5日午前10時40分ごろ、東京電力福島第1原発事故の警戒区域(半径20キロ圏)にある福島県富岡町の銃砲店で、一時帰宅した経営者の男性(38)が店内から散弾銃5丁と空気銃1丁がなくなっていることに気付き、県警に通報した。散弾銃などが入った保管庫が壊されており、窃盗容疑で捜査している。 県警生活環境課によると、金属製の電動シャッターのついた保管庫に納められていたが、バールのようなものでこじ開けられていた。保管庫には他に4丁があったが、残されていたという。経営者が6月16日に店に戻った際は異常のないことを確認しており、それ以降に盗まれたとみられる。【高島博之】