若い妊婦さんに多いのですが、妊娠による体重増加や体形の崩れを心配するあまり、必要な栄養をとるのをためらう人がいます。 動物実験では、「極端な食事制限は胎児の脳の発育に悪い影響を与える」という報告があります。人間で同様の実験はできませんが、同じような結果になると予想するのが自然です。 実際、子宮内の発育が悪い胎児の中でも、極端に成長が遅れている場合は脳に障害が生じることがあります。 もちろん妊婦さんの食事だけが胎児の脳に影響するわけではありません。それでも医療従事者に注意されるほどの食事制限はやめてください。母子手帳に体重を記入する欄がありますが、あれは体重の増えすぎをチェックするとともに、増えなさすぎも見ているのです。 おなかの赤ちゃんの栄養は、母体と胎児を結ぶ血管を通して運ばれてきます。母体の側に栄養的な問題がないからといって、胎児も同様に問題がないとは言いきれません。食事の影響が少ない
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