ウクライナでの戦闘には多くの無人機・ドローンが投入されています。 ウクライナ政府は「ドローン監視センター」を作り上空からロシア軍の動きを偵察していますが、ドローンを持っている一般市民にも広く偵察任務に加わるように呼びかけています。 ウクライナ市民が持つドローンの大半は中国製なのですが、実はウクライナ政府はロシア軍も中国製ドローンを戦場で使用していると指摘しています。 中国製ドローンをめぐる状況を油井秀樹キャスターが解説します。 (3月18日放送。動画は2分12秒です)
米国のアカデミアが極端にリベラル寄りになっているという話はこれまでも述べてきたが、そうした事態は大学をエリート内における政治的闘争の場と変えているようだ。その一例と言えそうなのが、こちらなどでも紹介しているCoyneのblogにあるエントリーだ。Conor Friedersdorf (and Alexander Barvinok) on ideological coercion in American collegesというそのエントリーでは、大学で起きている事象についてある記事を取っ掛かりに話をしている。 その記事とはThe Atlanticに載っているWhy This Math Professor Objects to Diversity Statementsというもの(CoyneによればAtlanticはwokeなメディアだが、この記事の書き手はリベラルではあっても進歩主義ではないと
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第647回「自由度が低いけど自由度が高い『戦場のフーガ』」 ライター:男色ディーノ 著者近影 自由とはなんだろう。 これ,おそらくほとんどの人が学生の間に一度は考えたことのある命題だと思うわ。でも,恐ろしいことに“自由”って,時代によって変わるんですよね。“自由”って,解釈でいくらでも形を変えることができるから。それこそ自由に。 権限のある人から「自由にやっていいよ」と言われても,結局自由じゃないことなんていくらでもあるし,実際,本当に自由を与えられたところで,自分の中での自由ってものが何なのか分からなかったりもするからね。 今のところの私の”自由”に対する見解は,「他人があっての自由なんだろうなあ」という感じ。「他人がどう思うか」という先回りありきの自由。まあ,ここら辺のとらえ方も,また私が歳を取ったり時代が変わったりしていくうちに,変化はするんだろう
鉄砲が無かった時代、長距離から敵を攻撃する手段は弓矢かクロスボウでした。 クロスボウにせよロングボウにせよ、矢の先に鏃 (やじり/矢尻) がついており、これがなければ矢はただの木の棒です。 鏃が付いて初めて凶器になるのですが、鏃といっても多種多様な形が存在し、用途に応じて適切なものを使うことで弓矢の威力を最大限に発揮します。 弓やクロスボウについては議論される事が多いと思いますが、鏃については意外と注目されていないのではないでしょうか。 クロスボウ vs ラメラーアーマー 先日、ヴァイキング バトルクラブのご好意でビザンティン スタイルのラメラーアーマー (小札鎧) に中世クロスボウを発射させてもらいました。 (標的にさせてもらったラメラーアーマーとヘルム) 射撃距離は10メートル以内、使用したのはボドキンと呼ばれる、中世で使用された四角錐の鏃 (やじり) の複製。 (使用した中世スタイル
イスラエル・ハマス衝突でサイバー空間も戦場に ハッキングで“偽の核攻撃アラート” SNSはデマだらけ:この頃、セキュリティ界隈で(1/2 ページ) パレスチナ自治区ガザのイスラム勢力ハマスとイスラエルの戦闘が、サイバー空間でも激化している。イスラエルの警報アプリから偽の核攻撃警報が発信され、双方が大規模なDDoSなどの攻撃に見舞われ、SNSに投稿された偽情報は瞬く間に拡散する。 サイバーセキュリティ企業の米Recorded Futureによると、親パレスチナ集団「AnonGhost」は10月8日(現地時間)、リアルタイムでミサイル警報を発令するイスラエルのアプリ「RedAlert」の脆弱性を突いてハッキングし、核攻撃の偽アラートを送信した。AnonGhostはさらに「イスラエルの航空機予約サイトや、イスラエル国防軍で使われている公式アプリもハッキングした」と宣言しているという。 こうした主
