Apple’s big AI rollout at WWDC will reportedly focus on making Siri suck less
「3回オフィスセキュリティEXPO」で筆者が思わず立ち止まったのは、その紙が銀色の光を放っていたからだ。「カルバス(KALBAS)が開発した「コピー防止用紙」である。説明員によると、紙の銀色が、印字された文字を「コピーできない」ようにする最大の工夫だという。 コピー機の読み取り機能を活用して、紙を銀色に 仕組みはこうだ。コピー機が情報を読み取るとき、読み取りたい紙に光を照射し、その明るさによって濃淡を判別して複製する。この性質を利用すると、「コピー防止用紙」をコピー機にかけたとき、コピー機が銀色を黒色として読み取るのだ。 もし黒文字で書かれた文書を複製しようとしても、コピー機が文字も紙もまるごと黒く読み取るため、出てきた紙も当然、黒。元の紙に書かれた文字列は読み取れないというわけだ。このため、「コピー防止用紙」のセキュリティ機能はモノクロ印刷したものに限られる。 紙は、普通紙にアルミ蒸着し
石から紙が作れることはご存じだろうか。ViaStone JAPANが国内販売する「ViaStoneペーパー」は、石灰岩を主成分とした紙。紙パルプを使わないため森林資源に負担をかけないほか、エネルギー使用量が少ないなど、環境負荷が少ない点が特徴。また水に強いため、アウトドア用途など防水性能が求められる用途にも向く。 この紙の原料は、チョークやライン引きの粉に使われる石灰岩(CaCO3)が80%、紙形状にするための“つなぎ”に使われる高密度ポリエチレン(HDPE)が20%。紙パルプは一切使われていない。一般の合成紙が石油を主な原料としているのに対し、石油由来のポリエチレンの量が少なく、環境に優しい。 一般的な紙はパルプから作るが、「パルプの製造には原油を使うので原油高の影響を受けやすい」とViaStone JAPAN。原油高騰で紙価格が値上げとなったのも記憶に新しい。ViaStoneぺーパーは
北海道開発局「廃止」私案〜多重行政解消のモデルケースに 2008年7月2日付の毎日新聞で、「北海道開発局 廃止へ」という記事が1面に載った。これをきっかけに「統廃合 首相、前向き姿勢」(7月2日付け朝日新聞夕刊1面)、「廃止論 加速」(7月7日付け日経新聞)と、報道がつづく。北海道開発局の廃止論は、6月26日、地方分権改革推進委員会に僕が提出した私案「北海道開発局を組織、人員を丸ごと北海道庁に移管する」がきっかけである(その後、「猪瀬私案」と呼ばれる)。 北海道開発局は官製談合を繰り返す組織 北海道開発局をめぐる談合事件が相次いで起きたのが5月と6月である。5月には、北海道開発局の農業土木事業で競売入札妨害があったとして、開発局幹部3人が逮捕された。6月にも、北海道開発局の河川改修工事をめぐって、国土交通省北海道局長が競売入札妨害容疑で逮捕されている。北海道開発局は省庁再編で国土交通
7月10日に開かれた私的録音録画小委員会(文化庁長官の諮問機関・文化審議会内)で、電子情報技術産業協会(JEITA)と権利者側の意見が対立し、議論が暗礁に乗り上げている(“iPod課金”議論、振り出しに 権利者とJEITA、小委員会で激論)。 「DRMがあれば補償金は不要」と主張し続けるJEITAに対し、権利者は「せっかく進んだ議論を突然2年前の振り出しに戻した」と批判。文化庁の川瀬真・著作物流通推進室長も「JEITAは以前の主張を蒸し返し、ちゃぶ台を返した」と言い、学者の委員からは「このままでは結論が出ない。JEITAはもう少し譲歩できないか」と求める声も挙がった。 JEITAは何を意図し、補償金の議論をどこに持って行こうとしているのだろうか。小委員会後に開いた会見で、著作権専門委員会委員長の亀井正博氏、同副委員長の榊原美紀氏、常務理事の長谷川英一氏が記者からの質問に答えた。 ――JEI
