菅官房長官は、閣議の後の記者会見で、安倍総理大臣が新しい国立競技場の整備計画を見直す方針を表明したことに関連して、政府全体で新しい整備計画の策定に取り組むため、早期に新たな体制を構築する考えを示しました。 そのうえで、菅官房長官は、「内閣全体として責任を持って進めていく体制を早期に立ち上げたい。体制については近いうちに発表したい」と述べ、政府全体で新しい整備計画の策定に取り組むため、早期に新たな体制を構築する考えを示しました。 また、菅官房長官は、記者団が責任の所在を質問したのに対し、「検証がまず大事だ。年金情報の流出問題を受けて厚生労働省が第三者委員会を作ったが、事務局も外部の人で透明性を高めて検証することは可能だ。第三者委員会には、国民の皆さんから見て『なるほどな』と思う人を選び、文部科学省とは別に検証していくことが大事だ」と述べました。