セキュリティ企業のPanda Securityは9月11日、マルウェア配布の目的で偽のYouTubeサイトを作成できる新型アプリケーションを発見したとブログで伝えた。 このアプリケーションは、スペイン語の設定画面で不正ファイルの場所や偽サイトで表示する警告メッセージ、動画のプロパティなどのオプションを設定できる。
![YouTubeの偽サイトを作るアプリ出現](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/47e2f62fd4b2a1d95506b86a5e7bb550ef7b8cd1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F0809%2F12%2Fmake_fakeyoutube.jpg)
YouTubeの動画であるかのように見せかけてユーザーをだまし、マルウェアをダウンロードさせる新手の手口が見つかったとして、セキュリティ企業のWebsenseがアラートを公開した。 Websenseによると、このファイルは、ダウンロードすると動画形式のアイコンを表示する。ユーザーをだまして実行させるためだ。ファイル名は「YouTube04567.exe」となっており、旧ソビエト連邦のドメインである「.su」のサーバでホスティングされている。 ファイルを開くとデフォルトのブラウザが開かれ、「After World Episode 6」というYouTube上の動画に接続される。だが、これは見た目だけ。バックグラウンドでは米国でホスティングされている別のサーバに接続し、さらに2つの悪質ファイルをダウンロードする。これらの悪質ファイルは、ユーザーの銀行口座情報やログオン情報などを盗むトロイの木馬で
人気SNS「MySpace」を悪用してマルウェアをばらまく攻撃が幾つか報告されているが、ウイルス作者の次のターゲットは人気動画共有サイトYouTubeのようだ――Trend MicroのTrendLabsがこのように警告している。 同社は最近、YouTubeにトロイの木馬「TROJ_ZLOB.CVK」がアップロードされたという報告を受け取ったという。このトロイの木馬はほかのZLOBの亜種と同様、ビデオファイルの再生に必要なコーデックを装う。このトロイの木馬に感染したシステムはDNSサーバの設定を変えられ、ユーザーをほかのサイトにリダイレクトする。 このトロイの木馬はビデオの再生にはコーデックが必要だと主張するが、YouTubeビデオはFlashビデオフォーマットを使っており、特別なコーデックは不要だとTrendLabsはアドバイスしている。 これまでZLOBの亜種がYouTube風の偽アダ
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