【ウィンブルドン(英国)石井朗生】テニスのウィンブルドン選手権第3日は22日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子シングルスの2回戦で世界ランキング57位のクルム伊達公子(エステティックTBC)が、過去5回優勝で同30位のビーナス・ウィリアムズ(米国)とセンターコートで対戦し、7-6、3-6、6-8で逆転負けを喫した。初戦で15年ぶりの大会勝利を挙げたクルム伊達だが、40代選手としては68年のオープン化以降では大会初となる3回戦進出は成らなかった。 開閉式の屋根があるセンターコートでは、続いて男子シングルス2回戦で、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)、第8シードのアンディ・ロディック(米国)が登場。本戦初出場となる土居美咲(ミキハウス)の女子1回戦など、他のコートの試合は雨のため開始が大幅に遅れた。 ◇パワーに対抗 際立つ集中力 15年ぶりに立ったウィンブルドンの