昨秋のリーマン・ショックで追い打ちをかけられ、そこに今回の政権交代。長年「料亭政治」で上得意客だった自民党が大敗したダメージは大きい。「官僚が去り、財界が去り、ついに政治家も。民主党議員はほとんど居酒屋しか行かないと聞く。料亭はこの先どうなるのか」。関係者からは悲鳴に近い声が上がる。 (・・・) 鳩山内閣が誕生した16日、著名料亭社長は「かつては選挙や組閣ともなれば、毎晩のように派閥だなんだと次々と会合が持たれ、表には黒塗りの車が並んだのに、今回はさっぱり。こんなことは初めて」とこぼした。 別の料亭のベテラン接客係男性は「高度経済成長期以来、根回しや段取りなど、我々は、政財官がうま