外食企業の海外進出が、コロナ禍で加速している。 2021年は回転寿司の「スシロー」が中東のドバイに進出したり、セルフうどんの「丸亀製麺」がロンドンに進出したりと、これまで日本の外食が積極的に出店しなかった地域で成功するケースが増えている。 国内ではオミクロン株の感染が拡大し、まん防(まん延防止等重点措置)が全国34の都道府県に発出。コロナ禍の収束が見えなくなっているが、時短を余儀なくされた外食企業も、コロナ後を見据えて動き始めている。そうした行動のうちの1つが、海外への進出だ。 日本は、コロナ禍における経済の回復が世界的にも遅い。また、コロナ前の成長率も世界最低水準だったことから、事業を拡大させるには海外への展開が欠かせないという考え方が、外食産業で広がっている。 900円でも「高い」とされる日本のラーメンが、欧米では2000円以上でも普通に売れるというのはよくいわれることだ。他の外食でも
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