世界に誇れる1000円札なのか? 野口英世:1876年~1928年 細菌学者。スピロヘータ・パリダの純粋培養に成功し、編成梅毒患者の脳と脊髄の中に、梅毒病原体が存在することを証明した(1913年)。 【経歴】福島県生まれ、済生学舎卒。ロックフェラー研究所部長。アフリカで、黄熱病の研究中に感染死亡。 【逸話】彼の研究は、ノーベル賞受賞の有力候補になった。また彼の勉強ぶりはヒューマン・ダイナモと言われた。(現代世界百科事典 講談社)。 私のような年配であれば、子どもの頃の読本や、教科書で野口英世の話はよく聞いたものだ。 うろ覚えであるが、野口英世は小さい頃、囲炉裏にあった鉄瓶の熱湯で、手に大火傷を負った。母親の努力のおかげで、ついた指を切り離す手術を受けた。英世は、その時から医者を目指し、苦学を続けて医者になり、貧しく劣悪な生活環境にある人たちを治療する。そして、伝染病の研究に没頭し、数々の成