ニューヨーク・タイムズ紙は20日「ウクライナ軍は膨大な死傷者と装備の損失を被ったが、約1,000kmに及ぶ前線の大部分で前進を続けており、特にクラスター砲弾がロシア軍の装甲部隊と砲兵部隊を破壊するのに効果的だと証明された」と報じている。 参考:On the Front Line, Ukrainian Commanders Are Buoyed to Be on the Offensive クラスター砲弾がロシア軍の消耗を加速、砲兵の火力支援が低下していた兆候ニューヨーク・タイムズ紙は「ウクライナ軍の反攻作戦は密度の高い地雷原や圧倒的な火力の前に最小限の結果しか残せておらず、まだまだ戦いが続くという見方が広まるにつれて楽観論も消えつつあるが、この数週間の間に取材した指揮官達の認識に変化が出てきた。何十億ドルもの援助で部隊の練度も装備も向上し、新兵の訓練方法にも改善が加えられたお陰で兵士の補充
出国は2月25日と決せられた。 しかし、それまでにやらないかんことがぎょうさんある。 いまだ新型コロナ禍オミクロン株なるものが収まる気配がない。そんなご時勢に国際線に軽々しく乗り込み、ヨーロッパ各国に熱烈歓迎入国許されるわけもない。まずは羽田からにしろ成田からにしろ国際線搭乗72時間以内に発行されたPCR検査陰性証明が要るのである。ただ飛行機に乗るためだけで。さらに最終目的地ウクライナ入国48時間以内に英文で発行された陰性証明も必要とされているのである。そして帰国時には隔離期間短縮のため3度目の新型コロナワクチン接種証明も必要なのである。もうこれだけで準備アップアップや。 ウクライナへの侵攻開始、出発を前倒しに ルートは24日羽田発の深夜便でトルコ、イスタンブール経由、25日ウクライナのキエフ着。その予定に備え、前々日22日からPCR検査に向かおうとしていた矢先であった。ロシア軍のウクライ
【#父親のモヤモヤ】 育児と仕事に奔走していたら、ある日突発性難聴に。ワーク・ライフ・バランスなんて誰が言った? ライフはもはや「戦場」で、むしろ働いているほうが気が休まるという逆転現象……。 【マンガ】「パパはッ、圧倒的に役に立たない」赤ちゃん目線で描く「イクメン」 その真意は…ラストに共感 アスキーのウェブメディアで連載記事「ほぼほぼ育児」を担当する、編集者の盛田諒さん(36)。同じく編集者で共働きの妻と家事育児をシェアしながら、仕事をしています。記事には、育児のおもしろさとつらさがユーモラスに描かれています。どんな思いで記事を書いているのか。盛田さんが抱える「父親のモヤモヤ」を聞きました。(朝日新聞記者・武田耕太) いま2歳の長男の誕生にあわせ、盛田さんは2カ月の育児休業を取得しました。 妻は7歳年上。いわゆる高齢出産にあたり、妻の両親も高齢です。育児をめぐって頻繁に何かをお願いする
(CNN) 戦闘員の一人は2度にわたり撃たれたものの、搬送先の病院から前線に送り返され、雪解け水を飲んで生き延びた。ウクライナの陣地への突撃を繰り返し強制された末、りゅう弾で視力を一時喪失。塹壕(ざんごう)の中から医師によって救出され、病院の用務員として雇われた。 もう一人の戦闘員は20歳の時に軽微な薬物犯罪で収監され、23歳で前線に送られた。ほぼ何の訓練も受けていなかった彼は3週間後に死亡した。ロシアのプーチン大統領が赤の広場で対ナチス戦勝記念日を祝っていたまさにその日、彼を含む60人が突撃中に死亡したとみられる。 一命を取り留めた兵士と、早すぎる死を遂げた兵士。2人の物語はロシアの塹壕の中で無残に命が失われていく状況の縮図といえるが、そこには一つの特徴がある。死亡したのは受刑者で、ロシア国防省の運用する「ストームZ部隊」に加われば残りの刑期を猶予すると約束された者たちだったのだ。 生き
急激に店舗を増やし「VR版ラッキンコーヒー」と形容される店舗がある。「STEPVR(北京国承万通信息科技)」の「未来戦場」という店舗であり、そこで「未来戦場」というゲームを遊ぶことができる。STEPVRは今年シリーズA+とシリーズBで連続で計1億元近い資金調達を行った。10月中旬の時点で130店舗程度だが、年内には500店舗を、来年には3000店舗オープンを目指す」と意気込んでいる。 未来戦場は文字通り未来の戦場をモチーフにしたVRを用いた対戦ゲームだ。VRというと体を座るなり立って固定するなりして遊ぶのがこれまでの常識だったが、広い店舗内でゴーグルを装着したまま歩いて移動し、銃型のコントローラで敵を狙い撃つ。映像は以前のVRゲームよりも表現が豊かでリアイティが高まり、3DCGの世界の中で動きまわれる。未来戦場は「MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」と呼ばれる2対2か5対
