生食肉の表面加熱を義務化 食安委了承、厚労省施行へ 2011年8月4日 19:49 カテゴリー:科学・環境 焼き肉チェーン店の集団食中毒事件を受けて、生食用牛肉の加工基準について議論していた食品安全委員会は4日、生食で提供する場合は表面を加熱した後に処理するよう義務付けるとする厚生労働省の新基準案を大筋で了承した。 厚労省は、新基準を早ければ10月に施行する方針。 基準案によると、食肉処理業者が生食用の肉を加工する場合、気密性容器に密封後、 肉の表面から深さ1センチ以上の部分を60度で2分以上加熱し、殺菌することを義務付ける。 集団食中毒事件は金沢市のフーズ・フォーラスが運営するの4県の店舗で発生。 約170人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、4人が死亡した。 生食用食肉等の安全性確保について 厚生省生活衛生局乳肉衛生課 平成10年9月1日の食品衛生調査会委員長からの答申に基づいた「生食用食肉