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ロームに関するobata9のブックマーク (10)

  • どうなるパワー半導体業界再編、東芝・ローム・三菱電機の行く末

    かつてないほど国内のパワー半導体業界が動いている。2023年3月23日、東芝は国内ファンドの日産業パートナーズ(JIP)による買収を受け入れた。出資企業には次世代パワー半導体「炭化ケイ素(SiC)」国内最大手のロームが名を連ねる。 ロームの主力事業は大規模集積回路(LSI)とパワー半導体だが、全体として家電など比較的小電力を狙った製品が多い。対する東芝は、小電力の製品も持つが、電車や電力用インフラなど大電力向けの商品群も取りそろえ、ロームが持たないモーターも手掛ける。もちろん、電力会社や鉄道メーカーなどへの太いパイプがある。ロームにしてみれば喉から手が出るほど欲しい顧客層や技術だろう。 こうした事情に加えて、ロームの東芝買収への参加の裏には、経済産業省の後押しがあったとみられる。同省はSiC関連の2000億円以上の設備投資に限り、最大3分の1を資金援助する取り組みを2023年1月に打ち出

    どうなるパワー半導体業界再編、東芝・ローム・三菱電機の行く末
  • 低電流駆動でも発光ばらつきが小さいLEDを開発

    PLCなどに内蔵する表示器の視認性を向上 ロームは2022年9月、低電流で駆動した時でも発光のばらつきが極めて小さい、1608サイズのLED「CSL1901シリーズ」を開発、量産を始めたと発表した。制御機器や通信制御機器などに内蔵される、複数個のLEDを並べた表示器の視認性を向上させることができるという。 これまでの一般的なLEDは、微発光時に「明るさ」や「色味」などが、製品ごとにばらつくこともあった。CSL1901シリーズは、順方向電流2mAでの発光を考慮し、素子特性を合わせ込むことによって、製品ごとの視覚的ばらつきを低減した。具体的には、最大定格20mA仕様のLEDを2mAで発光させたとき、「明るさ」のばらつきを従来に比べ半減、「色味」の変化は約3nm抑制したという。 パッケージは1.6×0.8mmの1608サイズで、発光色の違いにより5製品を用意した。サンプル価格(税別)は90円。2

    低電流駆動でも発光ばらつきが小さいLEDを開発
  • ローム、「業界初」のゼロクロス検知ICを開発

    ロームは2020年7月、ゼロクロス検知IC「BM1ZxxxFJシリーズ」を開発したと発表した。白物家電製品などにおいて待機電力の低減が可能となる。ゼロクロス検知が可能なICは「業界初」だという。 エアコンや洗濯機、掃除機など多くの家電製品では、モーター制御やマイコン制御を効率よく行うため、AC波形の電圧0V地点を検出するゼロクロス検知回路を搭載する。この回路にはフォトカプラを用いるのが一般的だという。ところが、その回路の消費電力は、全体の待機電力のほぼ半分を占めており、待機電力の削減に向けて課題の1つとなっていた。 新製品は、フォトカプラやトランジスタを用いる必要がないため、ゼロクロス検知回路の待機電力を0.01Wと極めて小さくできる。モーター制御用途ではモーター入力電圧検知回路が不要となり、部品点数の削減を可能にした。

    ローム、「業界初」のゼロクロス検知ICを開発
  • LDOで“コンデンサー不要”に、ロームの「NanoCap」

    LDOで“コンデンサー不要”に、ロームの「NanoCap」:DC-DCの電流モード制御を応用(1/2 ページ) ロームは、出力コンデンサーを使わなくても電源ICを安定動作させる技術「Nano Cap」を開発した。まずはリニアレギュレーター(LDO)に適応する「Nano Cap LDO」として商品化を目指している。 1μF未満の小型コンデンサーが使える ロームは、出力コンデンサーを使わなくても電源ICを安定動作させる技術「Nano Cap」を開発した。まずはリニアレギュレーター(LDO)に適応する「Nano Cap LDO」として商品化を目指している。 ロームがNano Capを開発した背景には、世界的なコンデンサー不足がある。産業機器や民生機器だけでなく、電動化が進む自動車にも大量のコンデンサーが使われるようになっている。特に電気自動車(EV)では1台当たり1万個ものコンデンサーが必要にな

    LDOで“コンデンサー不要”に、ロームの「NanoCap」
  • パナソニックが半導体事業の一部をロームに譲渡

    ロームは2019年4月23日、パナソニックから、半導体事業部門であるパナソニック セミコンダクターソリューションズのダイオードおよびトランジスタ事業の一部を譲り受けることを決定したと発表した。 ロームは2019年4月23日、パナソニックから、半導体事業部門であるパナソニック セミコンダクターソリューションズのダイオードおよびトランジスタ事業の一部を譲り受けることを決定したと発表した。ロームの広報によると金額は非公開。譲渡完了は2019年10月を予定している。 譲り受ける事業は、小信号のトランジスタとダイオードで、具体的には、トランジスタはバイポーラ、抵抗内蔵型、接合型電界効果、ダイオードはショットキーバリア、TVS、ツェナー、スイッチング、ファストリカバリーとなっている。パワーデバイスは含まれない。 譲り受けるデバイスの製造については、当面はロームからパナソニック セミコンダクターソリュー

