アスラテック株式会社は、前田建設工業株式会社の運搬台車「運ん太郎 LD09」(はこんだろう)を遠隔操縦できるユニットのプロトタイプ開発に技術協力したことを発表した。 通常の「運ん太郎」は後ろに人が立って操縦レバーで運転する仕組みだが、操縦レバーを遠隔で操作するユニット(プロトタイプ)を新たに開発することで遠隔からの操縦を実現した。また、この遠隔操縦ユニットは後付けで設置できるため、「運ん太郎」の本体を改造することなく、遠隔操縦に対応させることが可能という。 なお、同遠隔操縦ユニットを搭載した「運ん太郎」は、2020年2月7~8日に神奈川県横須賀市で開催されるイベント「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ2020」で、一般向けに初めて公開される予定だ。展示ブースでは、来場者の方が「運ん太郎」の遠隔操縦を実際に体験し、操作性などを確かめることができる。 同社は、今後もロボット技術を活用して