「人生には3回の“モテ期”がある」と聞いたことがある。記者(♀、24歳)には一度もモテ期が訪れていないので、信じてはいない。だがその話が本当なら、乙女たるもの、いずれ来るモテ期に向けて万全の備えをしておきたいものだ。 バンダイが2月7日に発売する「女試し。」は、女性の“モテ力”を測定できるツールだそう。モテ期を待望する記者には気になるアイテムだ。 男性がしてほしい女性のしぐさや行動、ファッションなどについて問題に答えることで、回答者がどれだけ“男心”を理解しているかを「moteQ」(モテキュー)と名付けたモテ指数で算出する。20~30代の独身男性1000人を対象に行ったアンケート調査を元に制作されたという。 早速、1問試してみよう。問題:男性が彼女に着て欲しいパジャマは?──選択肢は「浴衣」「ネグリジェ」「だぼだぼのパジャマ」「スウェット」の4つだ。ユニクロのスウェット上下セットを着て寝て
米Googleは2月5日、Gmailの実験的機能として、複数の受信トレイを利用できるようにしたことを明らかにした。 この機能はGmail Labsから利用でき、Gmailのデフォルト画面に複数の受信トレイを設置できる。スター付きメッセージや、特定のラベルの付いたメッセージ、特定の条件でフィルタリングしたメッセージなど、複数のトレイをデフォルト画面に表示することが可能。 英語版GmailのLabsアイコンをクリックして表示されるLabsタブにある「Multiple Inboxes」を有効にすると、表示したい受信トレイ、表示するメッセージの数、ボックスの配置を設定できる。Gmail Labsの利用には最新版のGmail(Internet Explorer 7、Firefox 2以上に対応)が必要。
お笑いタレントのブログで執拗に誹謗中傷した人が、名誉毀損・脅迫で一斉に摘発された。今回の事件から見えてくるものは何か。そして、加害者にならないためにはどうすればいいのだろうか。 2008年、韓国のトップ女優が、ネットの噂を苦にして自殺した。それ以前にも、歌手や女優が自殺している。これを受けて韓国政府も、規制に向けて動きだしたが、言論の自由を盾にして反発が多く実現していないという。 日本でも、ブログを通じての一斉摘発が行われた。いったい、何が原因なのか。そして今後どうなっていくのかを検証したい。 ブログ炎上で初の一斉摘発へ 2月5日、お笑い芸人のブログへ誹謗中傷の書き込みをしたとして、警視庁中野署が17~45歳の男女18人を名誉毀損容疑で書類送検する方針を固めたと報じられた。加えて、脅迫容疑でも29歳の女性が書類送検されており、この件に関する検挙は19人にのぼった。ブログの炎上から閉鎖などと
米AppleのiPhoneとiPod touchとの違いはかつて、極めて明瞭だった。一方は電話であり、もう一方はそうでなかった。しかし、iPod touchの無線LAN接続を使い、フル機能を備えた電話として利用できるアプリケーションの開発にVoIPプロバイダーが乗り出す中、その境界線は薄れつつある。 ただし1つだけ障害がある。無線LAN接続がなければ、iPod touchはiPod touchのままでしかない。 最近ではVoIPプロバイダーの米JAJAHがこの波に乗り、2月5日にキャリアと非キャリア向けのホワイトレーベルソリューションを発表、iPod touchをiPhoneに変えるサービスを自社ブランドで売り出せるようにした。JAJAHのサービスにはアプリケーションそのものに加え、世界200カ国での通話処理や音質コントロールから課金、決済処理まで網羅した管理サービスのスイートが含まれる。
IPAは、2008年春に見つかったIPAをかたる偽メールとウイルス感染について解説。ソーシャルエンジニアリング攻撃に対処する事例として紹介している。 情報処理推進機構(IPA)は、2008年春に発見された同機構をかたる偽メールとウイルス感染をモデルケースに、ソーシャルエンジニアリング攻撃への対処方法について解説している。 発見された偽メールはIPAのドメイン名に偽装して送信され、件名に「セキュリティ調査報告」と付けられていた。本文にはセキュリティの脅威動向を解説する文面とPDFファイルが添付され、署名にIPAの住所や電話番号などが記載されていた。 これらの内容を一見しただけでは偽メールに気づくのが難しく、受信者に「IPAからセキュリティ情報を提供された」と思い込ませるための細工が凝らされている。IPAでは、こうした手口に代表されるユーザーをだますためのソーシャルエンジニアリング型攻撃が増加
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