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名古屋大学は2022年7月15日、信号の形や色に合わせて手や足で反応する実験を実施し、高齢者と大学生が踏み間違え数では同等の成績を示しても、高齢者は大学生に比べて反応の切り替えや抑制を担う前頭葉の活動を多く必要とすることを明らかにしたと発表した。 実験では、信号の形と色に応じて反応する手足と押すペダルを同時に判断させ、その際の神経活動の指標として脳血流量の変化を調査した。 その結果、ペダルを押すまでの時間と神経活動の高さは対応しており、高齢者は大学生と比べて、踏み間違え回数は同等の成績だったが、ペダルを押すまでの反応時間が長く、神経活動も高まっていた。このことから、認知負荷に応じて神経が活動していることが示唆された。 また、高齢者も大学生も右足で右ペダルを踏む直交条件より、右足で左ペダルを踏む斜交条件の方が判断時間が遅く、大脳皮質の前頭前野左背外側部(左側の眉の奥あたり)の神経活動が高まる
サインクリエイト(浜松市南区、伊藤千明社長)は、電池の工夫や給電機能などを追加した改良版の超小型電気自動車(EV)を市場投入した。高齢者らの街乗りや災害時の非常用電源などとして訴求する。価格は標準モデルで120万円(消費税抜き)、太陽光パネルの充電機器などを搭載したフル装備モデルで220万円(同)。年間10台の販売を目指す。 同EVは佐藤員暢愛媛大学客員教授の協力により、中国製EVをベースに電池や足回りなどを改造した。鉛電池の劣化原因であるサルフェーション(硫酸鉛が結晶化して化学変化しない状態)を改善する手法などを取り入れ、電池寿命を一般的な鉛電池に比べ、3倍ほどの6―9年程度に延ばした。 車両のサイズは全長2170ミリ×全幅1166ミリ×全高1565ミリメートル。家庭用コンセントで充電できる。航続距離は「ライトや空調を使うと50キロメートル程度」(伊藤社長)。高齢者らの買い物などの移動、
特許技術である「曲面サウンド」が搭載された同製品は、テレビの音量を上げなくても音がクリアーに聞こえるようになり、補聴器や集音器とは構造が全く異なるという。ミライスピーカーを開発・販売するサウンドファンの山地浩社長と取締役の金子一貴氏に、曲面サウンドの革新性とビジネスモデルを聞いた。 関連記事 スタバを超える? シンガポール発「Flash Coffee」が人気のワケ シンガポール生まれのコーヒーチェーン「Flash Coffee(フラッシュコーヒー)」が、表参道に日本1号店をオープンした。2020年1月に創業したばかりだが、アジア7つの国と地域に200店舗以上を展開している。創業者でありCEOのDavid Brunier(デイビット・ブルニエ)氏と、日本事業の責任者である松尾ポスト脩平氏に事業戦略を聞いた。 真っ先に変えるべきは日本人の「思考」 オードリー・タンが貫く「透明性」と「多様性」
「運転を代わってもらえますか。ナルセペダルの使い方を教えますから」と社長。取材ついでに、実際にナルセペダル搭載車を運転させてくれると聞いていたが、まさか会ってすぐに運転することになるとは思っていなかった。 社長の説明を聞きながら、ナルセペダルに足を乗せる。詳細な仕組みと特徴はまとめて後述するが、簡単に言うと、この大きなペダルを踏み込むとブレーキがかかる。これは普通のクルマと同じだ。異なるのがアクセル操作。かかとの位置は動かさず、つま先を右にずらしペダル右側面についている縦長のアクセルレバーを押すと、アクセルが作動する。 最初は恐る恐るだったが… 最初は違和感がある。が、徐々に慣れてくる。通常のクルマでも、かかとを固定したまま、ブレーキとアクセルのペダルを足が右に左に行き来しているからだろうか。 説明と練習はトータルで5分程度。「高齢者ならもう少し練習しますが、もう大丈夫でしょう。出発です」
わたしは九州大学で博士号を取得中です。分野は工学、人間科学あるいは情報工学です(自分で選択可能です)。ここで研究を続けられるきっかけを作ってくださったのが九州大学名誉教授松永勝也先生です。わたしの恩師です。 この松永先生の踏み間違い事故に関する理論は次の通りです。 AT車暴走事故防止の決定打「ナルセペダル」が普及しない理由 ダイヤモンド・オンライン 岡田 光雄 様々な技術の進化により、車の安全性能は現在も進化を続けているが、それでもなくならないのがアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故。しかし、実はこの誤操作事故を防ぐための技術は、すでに25年も前に開発されている。本来であれば“世紀の大発明”と呼ばれてもおかしくないナルセペダルだが、何故浸透しないのか。九州大学名誉教授で「事故なき社会株式会社」取締役の松永勝也氏に聞いた。(清談社 岡田光雄) 踏み間違い事故が多発するオートマ車の構造の問
このところ、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故のニュースが多発している。 5月2日、大分市で病院の1階ロビーに車が突っ込む事故が発生。16日には群馬県太田市でコンビニに、21日には京都市で民家に車が突っ込む事故が起きている。交通事故総合分析センター(東京)によると、同様の事故は2005年~15年までに年間5000~7000件発生している。 そもそも何故、踏み間違い事故が起こるのか。その要因のひとつと言われるのが、マニュアル(MT)車に乗る人口が減少したことだ。日本自動車販売協会連合会(『新車登録台数年報』2016年)によると、15年に販売された新車239万1404台のうち、MT車はたったの3万9331台(1.6%)。市場の人気は、運転が簡単なオートマ(AT) 車が圧倒的だ。 「一昔前に流行ったMT車の場合、アクセルとブレーキの他にクラッチとの連携操作が必要だったので、そのことが事故防
ワンコインで始める「見守りサービス」 渋谷区と東京電力ホールディングス(東電HD)は、IoTを活用した見守りサービスの実証を2017年6月から開始すると発表した。ビーコンを搭載した専用端末を持つ高齢者や子どもの位置情報履歴を、家族がスマートフォンやPCから把握できる仕組みだ。 ビーコンの電波を受信する基地局は、コンセントにつなぐだけで設置できる端末を提供する。無料アプリをインストールしたスマートフォンも基地局として活用可能。公共施設や東京電力が持つ電柱などの設備も基地局にして、サービスの精度を高める。 また東電HDはキリンビバレッジバリューベンダーと協力し、渋谷区内に設置している自動販売機に基地局端末を取り付ける。正確な時期は決まっていないとしているが数カ月間の実証を行い、渋谷区でどれだけ基地局が必要かを検証するという。 今回の取り組みの主体は東電HDが担い、大阪府箕面市や福岡県福岡市の小
ビジネスパーソンの医療費〜高齢者がいる家庭には一層重い負担が (諏訪 弘=フリーライター) 政府が2006年10月に実施した医療制度改革によって、高額医療費の自己負担額が増えた。同時に高齢者医療費も事実上の値上げとなった。政府が2005年度に実施した老年者非課税措置の撤廃で、「現役並み所得者」と認定され、医療費3割負担となる高齢者が増えたためである。 2008年度には、老年者非課税措置の撤廃による急激な税負担を避けるための経過措置が全廃となる。この結果、3割負担の高齢者の数はさらに増えることが予想される。高齢者のいる家庭は一層の負担が強いられることになる。 今回は、高額医療費と高齢者医療費に関する情報を整理すると共に、社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーの蒲島竜也さんのアドバイスをお送りする。 高額医療費の自己負担分が増えた 前回は、税源移譲と、定率減税の廃止に伴う税負担
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