電気通信事業者協会(TCA)は12月7日,11月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。10月24日の携帯電話の番号ポータビリティ(MNP)開始後,その影響を1カ月間通して加味した初の数字となる。その結果,KDDIが32万を超える純増数で他を圧倒し,4カ月連続で首位を堅守した。一方,NTTドコモは調査開始以降,初めて純減に転落した(10月末時点の数値に基づく関連記事)。 KDDIはauが47万9600の純増,ツーカーが15万4600の純減となった。ツーカーはauへの同番移行を実施しており解約者の約95%がauへ移行している。auとツーカーを合計したKDDI全体では,対前月比32万4900の純増。auブランド単体でもKDDI全体でも,他を寄せ付けない強さを見せた。 これに対して,NTTドコモは前月比1万7500の純減。さらにこの数字には,自販機などに組み込む「通信モジュール」の純増数5万3
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