要約の達人 from flier “10分で読める”をキャッチフレーズにする要約サービス。ビジネス書を中心に話題の新作から名著まで、概要をまとめた「要約者レビュー」、「著者情報」、革新性・明瞭性・応用性で採点される「評点」、要点を簡潔に示した「本書の要点」、「要約本文」、「一読のすすめ」という構成で、本の内容を効率的につかむことができる。詳細はこちら。 バックナンバー一覧 2014年7月17日に起きた、マレーシア航空17便撃墜事件を覚えているだろうか。ロシア政府はこれを「ウクライナの仕業」と発表したが、それは嘘であると暴露したのは民間人たちだった Photo:123RF レビュー SNSが戦争に与える影響力の大きさは、私たちの想像以上だ。 たとえば本書『140字の戦争 SNSが戦場を変えた』は2014年のウクライナ内戦において、ロシアがSNS上でどのように情報工作をしたのかを取り上げている
佐渡島の金山の世界遺産推薦決定を祝う横断幕=新潟市中央区で2022年2月1日午後2時29分、露木陽介撮影 政府が1日にユネスコ(国連教育科学文化機関)に推薦した「佐渡島(さど)の金山」(新潟県佐渡市)の世界文化遺産登録を巡り、保守派や一部メディアで「歴史戦」という言葉が叫ばれている。強制労働があったとして韓国側が反発しているためだ。日韓はこれまでも歴史認識で対立を繰り返してきたが、果たして世界遺産を「歴史戦」の戦場にしてよいのだろうか。【佐野格、山下智恵/デジタル報道センター】 江戸期の金山に「強制労働」と反発 まずは経緯を振り返りたい。 佐渡金山は、戦国時代末から平成(1989年)まで操業した国内最大級の金銀山だ。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。とくに、金の採取から精錬まで手作業で行っていた江戸時代の遺構は世界的にも珍しく、世界遺産に求められる「普遍的価値」が高いとされる。2
クアルコムは最近、長年にわたり自動車部品メーカーが支配してきた市場に参入した Photo: Ethan Miller / Getty Images 今から数年後、次に買う車のメーカーとモデルを決める際、もう一つ難しい選択に直面するかもしれない。それはグーグルモデルか、それともアップルモデルかというものだ。ほかにも「自動車メーカーのジェネリック」という選択肢や、これは思い付きだが、アマゾン・プライム版も登場するかもしれない。 車の中でもとりわけ、電気自動車(EV)でスマートフォン(スマホ)化が顕著だ。スマホ業界の初期に起きたことが、自動車業界で今起きている。スマホ業界の大手2社がこの数年に繰り広げている競争は一段と激化している。グーグルは基本ソフト(OS)アンドロイドの自動車向けでメーカーとの提携を拡大している。一方のアップルは、車での自社ソフトウエアの能力を広げる計画を小出しにしている。
ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領が予備役を徴兵する「部分的動員」の導入を発表した21日、首都モスクワなど露各地で動員に抗議するデモが起きた。露人権監視団体「OVDインフォ」によると、22日午前1時(日本時間午前7時)時点で、全国38の都市で少なくとも1384人が治安当局に拘束された。政権側はデモを力で押さえ込み、動員を予定通り進める構えだ。 全体の参加者数は不明だが、デモは2月の侵攻開始当初に露全国で起きた反戦デモ以来の規模になったとみられ、国民の反発の強さを示した。ただ、政権が動員を見直す可能性は事実上ゼロだとみられている。 侵攻開始当初の反戦デモは政権側の徹底的な弾圧を受け、3月上旬に壊滅。OVDインフォによると、約2週間で参加者約1万4千人が拘束された。 一方、ウクライナのベレシチュク副首相は21日、交流サイト(SNS)上で、露国民に「徴兵されて戦場に送られた場合は降伏し、
