IntelとCitrixは、デスクトップ仮想化技術を広範な企業ユーザーに提供する計画だ。Intelの管理/セキュリティ技術であるvProとCitrixのXenハイパーバイザーおよび仮想化アプリケーションを組み合わせることにより、企業のデスクトップ/ノートPC上で仮想マシンを容易に実行、管理できるようにする。 IntelとCitrix Systemsは、それぞれの仮想化技術とハードウェア管理技術を組み合わせた統合製品を提供する計画だ。これにより、企業の個々のクライアントPC上で動作する複数の仮想マシンのセキュリティ対策と管理が容易になるという。 IntelとCitrixは1月21日、共同開発計画を発表した。両社のコラボレーションの内容は、IntelのvPro技術(デスクトップ/ノートPCで容易な管理とセキュリティ対策を可能にするチップセット)とCitrixの仮想化技術(Xenハイパーバイザー
情報漏洩対策や運用管理効率化の切り札として,シンクライアントを導入する気運が高まっている。社内のパソコンを一掃し,全面的にシンクライアントに移行する大手企業も出てきた。仮想化技術やブレードPCなどを取り込むことで,シンクライアント製品そのものも急速に進化している。 それだけではない。ここにきて,サービスとしてシンクライアントを提供する事業者も登場するなど,企業にとって利用しやすい環境が急速に整ってきた。パソコンやサーバー同様,企業インフラの有力な選択肢となったシンクライアントの最新動向に迫る。 Powered by 日経コンピュータ,ITpro 第1回 相次ぐシンクライアント大量導入 第2回 見えてきた“現実解” 第3回 シンクライアントの欠点補うサービスが相次ぎ登場 第4回 失敗しないサービス選択,3つのポイント 第5回 ソフトフォンや指紋認証も利用可能に
2007年04月15日01:45 カテゴリiTech 家庭用thin clientがうまく行かない5つの理由--そして1つの市場 私はnaysayersは嫌いだが、それでもこの件に関してはまだnayと言わざるを得ない。 家庭にはPCの代わりにThinClient(シンクライアント)を ビジネス用途でばかり注目されがちなシンクライアントだが、こと日本においては、実は家庭向けにこそ通常のパソコンよりもシンクライアントが向いている。ブラウザーでかなりの用事が済むようになった現在、フルセットで10万円オーダーのパソコンを買うのはバカらしくも思える。そしてブラウザーを動かすのに、フルセットのパソコンはいらない、という意見はわかる。私自身そういう実験があったら一家で参加してみようと思わぬでもない。が、私がそれに投資するかといえば、今は躊躇の方がはるかに大きい。以下、その理由を箇条書きにしてみる。 以下
「大手メーカー製のWindows XP Embedded搭載シンクライアントでは,セキュリ ティ・ホールが発覚した時エンジニアが1台1台パッチを当てる必要があるという回 答だった。LinuxならCFカードの差し替えもしくは、CFカードの書き換えで,ユーザー自身の手で簡単にアップデートできる」(リクルートエイブリック),「Linuxなので,地元の業者からホワイト・ボックスPCを調達できた」(沖縄県浦添市),「USBメモリーにLinuxを格納しており,既存のパソコンに挿して起動すれば即座にLinuxシンクライアントになる」(NTTコムウェア)---シンクライアントのOSとしてLinuxに注目するユーザーが増えている。 ユーザーがLinuxを選んだ理由はコストではない。上記のコメントが示す,その柔軟性だ。管理コストを低減するための機能や,構成などを,一切の制約なくカスタマイズすることができる。技
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