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ブックマーク / hiroyukikojima.hatenablog.com (2)

  • 数学は言葉 - hiroyukikojima’s blog

    一般の人が、数学を読んで理解しようとするとき、二つの障壁を乗り越えねばならない。一つは、語られている概念が抽象的であること、そしてもう一つは、それを語っている「言葉」が数式というこれまた「読みにくい言語」だ、ということだ。書き手が後者を突破する道は二者択一である。第一の道は、数式を使わず、極力日常の言語で表現すること。第二の道は、あえて「数式言語の読み方をレクチャーする」ことである。でも、第二の道を選択する書き手はほぼ皆無である。なぜなら、相当しんどい作業になる上、それだけの努力がの売り上げに貢献するとは考えられないからだ。かくいうぼくも、第二の道を試みたことは一回しかない。それは『文系のための数学教室』講談社現代新書で、「ルベーグ積分」を題材に、積分記号の読解の作法を伝授した部分だ。そこでのメッセージは、「数式には独特の読解の仕方がある。記号を記号のまま受け入れようとせずに、自分の

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  • 論理パズルを攻略するテクニック - hiroyukikojima’s blog

    来週、いよいよ、ぼくの単行デビュー作『数学迷宮』の復刻版『無限を読みとく数学入門』角川ソフィア文庫が刊行される!これは待ちにまった瞬間だ。このは、ぼくにとって最も大事なだからだ。そして、いまだに乗り越えることができないぼくの最高傑作だからだ。実に感慨深い。 無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語 (角川ソフィア文庫) 作者: 小島寛之出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2009/08/25メディア: 文庫購入: 55人 クリック: 721回この商品を含むブログ (41件) を見るとは言っても、今回は、ものすごい改訂を行ったので、「復刻」というと語弊がある。原とはだいぶ異なっている。ある意味、「原型をとどめないほど」、と言ってもいいくらいだ。テレビでやってる「ビフォー・アフター」ぐらい「なんということでしょう」的リフォームになってしまった。どの辺がそうなのか、とい

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