<かつてイギリス陸軍情報部高官からも「最も革新的な戦車」と評されたが、お披露目パレード当日からトラブルが続く「いわくつき」でもある> ロシアの戦車「T-14アルマータ」は、かつて英陸軍幹部から「10年に1度の最も革命的な戦車」というお墨付きをもらったことのある最新鋭設計だ。ところが、英国防省が1月19日に述べたところによると、ウクライナでロシア軍を率いる指揮官たちは、この戦車が投入されることに乗り気ではないらしい。最大の問題点は、これまでトラブルが続出してきたことによる信頼性の低さにある。 【動画】初公開当日から最新鋭T-14戦車を襲ったトラブル/ウクライナ向けとみられるT-14を捉えた衛星写真 英国防省が1月19日に投稿したツイートによれば、ロシアは、新型の主力戦車(MBT)T-14の第一陣をウクライナに投入するかどうかを、検討している模様だ。英国防省が投稿した衛星画像は、「ウクライナ向
返却されたポスター - (C)大島渚プロダクション 東京・新宿の新宿武蔵野館で展示されていた、故・大島渚監督の名作『戦場のメリークリスマス』の貴重な海外版ポスターが盗難被害に遭った件について、映画配給会社アンプラグドは、盗まれたポスターが、18日に劇場へ差出人不明で返却されたと発表した。 デヴィッド・ボウイ&坂本龍一ら出演【画像】 盗難されたポスターは、映画公開当時の世界各国におけるオリジナルポスターのひとつで、1点しかない貴重なもの。『戦場のメリークリスマス 4K修復版』『愛のコリーダ 修復版』の公開を記念して開催されたポスター展で展示されていたが、15日の午前に何者かがポスターケースのネジを外して持ち去ったといい、情報提供を呼び掛けていた。 ADVERTISEMENT 同社では「ポスターが無事戻りましたので、権利元である大島渚プロダクション様とも協議いたしまして、これ以上の詮索は行わな
『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』:新たなる戦場へ。あらすじは? こんにちは、アニメ愛好家の皆さん! 今日は、2024年秋にNetflixで世界独占配信される予定の新作アニメーション『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』について語りたいと思います。 ガンダムシリーズ第1作目『機動戦士ガンダム』(1979年)の舞台となる一年戦争中のヨーロッパ戦線にフォーカスをあてた全6エピソード(30分×6話)の、世界配信向け新作オリジナルアニメーションです。 ストーリー 物語は宇宙世紀0079年、ジオン公国が地球連邦政府からの独立を宣言し、戦争状態に突入したところから始まります。 新兵器モビルスーツの活躍により序盤こそ優位を保ったジオン軍でしたが、地球の全面制圧を行う戦力はなく、戦況は膠着します。 そして開戦から11ヶ月後、東欧のジオン軍占領下にある基地の一つが連邦軍に奪取されます。 基地の奪還に向か
「戦場のメリークリスマス」は1983年に公開された大島渚監督による戦争映画。デヴィッド・ボウイ、坂本、ビートたけし、内田裕也、三上寛、ジョニー大倉らがキャストを務めたことに加え、本作で初めて坂本が映画音楽を手がけたことでも話題を集めた。今回上映されるのは「戦場のメリークリスマス」の映像をデジタルデータに変換して修復した“4Kバージョン”。2023年に大島の監督作品が国立機関に収蔵される予定のため、本作の最後の大規模ロードショーが企画された。映画のビジュアルは、坂本とデヴィッド・ボウイのポートレートおよび劇中に登場する花と刀がレイアウトされた、ビビッドなデザインに仕上がっている。 なお本作に続き、同じく大島の監督作品「愛のコリーダ」の修復版が4月30日より全国で順次公開される。 ※大島渚の「渚」は旧字体が正式表記。
2021年7月29日にリリースされたドラマティックシミュレーションRPG『戦場のフーガ』。この作品は、イヌヒトやネコヒトが暮らすケモノ世界を描いた「リトルテイルブロンクス」シリーズの最新作だ。 (画像は戦場のフーガ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より) 本作を生み出したサイバーコネクトツーにとって「リトルテイルブロンクス」シリーズは、これまでに『テイルコンチェンルト』や『Solatorobo それからCODAへ』といったゲームでも共通する世界観として描かれてきた、同社にとって非常に重要なものだ。それは『戦場のフーガ』が、サイバーコネクトツー初の自社パブリッシングタイトルであることからも伺える。ちなみに、「リトルテイルブロンクス」やケモノジャンルに対する同社のこだわりは、こちらの記事でも詳しく語られている。 ところでケモノジャンルと言えば、2
