11/6発売の週刊SPA!「人生に失敗した男たちを家庭訪問」特集では、会社の倒産やリストラ、離婚に自己破産といった「大失敗!」した経験を持つ30~40代男性100にアンケート調査を実施し、実際に訪問取材した。そのお宅には、偶然とは言い難いほど共通する点がいくつもあった。 まずは、ほとんどの家で目につき、アンケートでも実に100人中50人以上が「ある」と回答した、「買い溜めた飲料水」。非常用とはいえ、飲料水や日用品の過剰なストックは何を示唆するのか。心理カウンセラーの三吉野愛子氏はこう分析する。 「『投資で大損』の杉崎さん(仮名・詳細は本誌掲載)のケースもそうですが、不自然なほどにストックをする人は、それが役に立つかどうかというより、『物がある』という状態が心の支えになっているんです。このタイプは予想外の出来事に弱く、人も物も自分の思い通りにならないと気が済まない傾向があります」 そのストッ