「ディズニーが携帯電話事業に参入」──。このようなニュースが約半年ほど前に流れ、3月1日にいよいよ「ディズニー・モバイル」がスタートした。「ディズニーが携帯電話事業を行う」とはどういうことなのだろうか。改めて考えてみたい。 携帯電話事業を行うには、全国に基地局を設置し、それらを繋ぐネットワークも整備しなければならない。そうした無線通信インフラを構築するためには数千億円規模の投資が必要とされる。また、1機種当たりの開発費が100億円以上とも言われる携帯電話端末の提供も必要である。ディズニーはそうしたインフラを構築し、携帯電話端末を開発するのだろうか。もちろん、そうではない。 携帯電話事業はこのように多くの投資がかかり、提供できる事業者は限られる。また、電波という有限の資源を利用することもあり、1つの国で免許を受けられるのは数社までとなっている。このために、それ以外の事業者はこれらの無線通信イ
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