(CNN) ウクライナのレズニコウ国防相は28日までに、西側諸国に対し軍装備品の追加供与を要請した際、兵器製造企業にとってはロシアの侵攻に抗戦するウクライナで自社の製品の質などを試せる機会が得られるとの見方を示した。 SNS上で、「これまで言ったきたことを繰り返すが、我々は様々な国の全ての軍事産業が近代兵器を提供するよう求めており、戦場で現在の世界にとって最大の脅威となっている敵にどう使えるのかをお見せ出来る」と主張した。 ドイツが供与を表明していた自走式対空砲「ゲパルト」の3基が到着したことを発表した際に述べた。 ウクライナの防空能力の強化に寄与するとしてドイツと同国国防相に謝意を表明した。また、ウクライナの地元テレビの取材に、届けられたのは同対空砲3基に砲弾数千発と明かした。今回提供された分を合わせ計15基が譲渡される予定とした。 一方、ウクライナのダニロウ国家安全保障国防会議書記は2
What Are T-14 Armata Battle Tanks? Russian Vehicles Plagued With Problems <かつてイギリス陸軍情報部高官からも「最も革新的な戦車」と評されたが、お披露目パレード当日からトラブルが続く「いわくつき」でもある> ロシアの戦車「T-14アルマータ」は、かつて英陸軍幹部から「10年に1度の最も革命的な戦車」というお墨付きをもらったことのある最新鋭設計だ。ところが、英国防省が1月19日に述べたところによると、ウクライナでロシア軍を率いる指揮官たちは、この戦車が投入されることに乗り気ではないらしい。最大の問題点は、これまでトラブルが続出してきたことによる信頼性の低さにある。 ■【動画】初公開当日から最新鋭T-14戦車を襲ったトラブル/ウクライナ向けとみられるT-14を捉えた衛星写真 英国防省が1月19日に投稿したツイートによれば
「親にどういう仕事をしているのかってうまく説明ができないんですよね」 通常国会の開会を目前にした1月。1人の「トンビ」が遠い目をしてつぶやいた。 スーツに身を包み、メモ帳片手に国会内を飛び回る。彼らは記者ではない。 各省庁に所属する官僚で、国会で日々情報戦を繰り広げている。 (金澤志江) 至上命令は“法案を会期内に成立させること” 防衛増税や少子化対策について議論が交わされる代表質問を控えたこの日。国会内のとある部屋の前にその姿があった。 議員だけによる話し合いやマスコミ向けの会見で部屋の中に入ることができない場合、扉の近くに立ち、外に漏れ伝わる内容を聞きながら忙しくメモを取る。 必死なのは彼らが各省庁にあげる情報が法案の可決・成立に向けた重要な役割を果たすからだ。 国会に提出された法案はすべてが成立するわけではない。法案そのものに不備があったり、スキャンダルが明るみに出たりして審議が進ま
日本のお隣、韓国は、1953年の朝鮮戦争休戦以降も現在に至る69年間ずっと「戦時中」です。今でも徴兵制がある「戦場国家」韓国と日本の平和はセットで、日本は平和国家というよりも「基地国家」です。南基正・ソウル大日本研究所教授は「日本人の意識は『反戦』というより『避戦』」と指摘します。【聞き手・鈴木英生】 平和で自由な日本を支える韓国の軍事文化 戦後の北東アジアには、50年に始まり53年に休戦した朝鮮戦争を経て、「戦場国家」韓国と「基地国家」日本という役割分担が成立しました。戦後日本の平和主義は重要ですが、日本人の意識は反戦というよりも「避戦」になりました。自分たちと戦争、なかでも今も終わらない朝鮮半島の戦争との結びつきを直視しなくなったのです。対照的に、韓国には戦争の負の影響がずっと残ってきました。 私は80年前後に高校生だった頃、学校で軍事教練を受けました。日本で軍事教練は戦時中までの昔話
サイバーコネクトツーは7月15日、『戦場のフーガ2』を発売すると発表した。タイトル発表にあわせて、ティザーサイトが公開されている。 『戦場のフーガ』シリーズは、“戦争×復讐×ケモノ”をテーマとしたドラマティックシミュレーションRPGだ。『テイルコンチェルト』や『Solatorobo』など、イヌヒト・ネコヒトたちが暮らす浮遊大陸を舞台とした「リトルテイルブロンクス」の世界観を受け継ぐ作品である。前作となる『戦場のフーガ』は2021年7月29日に発売。家族や故郷を奪われた12人の子どもたちが主人公。限られたリソースをやりくりながらギリギリの戦いが繰り広げられるなど、命の重さをテーマとした過酷な物語が描かれた。 続編となる『戦場のフーガ2』のティザーサイトでは、現在タイトルロゴのみが披露されているかたち。さらなる続報は7月28日公開予定とのことだ。じつは続編の制作については、3月時点でサイバーコ
