NECが仮想PCシンクライアントを強化、リソース最適化を向上:負荷に応じて仮想サーバ、仮想PCを集約 NECは4月7日、仮想PC型のシンクライアントソリューション「VirtualPCCenter」の機能を強化し、新製品を投入すると発表した。管理ソフトウェアの機能を向上し、より効率的に管理サーバを利用できるようにした。 管理サーバに搭載するソフトウェアを強化し、負荷の状態に応じてサーバ上で稼働する仮想PCの数を最適化できるようにした。休暇中など利用される仮想PCの数が少ないときは、仮想PCを少数のサーバに自動的に集約し、過剰となったサーバの電源をオフする。逆に、利用される仮想PCの数が増えてきたときには、停止中のサーバを起動して仮想PCを再配置する。NECによるとサーバ、仮想PCの数を最適化することで、従来型のPC 利用と比べて年間の消費電力量は最大で62%低減できるという。 最小10ユーザ
2007年04月15日01:45 カテゴリiTech 家庭用thin clientがうまく行かない5つの理由--そして1つの市場 私はnaysayersは嫌いだが、それでもこの件に関してはまだnayと言わざるを得ない。 家庭にはPCの代わりにThinClient(シンクライアント)を ビジネス用途でばかり注目されがちなシンクライアントだが、こと日本においては、実は家庭向けにこそ通常のパソコンよりもシンクライアントが向いている。ブラウザーでかなりの用事が済むようになった現在、フルセットで10万円オーダーのパソコンを買うのはバカらしくも思える。そしてブラウザーを動かすのに、フルセットのパソコンはいらない、という意見はわかる。私自身そういう実験があったら一家で参加してみようと思わぬでもない。が、私がそれに投資するかといえば、今は躊躇の方がはるかに大きい。以下、その理由を箇条書きにしてみる。 以下
NECは11月6日、音声・動画の処理能力をパソコン並みに引き上げた仮想PC型のシンクライアント・システム「VirtualPCCenter」を発表した。音声・動画を端末側で処理するために開発した専用LSIを他社にも提供して量産効果を得るとともに、仮想PCサーバーをアプライアンス化したことなどで、初期費用を、20台導入時で1台約19万円と、約4割引き下げた。「マルチメディア処理性能の弱さと高いイニシャル・コストというシンクライアントの2大弱点を克服した」(NECの小林一彦 執行役員専務)という。 今回発表したシンクライアント端末「US100」(写真)は、MPEG1/2形式の動画や、G.711/722などの音声符号化方式のハードウエアのデコードに対応する機能を1チップにまとめたLSI「NetClient」を搭載している。このチップは米サーバーエンジンズとの共同開発で、NECエレクトロニクスが製造
プロセサの高速化,ハードディスクなど記憶装置の進化,OSやソフトの高度化,そして高速ネットワークの普及。パソコンはここ10数年で大きく進化し,仕事の道具として急速に職場に浸透したことは,ご存じの通りである。ここ最近でもデュアルコア・プロセサ「Core 2 Duo」シリーズや来年登場する「Windows Vista」など,話題にはこと欠かない。 ところがいま,職場においてパソコンの“あり方”が問われている。先般ITproに掲載された記事「ある元パソコン少年の独白」でも指摘していたように,情報漏えいやウイルスなどのセキュリティ対策,OSやソフトのバージョンアップを考えると,パソコンのデメリットが極端に目立つ。クライアント側は画面表示と入力以外取り払う「シンクライアント」が注目を浴びている理由は,よくわかる。 そうした向きに勢いをつけているのが,Webアプリケーションの進展である。営業支援ソフト
先週末,久しぶりに車で遠出した帰路のこと。高速道路のサービスエリアに立ち寄り夕食をとろうとした際に,ノートPCが入ったバッグを車の中に置いたままにしていたことを思い出した。 比較的大規模なサービスエリアだったので,レストランから駐車した場所まで徒歩5分以上かかる。注文した料理がテーブルに届いたばかりだったが,「こんな時に限って車上荒らしに遭うかもしれない」という不安が頭の中を駆け巡った。落ち着いて食事ができそうもないので,席を立ち上がり駐車場へ急いだ。 筆者はセキュリティ関連の取材や記事を執筆する機会がたびたびある。最近では日経コミュニケーション7月15日号特集「情報漏えいに屈せぬリモート・アクセス構築術」にて,リモート・アクセスするクライアントPCの情報漏えい対策に関する記事を執筆したばかりだったので、余計に不安が募ったのかもしれない。 ノートPCは,仕事ではなく専ら私的な利用が中心だ。
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