    パナソニックが半導体事業の一部をロームに譲渡
  • ローム、モーター評価を簡便に行うツールを提供

    ロームは、「TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア)」で、産業機器の省電力化や小型化、最適化、高機能化を可能にする電子デバイスやソリューションを提案した。 「RAGU」とPCと電源1つで完結 ロームは、「TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア)」(2019年4月17~19日、千葉・幕張メッセ)で、産業機器の省電力化や小型化、最適化、高機能化を可能にする電子デバイスやソリューションを提案した。 ブースは大きく、「SiCパワーソリューション」「モーターソリューション」「センサーソリューション」および、「アナログテクノロジー」と4つのコーナーに分けられ、最新のSiCパワーデバイスや電源IC、モータードライバーICなどを紹介した。 来場者の注目を集めたコーナーの1つが「モーターソリューション」である。ブースでは、ステッピングモータードライバーICを評価す

    ローム、モーター評価を簡便に行うツールを提供
  • 小型ワイヤレス給電チップセット、ラピスが開発

    ML7630とML7631はそれぞれ、受電あるいは送電に必要な機能を1チップに統合した。このため、MCU(マイクロコントローラ)がなくてもワイヤレス給電制御を行うことが可能である。充電電圧や再充電電圧などの設定は専用のPCツールから行うことができる。給電制御のためのソフトウェア開発も必要ないという。 この他、ヒアラブル機器に向けたさまざまな機能を搭載した。例えばML7630は、端末側のバッテリーが空の状態でもアンテナで磁界を受信し、そこから電力を生成して動作することができる。また、内蔵したLDOは200mWを出力できるため、充電ICを介してリチウムイオン電池への充電が可能である。充電時に重要な温度管理を行うための10ビットA-Dコンバーターやコンパレーター回路も内蔵した。 さらにML7630は、「NFC Forum Type 3 Tag v1.0」機能を搭載している。NFC機能を搭載したス

    小型ワイヤレス給電チップセット、ラピスが開発
  • “ノイズ設計フリー”の車載用オペアンプ ローム

    ロームは2017年9月12日、ノイズ対策部品を外付けする必要がないノイズ耐性が優れた車載用オペアンプを開発し、サンプル出荷を開始した。 「世界初のノイズ設計フリーの車載用オペアンプ」(ローム) ロームは2017年9月12日、車載用オペアンプとしてノイズ耐性(EMI[電磁妨害]耐量)を高めた新製品「BA8290xYxx-Cシリーズ」を開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。あらゆる周波数帯域のノイズに対し優れた耐性を持ち、従来、オペアンプ周辺に必要だったノイズ対策フィルターが不要で、ロームは「世界初のノイズ設計フリーの車載用オペアンプ」だとする。量産品の出荷開始は2018年6月を予定している。 車載用オペアンプは、主に微弱なセンサー信号を増幅し、マイコン(ないしA-Dコンバーター)に対し出力する用途で使用される。一般に、自動車は電子化されオペアンプ周辺回路も高密度化が進展し、それに伴い、ノ

    “ノイズ設計フリー”の車載用オペアンプ ローム
  • Wi-SUNのUSBドングルを製品化――ローム

    ロームは2016年8月3日、サブギガヘルツ帯を使用する無線通信規格「Wi-SUN」に対応した小型汎用モジュール「BP35C0」と、USBドングル「BP35C2」を開発したと発表した。 BP35C0は、920MHz帯のRF ICとMCU、大容量メモリを内蔵するラピスセミコンダクタのLSI「ML7416N」を搭載した、アンテナ外付けの小型面実装モジュールである。Wi-SUNプロファイルにおける、スマートメーターとHEMSコントローラー間を接続する「Bルート」と、Home Area Network(宅内無線ネットワーク/HAN)に対応する。国内の電波法に準拠し、「業界最小クラス」の15×19mmサイズを実現したという。 BP35C2は、BP35C0を搭載したUSBドングルタイプの製品となっている。アンテナを内蔵し、国内の電波法認証も取得済み。ホームゲートウェイなどのIT機器のUSB端子にそのまま

    Wi-SUNのUSBドングルを製品化――ローム
  • 「不揮発な回路」の未来 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「不揮発性を持った論理回路」というのを,ご存じでしょうか。 先日,ロームが発表した「不揮発性ロジック」のことです。2007年にCEATECの同社ブースでも展示されていたので,ご記憶の方も多いかもしれません。 技術的な詳細は日経エレクトロニクスの最新号(2008年6月2日号)の特報欄にてご紹介したので,ぜひそちらをご覧頂きたいのですが,簡単にいうと,「論理回路の中の記憶素子であるレジスタを,電源が切っても内部の記憶データが消えないようにする技術」です。電源を切っても記憶内容が消えない(不揮発性)ということは,論理回路が演算をしていない際に,一時的に電源を切れるわけです。不揮発性ロジックというと取っつきにくい印象を受けますが,いわば待機電力を低減する技術,低消費電力化のための技術といえるでしょう。 ちなみにレジスタというのは,エレクトロニクス業界の技術者の方であればいまさら説明は不用かと思いま

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