もしロシアが核兵器を使用するとしたら、軍事拠点ではなく、むしろ人が多く集まるウクライナの都市部を爆撃するのではないかという意見がある。だが、クレムリンがそうした一歩を踏み出す可能性は極めて低いようだ。米シンクタンク「戦争研究所(ISW)」のアナリスト、メイソン・クラークへのインタビューの概要を、ベラルーシメディア「ゼルカロ」が伝える。 核を使ってもウクライナは降伏しない メイソン・クラークが指摘するように、いま確かに、核の脅威はウクライナでの戦争が始まって以来、最高レベルとなっている。それはロシア政府から、とりわけドミトリー・メドヴェージェフ元大統領から聞こえてくる。しかしシンクタンク「戦争研究所(ISW)」は、彼らの目的はむしろ、ウクライナを威嚇して後退させ、欧米の支援者らに援助をやめさせることだと考えている。 クラークは「プーチンは実のところ、核兵器を使いたいとは思っていないだろう」と
映画『ムーラン -戦場の花-』では、柔然軍が北魏を圧倒してしまうので、その要因について解説しましょう。 映画『ムーラン -戦場の花-』のキャスト 監督&脚本 登場人物 映画『ムーラン -戦場の花-』のストーリー 『柔然が北魏を圧倒できた要因』 『ムーラン』シリーズの豆知識 『ムーラン -戦場の花-』と他の映画を比較 映画『ムーラン -戦場の花-』のまとめ 映画『ムーラン -戦場の花-』のオススメ層 映画『ムーラン -戦場の花-』の残念な所 映画『ムーラン -戦場の花-』の見所 映画『ムーラン -戦場の花-』のキャスト 『ムーラン -戦場の花-』は、アメリカ合衆国で作られた作品ですが、中国の歴史映画で、日本では2020年9月4日に上映されました。 監督&脚本 監督:ニキ・カーロ 脚本:エリザベス・マーティン&ローレン・ハイネック&リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー 登場人物 ムーラン:
キリルは「友人」を殺し、家族を失いながら戦場を生き抜いた COURTESY OF MEGUMI ITO <市民を砲撃してくるロシア軍。しかし、自分や家族を守るために人の命を殺めなくてはならない一般市民もいる。家族を殺され、自分も友人を殺すという戦争の無慈悲。生還した20歳の若者が語ったこととは?> 5月5日の朝、私はウクライナ南東部の街ザポリッジャ(ザポリージャ)の避難民センターにいた。夜中の2時頃までロシア軍の占領地から避難民が到着しており、その撮影をしていたのだ。前日の騒がしさは嘘のようで、センターはまだ動き始めたばかりだった。そこへセンターのボランティアで、私の通訳も務めてくれているマキシム・バイネルが現れた。 「彼の話は聞かれるべきだ、と思うんだ」 1人の若者と一緒だった。それがキリルだった。キリルはマリウポリ出身の20歳。マリウポリではロシア軍の包囲戦で多くの人たちが殺され、今も
(社会新報2022年2月23日号1面より) 米国のバイデン政権や主流メディアはイラク戦争時のように怪しげな情報を拡散しながら、「ロシアのウクライナ侵攻」を宣伝している。だが真に論議されるべき課題は、ロシアが求めている安全の保障なのだ。 ◇ ロシアのタス通信は2月15日、南部軍管区の所属部隊がクリミア半島における演習を終了し、カスピ海に面したダゲスタンなどの原隊に帰還したと報じた。またロシア国防省も同日、ベラルーシ国内の西部軍管区所属部隊も予定通りウクライナ国境近くの演習を終えて、撤収中と発表した。 昨年11月以降、米国のメディアが「ロシア軍のウクライナ国境付近の集結」を報じ、ロシア軍がウクライナに侵攻するかのような雰囲気がつくられた。バイデン大統領もこれを追認して「侵攻したら決定的に対応し、ロシアに手厳しいコストを負わせる」(2月12日)といった発言を繰り返した。 「16日侵攻」説飛び交う
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