茨城県守谷市の障害者支援施設に入所していた45歳の男性がおう吐や下痢などの症状を訴え、今月2日に死亡しました。 男性は病原性大腸菌のO157に感染していて、茨城県が感染経路などを調べています。 茨城県などによりますと、守谷市の障害者支援施設に入所していた45歳の男性は先月30日、おう吐や下痢などの症状を訴え、今月1日から市内の病院に入院していました。 そして、今月2日に腎機能が悪化して死亡したということです。 病院で検査したところ、男性の便から病原性大腸菌のO157が検出され、茨城県はO157の感染が原因で死亡したとみて感染経路などを調べています。 この障害者支援施設にはおよそ50人が入所していますが、死亡した男性のほかに症状が出た人はいないということです。 茨城県によりますと、O157に感染して死亡が報告されたのは、ことしに入って全国で初めてだということです。
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