自民党の石原幹事長(党東京都連会長)は20日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、来春の東京都知事選に向けた父・石原慎太郎知事の去就について、「家族的にはそろそろ辞めてもらいたいが、都連会長とすると、(候補者擁立で)最後困ったら、もう1回やってもらいたい。複雑な心中だ」と述べ、知事の4選に向けた出馬に期待感を示した。 石原氏は都知事選に関し、「新党改革の荒井幹事長が電話してきて、『(同党の)舛添代表が出る。間違いない』と言った。周辺取材だが東国原英夫宮崎県知事も出る」とも語った。 石原氏の発言に対し、舛添氏は20日、「都知事選出馬は検討もしていない。根も葉もないことで、大変迷惑している」と不快感を表明した。荒井氏も「そういう事実関係はない。舛添氏とは都知事選の話は全くしていない」と否定した。